竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

団欒ーCOVID-19徒然21

明けましておめでとうございます。
松の内のうちに、新年のご挨拶ができてよかったです。

本当ならば遅れている2020年の振り返り記事や、ITJ2020のレポートを書かなければならないのですが、なかなか筆の重い年末年始を過ごしてしまいました。
私の勤務先は例年仕事始めは1月6日です。
本日は出社したため、いつもの中華料理店で夕食を摂っています。
いつもと同じく紹興酒を飲みながら、家族連れのお客さんの団欒の声を聞いています。
今回の年末年始は帰省しなかったため、家族で食事を摂る機会はありませんでした。
それでも、他の家族の団欒を眺めながらお酒を飲むのも、また一興だなと思います。
私は、結構な若い頃から、多分中学生くらいからだと思いますが、他人が楽しそうに語らっている姿を見ていると、なぜだかそれだけで幸せな気分になる種の人間です。
これがまた、他人であればあるほど、知らない人であればあるほど、その幸福感が強くなる傾向があるから不思議です。
他人の幸せな気分を感じられることの幸せということなのでしょうか。
私にとっては赤の他人なこのご家族は知る由もありませんが、仲良く楽しそうに過ごしているあなた方を見ている私は幸せな気分に浸っています。
もちろん、友人同士、知人同士の団欒に参加しているのも幸せですけど。

この記事を書いている2021年1月6日は、初めて日本全国で新型コロナウイルスの感染確認者が5000人を超えて、最終的には6001人に達しました。
報道では数日前から、明日にも東京・神奈川・埼玉・千葉に緊急事態宣言が発出されるとのことです。
飲食店には20時閉店の短縮営業要請が出される予定で、この中華料理屋さんもそれに応じ、夜の営業自体を休止するとのことです。
私がこのお店を好きなのは、美味しいということはもちろんなのですが、それに加えて、私の知らないお客さんたちが楽しそうに過ごしている、その雰囲気が好きだからというのも大きな理由です。
そういう場所が私の生活から離れていくこと、それは堪えられないことです。
このパンデミックを契機に、私たちを取り巻く世界が壊れ始めていて、それが揺るがしようのないことを、私には否定できません。
それでもその世界が壊れないように、私自身が踏みとどまり、あえて赤の他人と言いますが、赤の他人が踏みとどまる力になれるように、またその力であることができるように生活したいと切に思います。
ちょっと大袈裟な話になりました。
でもね、団欒に満ちたこの世界を壊さないために、力を尽くしたいと思います。

そんなことをつらつら思っていた今宵も、デザートはココナッツ団子。
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丸々として、鏡餅のようにも見えます。
お正月ですね。
いつもと変わらず上品な甘さで、とても美味しゅうございました。
団子のように丸くて甘い生活、それを失わないように力を尽くす1年にしたいと思います。
年の初めからトレランブログの趣旨はどこへ行ったやらな感じですが、今年も何とぞよろしくお願いいたします。

振り返らない大晦日ーCOVID-19徒然21

新型コロナウイルス感染症COVID-19の蔓延は止まることを知りません。
本日2020年12月31日には国内の感染確認者の最高記録を更新しました。
日本全体で4515人(後で確認したら4520人まで増えてました)、東京だけでも1337人。
感染拡大が止まらないまま、2021年を迎えます。

そんな状況なので、高齢の両親がいる私は、今回の年末年始は帰省しませんでした。
多分20年前に大学の卒業論文を書いているときには年末年始の帰省はしなかったはずですが、それ以来でしょうか。
例年とは違う年越しです。

それでも、習慣というか身体化された傾向性というか、そういうものはぬぐいがたいものです。
晦日にはこれを食べなければ終われない。
ということで、実家の大晦日の食事を、自宅で再現してみました。
それがこれ。
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ピザです。
私の両親は別にイタリア人なわけではないのですが、ピザを焼くのが好きで、私が子供の頃から、家族そろって食べていました。
今日は11年前のノートを引っ張り出して、教えてもらったレシピと手持ちの食材と相談しながら、久しぶりに作ってみました。
ソースの味付けがかなり上手くいって、自分でいうのもなんですが、美味しゅうございました。
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コロナも飲み干しましたよ。
無理矢理に験を担ぎましたが、そうしてでも、2021年にはCOVID-19が収束や終息を迎えていることを願ってやみません。

