竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

変われども変われどもー信州戸隠トレイルラン2018予報

信州戸隠トレイルランレースには過去2回、2015年と2017年にロングの部に参加しました。
今年は9月30日(日)開催予定ですが、4月に骨折した左腕が回復しておらず、参加を見合わせます。
この記事の最後の方(◇以下)に2017年大会の記事のリンクをまとめてあります。
後述のように、2017年までとはコースが大幅に変わっているのでレースの参考になるかはわかりませんが、滞在の参考になればよいなと思います。

2017年大会は終始よく晴れていましたが、2015年大会は雨混じりの曇天から始まり、午後から晴れたような記憶があります。
雨混じりの2015年は、今回と同じく9月第4週の開催でした。
9月は天候が安定せず台風も来やすいので、天気が変わりやすく、参加者としてもまた対応を迫られます。

変わりやすいと言えば、このレースのロングの部のコースもまた変わりやすく、私が最初に出た2015年は45km、2度目の2017年は50km、そして出場はしないものの2018年は60kmとなりました。

2018年大会コース
http://www.togakushi-trail.com/course/

2017年大会コース
http://www.togakushi-trail.com/2017/coursemap/

2015年大会コース
http://www.togakushi-trail.com/2015/coursemap/

しかも今年のコースは、昨年までのルートを逆回りで走る区間もあり、これまでとは大分様相が異なるレースとなりそうです。
例えば飯縄山南登山道は2017年までは下りのルートでしたが、今年は登りで使用するようです。
飯縄山南登山道では2015年の大会で大転倒した記憶がありますが*、今回は登りなので転倒の心配は少ないでしょう。

http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/01/22/213441
登りの場合は飯縄山への登山者を追い抜きながらのレースになるため、登山者への気遣いが試される局面が多々あるかと思います。
出場しない私がいうのもなんですが、トレイルランナーの矜持というか、マナーの良さを知ってもらう良い機会だと思います。
陰ながら応援したいと思います。

他にも、戸隠牧場のラウンドは距離が大幅に延ばされ、今までは行かなかった古池というところまで登って大回りをするようです。
単純に距離が延びただけでなく、山岳セクションも全体的にハードになった印象を受けます。
こうやってマップを眺めた印象では、けっこうキツいコースかも知れません。
ただ、キツいとかハードとかいった言葉にワクワクとか喜びとかを感じてしまう種族のトレイルランナーである私としては、より楽しいコースに変わったんだろうなとも思います。
本当に楽しいかどうか自分の足で確かめられればよいのですが、骨折が完治しないなかトレイルランニングを再開することはできません。
今年の参加者の方々が、今まで私が見たことのない風景を見に行けるのは、純粋に羨ましく思います。
いつか治ったら、変わったコースを走ってみたいと思います。

ただ、変わった変わったとはいえ、変わらないところももちろんあるようです。
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最初の瑪瑙山への登りから振り返って見た戸隠山高妻山です。
ここは2015年も2017年も序盤で通りました。
瑪瑙山には今回も、スタート直後にガツンと登ります。
戸隠神社宝光社から小鳥ヶ池に向かう途中の町中ににある急坂。
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言われた通り、見ての通りの坂ですが、今年もコースになっているようです。
この張り紙はまたあるのでしょうか。
とても気になります。
小鳥ヶ池はこんなところです。
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第2エイドの鏡池も素敵な場所ですが、この小鳥ヶ池を見ると心が落ち着きます。
小鳥ヶ池から鏡池の間の森もまた素敵な森です。f:id:CHIKUSENDO:20180730234605j:plain
天候によりますが、柔らかい木漏れ日に癒されるかもしれません。
レース後半の戸隠牧場にも癒しの光景が。
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この子馬も今年は大きくなっているのでしょうか。
戸隠牧場から瑪瑙山に登り返して、最後の戸隠スキー場を下りきると、フィニッシュの直前に戸隠山高妻山が出迎えてくれます。
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今年はスタートとフィニッシュが同じなので、文字通り帰って来る感じです。
私の出場した2015年も2017年も、私のフィニッシュ時刻にはよく晴れていました。
今年も晴れたらいいですね。

