おくればせながら本年もよろしくお願いいたします。
2026年最初のレースは、1月18日開催の第45回フロストバイトロードレースのハーフマラソンの部でした。
この大会は福生市などにある米空軍の横田基地が会場で、日本にいながらアメリカの大会の雰囲気を味わえることで有名です。
私は初出場でしたが、無事にハーフマラソンの距離を完走しました。
「無事に」というのは、2023年は2km短かったとか、2024年は1km短かったとか、とにかく距離が合っていないという評判が多く見られる大会ですが、今回はその点がしっかりしていたようでよかった、というくらいの意味です。
他によく目にする評判としては、横田基地内への入場チェックで時間がかかることがある、というものでした。
ただ、私は正直なところ、そのことをあまり気にかけていなかったのですが、それが非常に甘いものであったことを思い知らされます。
ハーフマラソンのスタートは11:00予定だったため、当日は10:00少し前に横田基地に着くように行動していました。
実際に基地のゲートに着くと、目の前に大混雑が…。

ゲート前でこの人波ですが、構内も何重かに行列ができており、しかもなかなか進みません。
米軍の要員だけでは手が足りなかったと見え、自衛隊員もかり出されていたものの、身分証と本人の顔を目視で照合する作業にはかなりの時間がかかります。
私が通過できたのは、ゲート前到着から50分ほど後、この待ち時間でけっこうな疲労感を覚えました。
スタート時刻はこの混雑を受けて20分遅れの11:20に変更されるとアナウンスされていましたが、会場へはアップがてらファストジョグで向かいます。
荷物預け場所探しに少し手間取り、トイレにも行くともうスタート1分前、ろくな準備運動もせずに整列してスタートしました。
初めのうちは基地内の施設が建ち並ぶ中を走るため、ランナーの人数に対して道が狭く、走りにくさを感じていました。
今日は走れないレースになるのかなと思っていましたが、南北方向に走る滑走路の西側に出ると、視界が急に開けます。
こんなに広いのか!
しばし開放感に浸ります。
例えるならば、荒川の河川敷と同じか、もしくはそれ以上の広さを感じました。
また、距離が進んでランナーがバラけてきたこともありますが、道幅も二車線くらいあって走りやすくなります。
なお滑走路では、レース中もけっこうな頻度で軍用輸送機やプロペラ機などの離発着があり、はじめは物珍しく思っていましたが、すぐに気にならなくなってしまいました。
慣れるものなんだなとは思いますが、これが毎日だと周辺住民は大変なんじゃないか、ということも思わざるを得ません。
なお、滑走路近辺は軍事施設であることから撮影禁止の旨が通知されていたため、レース中は一切撮影しませんでした。
ただ、コース上にはそうした掲示がほとんど(全く?)ないからか、撮影を楽しんでいる選手もチラホラ見かけました。
ただ、昨今のアメリカ情勢を考えると、どこが撮影禁止エリアなのかは明示しておかないと、後々厄介なことになる気がしてなりません。
ということでレース中の写真が一切ないため、代わりに1kmごとのラップタイムを供覧します。

号砲と同時に計測を始めたため、グロスタイムが表示されています。
この日のプランは、1km4分30秒を15kmまでキープして、その後は身体の声を聴いてペースメイクというもの。
手元のGarminをチラ見しながら、ある程度の上振れを許容しながら走りました。
コースは滑走路の北端まで走り、右に回り込んだ後、南下して東側へ向かいます。
給水や折り返しでペースダウンすることもありましたが、11kmまでの間に4分20秒を少し過ぎる程度にペースが固まってきました。
ちなみにこの日は快晴で、気温も低くなく風も強くなかったことから、走っていると暑いくらい。
そのため、全給水所でしっかり水を飲みました。
8kmの給水所から先の区間は、基地内の米軍宿舎であろう団地のようなところを走ります。
住民のアメリカ人が応援してくれていましたが、まさにアメリカン、にぎやかで楽しそうな応援で、走っているこちらまで楽しくなりました。
知らなかったのですが、グッジョブ!って、走るときにも使うんですね。
ていうか、人生でこんなにグッジョブ!って言われる機会もなかなかないと思われるのでとても貴重な経験でした。
ネイティブなグッジョブ!を求めている方々にはぜひ、フロストバイトへの出場をお勧めします。
12kmから先は、滑走路の東側から西側へ、来た道を戻ります。

滑走路脇の道に戻ると、河川敷のような開放感の中をまた淡々と走ります。
当初の予定は、15kmまでを1km4分30秒、その後は身体次第というものでしたが、なんだかんだで目標を少し上回るペースで15km走れてしまいました。
これは周囲のランナーの皆さんのおかげでもあり、ペースが乱れそうなときにその背中を追いかけると、ペースを整え直すことができます。
とても助かりました。
15kmからは、なんだか行けそうなコンディションだったため、4分20秒を切るくらいから始めて、フルマラソンサブスリーペースの4分15秒を目指してスピードを上げます。
18km過ぎてからはまだ余力がありそうだということで、4分10秒まで上げましたが、ここで右の横っ腹が痛くなりました。
これがずいぶん久しぶりのことだったのですが、お前は何年自分を追い込んで来なかったんだと、昔の私が怒りそうです。
痛みには2kmくらいは耐えたのですが、ついに20km過ぎからペースダウンが始まってしまい、スピードを上げ切ったままフィニッシュすることはできませんでした。
グロスで1時間34分9秒、ネットで1時間33分31秒のフィニッシュタイムは、私のハーフマラソンのセカンドベスト※にあたる記録です。
※正しくはサードベストでした。2014年12月7日の板橋リバーサイドハーフマラソンで記録したグロス1時間32分53秒、ネット1時間32分29秒が本当のセカンドベストです。
ベストタイムは2015年に記録した1時間28分40秒(ネット)なので遠く及ばないのですが、11年分歳をとった割には、まあ、グッジョブなのかなと思います。
レース後は基地内にあるハイスクールの体育館に移動して、預けた荷物をピックアップします。

観客席の雰囲気など、ドラマで観てきたアメリカのハイスクールそのものです。
やはりここはアメリカなのですね。
基地の中で撮った写真はこれ1枚しかありませんが、この場所に一番鮮烈にアメリカを感じました。
でもそういえば、参加賞のトレーナーもバッチリとアメリカンです。

ジスイズTHEアメリカンスエットシャツ!
着やすい色なので当日即着用して帰宅しました。
なんなら本日1月24日に開催された花嫁街道・烏場山トレイルランにも着ていってしまいました。
何気に気に入っています。
参加賞もグッジョブ!
装備等
頭:BUFF・キャップ
サングラス:TIFOSI・SVAGO
シャツ:HOP IS FUN・半袖
アンダーシャツ:finetrack・半袖
アームカバー:R×Lメリノ
手袋:R×L
ズボン:Goldwin・腹巻き風サンプル
タイツ:2XU
カーフスリーブ:CEPレース
靴下:スマートウール
靴:アシックス・マジックスピード4