トレランブログのはずなのに、こんなことばかり書いている1年でした。
ランニングの振り返りは例年大晦日までにしていたのですが、帰省しないと意外とやることが多くてなかなか記事が書けないことがわかりました。
なので、年が明けてから色々振り返ることにします。
ITJ2020のレポートもまだ書いてない…。
でも、今夜はこのおめでたさを覚えるスパークリングワインを明けてしまいます。
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とか言ってたら、明けてしまいましたね。
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年よりも早く。
お後がよろしいところで、皆様、良いお年をお迎えください。
また来年もどこかの山で元気に走りましょう。

2020年のクリスマスイブーCOVID-19徒然20

伊豆トレイルジャーニーITJ2020のレポートに取りかかれないでいる間に、新型コロナウイルス感染症COVID-19は益々と猖獗を極めつつあります。
市民感覚として、ヤベエぞマジで、っていう思いが積み重なっていく日々を過ごしています。
東京は、どころか、既に日本全土で壮大なロシアンルーレットをしていて、誰か運の悪い人が感染する、としか言い様のない様相が長く続いています。

そんなときでもクリスマスイブは来るものですが、出社日でもあった今日の夕食は、会社の近くの中華料理屋さんで過ごしています。
今の今まで、紹興酒を飲みながら読書をしていました。
私は何か飲みながら読書をしたりスマホを読んだり、飲みながら文字を読むのが好きで、一人で飲むときはたいてい何かしらの文字を読んでいます。
今宵はこれを読み終えました。
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今月のNHK・Eテレ「100分de名著」で取り上げられている、フランスの社会学ピエール・ブルデューの代表的著作『ディスタンクシオン』の解説書です(立命館大学教授の社会学者、岸政彦著)。
「100分de名著」には、私が中学生の頃から大好きな伊集院光が出演していて、かつ、私が最近もっとも好きな社会学者の岸政彦が出演するとなると、これはもう視聴するしかないのです。
ということで、テキストで予習して、テレビも放送時間に合わせて観て、なんか、久しぶりに学ぶことと快楽とが繋がる興奮を覚えています。
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なんかね、なぜかイラスト入りのかわいい本でもあるのですよ。
放送は来週月曜28日に最終回を迎えてしまいますが、寂しさを覚えながらも楽しみにしています。

岸さんの著作では、学術書ではなくエッセイ集的な『断片的なものの社会学』、小説(岸さん、芥川賞候補にもなったことがあります。社会学者なのに)『図書室』が好きです。
雨宮まみとの雑談集『愛と欲望の雑談』も面白かったですよ。
というか、まだそれしか読んだことがないのですが、どれも面白い本なので、なにかの機会があればご覧ください。
次は、学術書も読もうかな。
『同化と他者化』もしくは『街の人生』か。
いずれにしても楽しみです。

そんな2020年のクリスマスイブ。
紹興酒を飲みながら、岸さんの本を読みながら、食べていたのは大好物の水餃子。
1個目。
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2個目。
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3個目。
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4個目。
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5個目。
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デザートはココナッツ団子。
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赤、緑、白。
なにげにクリスマスカラー、しかもホワイトクリスマス。
皆様にメリークリスマス。

11秒:伊豆トレイルジャーニー2020速報

本日開催のITJ2020の70kの部を無事に完走しました。
フィニッシュタイムは11時間11秒。
昨年よりも59分短縮しましたが、あと11秒縮めていれば10時間台のフィニッシュだったなと思うと、ちょっとだけ悔しいかなと思います。
でも、11という数字には縁があって、昔ラグビーをやっていたときにつけていた背番号でした。
ポジションで言うと左ウイングというところで、日本代表では福岡堅樹選手と一緒です。
だからなんなんだ、お前も日本代表かと言われたら、何も代表したことありません、としか言いようがないのですが。
ともあれ、想定外の好成績で嬉しかったな。
富士山もきれいで楽しかったです。
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とか言いながらGo To ジャーニー:伊豆トレイルジャーニー2020予報

2020年12月13日に開催される、伊豆トレイルジャーニー2020の70kの部に参加します。
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受付を済ませて、今は宿でゴロゴロしています。