◇2017年大会の記事

2017年大会予報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/09/111416

2017年大会速報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/10/183230

2017年大会レポート1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/11/235525

2017年大会レポート2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/12/183126

2017年大会レポート3
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/14/203355

2017年大会レポート4
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/17/221550

2017年大会余録1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/20/235148

2017年大会余録2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/22/164100

故郷の浜はー東京湾アクアスロン2018予報

私が初めて出場したアクアスロンの大会は、2016年の第3回東京湾アクアスロン大会でした。
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この大会は一般社団法人日本国際オープンウォータースイミング協会という団体が主催していて、トライアスロンというよりはオープンウォータースイミングに力点が置かれています。
会場は稲毛海浜公園内にある人工海浜・いなげの浜で、スイムはその名の通り東京湾を泳ぎます。
海は、晴れていれば青く、
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晴れていなければ鉛色。
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私の出場した2016年大会はよく晴れていました。
海の水は、北部東京湾の濁った海ではあるものの意外ときれいで、視界はけっこうあったような気がします。
スイムの後は稲毛海浜公園内を周回ランします。
大会規模は大きくないのですが、海を泳ぐ本格的なアクアスロンが東京近郊でできる貴重な大会だと思います。
興味のある方にはお勧めです。
レースや会場の詳細については、過去記事のリンクを付けておきました。
参考になれば幸いです。

2016大会レポート
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2016/12/16/224721

2017大会応援感想記
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/10/18/234824

この大会も私の故郷である千葉市美浜区高浜で開催されるレースです。
このレースと千葉市海浜アクアスロンとを合わせて、勝手に、高浜アクアスロンシリーズと名付けています。
しかし、昨年は千葉市海浜アクアスロンは完走したものの、体調不良で東京湾アクアスロンDNSしたため、シリーズが成立しませんでした。
今年は骨折の影響でどちらも参加を見合わせたため、シリーズ未開催のままシーズンが終わることになります。
まあ、勝手に始めたシリーズ戦なのでどうでもいいことなのですが、楽しみが一つなくなるのはやはり物悲しい気持ちになります。

会場のいなげの浜は埋め立て地の人工海浜です。
ここが日本初の人工海浜であることを、今回調べて初めて知りました。
この浜には子供の頃から海水浴に潮干狩り、花火に夜遊びと、色々な思い出があります。
特に甘酸っぱい思い出があるわけでもないのに、なぜか切なくなるノスタルジックマジックにとらわれる場所です。
それでも、特定の思い出に結びつかない風景として心から離れないのは、やはり夕景です。
この浜は西海岸なので、海と夕陽というベタな絶景に出会うことができます。
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2016年大会の後、ひとしきり故郷を徘徊してから戻ったいなげの浜の夕暮れは、じっと見入ってしまうほど美しく感じました。
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波打ち際で遊ぶ子供たちを見守る母親と夕焼け。
自分で書くのもなんですが、フォトジェニックなこと半端ないって、素直に思います。
しかし本人たちに聞いたところ、大人と子供は赤の他人とのことでした。
こんなに親子感が半端ないのに…。
私の故郷の浜は、妙なマジックにかけられてしまうところのようです。

夏の名残のー千葉市海浜アクアスロン2018予報

2018年の千葉市海浜アクアスロン大会は、9月9日(日)に開催されるそうです。

http://www.tokio-world.com/chibactiy-aquathlon/index.html

私は、私の故郷である千葉市美浜区高浜で行われるこの大会の存在を昨年初めて知りましたが、大会自体は今年で21回目となります。
歴史を積み重ねてきた大会です。
7月5日現在、まだエントリー期間は終わっていないようです。
私自身は骨折の影響でスイムの練習ができなかったため、今年の参加は見合わせます。
この大会のスイムは、稲毛海浜公園プールの「流れるプール」を使用します。
ただし、大会はプールのシーズン営業終了後に開催されるので、水は流れてはいません。
1周300mのプールを周回した後、海浜公園内をランで周回するレースです。
スイムとランのデュアスロンには興味があるけれど、いきなり海は泳ぎたくない、という方にはお勧めの大会です。
また、この大会にはトライアスロンのトップ選手がゲストとして登場します。
昨年はリオデジャネイロオリンピックパラリンピックの代表選手が来て、軽くではあるもののそのパフォーマンスを見せてくれました。
とてもよい刺激になりました。
そういう意味でもお勧めの大会です。

故郷であるので、大会会場の稲毛海浜公園プールには、少年時代、夏になると何度となく遊びに行きました。
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夏休みが終わると同時に屋外のプールの営業が終わるため、夏休みの象徴のような場所でもありました。
この大会はシーズン営業終了後の開催ですが、まだ夏の名残のある時期です。
少年時代の夏休みを振り返ると、甘酸っぱいような過ごし方をしたわけでもないのに、思い出すたびに切なさがつのります。
でも、そんな感傷はレースには関係ありません。
昨年初出場した私は、スイムで失敗してしまい、故郷の水の冷たさを肌身に感じました。
その体験記事を下にまとめました。
参考になれば幸いです。

予報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/02/181750

レポート
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/06/125421

余録
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/06/213223