ここに来てCOVID-19が全国的に蔓延し、危機的な状況であるという自覚はあります。
GoToキャンペーンは一時停止すべきだと、私もそう思っています。
出走の見合わせも考えてはいましたが、UTMF2021に当選したこともあり、自分の現在地を確かめなくてはならないという強い動機が生まれてしまいました。
社会的な要求とは相容れない行動かもしれませんが、個人的には行かざるを得ないと強く思っています。
こんな葛藤を書き残さなくてはならない世界を生きるなんて、想像してませんでした。
前にも似たようなことは書いていますが、本当に世界が変わってしまった感覚があります。
どうしたらいいのか本当にわからない。
とか言いながら、明日はGoToジャーニー。
無事の完走が第一の目標です。

どこにも行けないーCOVID-19徒然19

新型コロナウイルス感染症COVID-19の拡大防止のために行われた事実上の移動制限によって大打撃を受けた観光業界を救済するためのGoToトラベル事業を、今日までに2回利用しました。
ちなみにその他のGoToキャンペーンは、主体的には利用していません。
そんな私ですが、勝手にこのキャンペーンについて総括したいと思います。
端的に言えば、税金の使い方としては筋の悪い、不公平な制度だなという印象を受けました。
使える人しか使えないというのが、公金使用の公平性の担保という点で、大問題であると思います。
私自身は利用することができて、少なからぬ返金も受けましたが、返金を受けるということは先に払うお金の余裕があればこそなのです。
その余裕がない場合には、公金による経済的補填を受けることができません。
お金の余裕が、公金支出の不公平を生む状況を作る行政施策は不公正である、としか考えようがありません。
さらに悪いことに、COVID-19の罹患者も、このキャンペーン以降著しく増加しています。
ここはもう中止して、余った予算は現在の感染拡大第3波に対応している医療機関に回してはどうでしょうか。

そんなGoTo事業ですが、私はスカイライントレイル菅平の往復バスと宿泊のセットツアーと、父親の仕事場の移転の手伝いに京都に帰省したのとに、GoToトラベルを利用しました。
相対的に危険地帯である東京から、感染後のリスクの高い高齢の両親に会いに行くとなると、それ相応に警戒した行動を取る必要があります。
なので、京都の実家には泊まらず、ホテルに3泊しました。
それで新幹線(のぞみ)の往復込みで2万3千円くらいで済んでしまいました。
先の感想を抜きに純粋に金銭的なメリットだけで考えると、すさまじいものがあるなと思います。
だからこそ、余計にお金の使い方としてどうかと思ってしまうのです。
そこはかとなく、後ろめたさを感じてしまうのです。

来月12月13日は伊豆トレイルジャーニー2020に出場の予定ですが、前泊の宿がGoToトラベルの対象になっています。
でも、現在のCOVID-19の感染拡大状況を考えると、やはり東京発着のGoToトラベルは停止すべきなのだと考えざるを得ません。
でも、それは同時に、東京都民は移動を控えるべきという情勢でもあります。
ITJにも出ない方がいいのかな、と思わざるを得ません。
本当にどうしたらいいかわからない。
大いに悩ましい問題です。
もう、どこにも行けない。

【おまけ】GoToトラベルde帰省の思い出写真展
東京発のぞみの右の車窓に大山を望みます。
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丹沢山塊の奥には、うっすら富士山。
せっかくなので、駅弁は富士山弁当に。
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中身を撮るのは忘れました…。
新富士あたりから、よく晴れた薄い雪化粧の富士山。
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その奥には、憧れの天子山地。
UTMF2021の抽選に通ったら、そしてレースが無事に開催されたら、ここを走ることになるはずです。
名古屋を過ぎたらアイスクリームとコーヒー。
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たぶん季節限定のマロングラッセ、美味しゅうございました。
アイスを左手に、右手の車窓には伊吹山が。
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夢高原かっとび伊吹の舞台ですね。
まだ参加したことのないレースですが、いつか出走したいなと思います。
そして、父の新しい仕事場近くから望む比良山地
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間近で見るのは初めてですが、立派な山塊ですね。
この山も実に走りたくなる山である(『全力坂』の吹越満のように)。
帰路は左の車窓からの富士山。
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少しだけ、雪のお化粧が濃くなりました。
晩秋です。

自転車持ってないけどースカイライントレイル菅平2020余録

スカイライントレイル菅平2020の装備等の記録です。
今年は43kmのスカイマラソンに参加しました。
事前にエイドでの食料提供が少ないと告知があったため、今回は補給食の全てを自分で用意したものでまかなうことにしました。
実際エイドにはそれなりに食料があったので、ちょっと誤解してしまった感じでの判断ではありましたが、レース後の今は、用心しすぎて悪いこともないだろうと思います。
それでも、レース前の判断では、補給食を全て自前で運ぶ準備はしておかなければならないと思っていました。
ちょっとしたハセツネ気分です。
そうすると、私の場合はサイクルジャージの出番で、今回はこれで出場しました。
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赤だから真田の赤備えコンテストにもピッタリ。
このジャージには背中にポケットが3つあります。
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私は以前から、ハセツネのように食料提供のないレースや、長い距離のレースでエイドの間隔が長くなるようなときにはサイクルジャージを着用していました。
最近は減った印象がありますが、私がトレランを始めた2011年頃には、サイクルジャージで走っている選手がけっこうな割合でいて、背中のポケットからジェルをサッと取り出す姿を見て、なんかカッコいいなぁ、と憧れていました。
何かのセールで初めて手に入れたのはパールイズミのジャージで、2013年のハセツネでデビューしました。
そのジャージはもうお役御免になっています。
でもそれ以来、サイクルジャージを欠かしたことはありません。
毎回のハセツネをはじめ、FTR100、短縮レースになってしまったUTMF2016、美ヶ原2017、近いところでは伊豆トレイルジャーニー2019などで、サイクルジャージを着用しています。
ロードでも、チャレンジ富士五湖2019の100kmはサイクルジャージで走りました。
ロングもしくはウルトラディスタンスのレースでは、必ずと言っていいほど、サイクルジャージです。

メリットはやはり背中のポケットの収容力です。
今回はジェルだの固形食だのを詰めこんで走りました。
他のレースでは、補給食に加えて、ウインドブレーカーやハンドライトなどの小物や、大きめのものではファーストエイドキットを入れた実績もあります。
リュックの容量を補完できて、よく使うものを取り出しやすい所に入れておくことができます。
ただ、水は何度か入れて走ったことがありますが、ソフトフラスコでもボトルでも、重さで暴れてしまって走りにくかったので、あまりお勧めはできません。
他のものでも、少し重いと下りで暴れる可能性もありますが、ゼッケンベルトで抑えつければ対処できます。
デメリットは、ランニング用のシャツよりも重量があるというところでしょうか。
でも、使い勝手がよくて、デザインによっては普段着にもできたりするので、1枚は持っていてもいいかも知れません。
私は半袖3枚、長袖1枚を持っていましたが、つい昨日長袖の2枚目を購入してしまったため、今は5枚所有していて、通算だと6枚となってしまいました。
そんな私ですが、自転車は持っていないんです。
でも、自転車に乗らなくても、サイクルジャージは良いですよ。
今、家にあるジャージのメーカーはそれぞれ異なっていて、パールイズミ(長袖の赤)、デマルキ(半袖の紺)、カステッリ(半袖の緑)、ルコックスポルティフ(半袖の赤)、サンティーニ(長袖のグレー)の5社です。
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色とりどりで、どれもそれぞれいいところがあって、どれもおすすめです
とか言ってしまう八方美人な私は、紹興酒を呑みながらこの記事を書いています。
いい加減に酔っていますけど、サイクルジャージに乾杯。
自転車持ってないけど。
そして菅平に、乾杯。

装備一覧
頭:バフ(赤備え)、サンバイザー(Fields)
首(マスク兼用):バフ(赤備え)
シャツ:ルコックスポルティフサイクルジャージ半袖(赤備え)
アンダーシャツ:オンヨネブレステックPPメッシュノースリーブ
アームカバー:スキンズ
手袋:サロモン
ズボン:アシックス
タイツ:スキンズショート丈
アンダーパンツ:オンヨネブレステックPPトランクス
カーフ:CEP黒
靴下:ドライマックス赤
靴:スポルティバ・アカシャ
雨具:ノースフェイス上下
リュック:オスプレー・デューロ6
サングラス:スコット
ゼッケンベルト:UTMBお土産
水分:500mLソフトフラスコ×2、予備200mLソフトフラスコ×2
その他:着替え(ラグビー日本代表レプリカTシャツ)、ラグビーボール型ビーチボール