UTMF2022の完走レポートをFUJI2023が始まる1日前、つまり2023年4月20日(木)までに書き上げようと目論んでいましたが、とてもじゃないけど無理だということを悟りました。
1年ほったらかしたものを、ここ数日でまとめられるわけがありません。
あと100km分も残しているのに。
というわけで、私がUTMF2022でコース状況やレース運びなどで気になった点だけ、各区間ごとに箇条書きで羅列していきたいと思います。
F5富士急ハイランド以降はKAIの選手にも関係してきます。
なお、天子山地には行っていないので、天子経験者からの伝聞をお伝えします。
ご承知おきください。
あと、長くなるので先に述べておきます。
FUJI2023、KAI2023の参加者やスタッフをはじめ、関係者皆さんの健闘と無事を心より祈っています。
ぜひ、楽しんできてください!
◎スタート~F1富士宮
・スタート直後からほぼ下りっぱなしの林道
→飛ばしすぎで脚を使ってしまう恐れあり
・林道が開けたところからマウント富士

→晴れるといいですね!
・いわゆる送電線トレイル
→ほぼまっすぐなので単調に走り続けてしまい、しかも後ろからせっつかれるので脚が疲れる、急な下りで所々渋滞が発生する
◎F1富士宮~F2麓
・市街地の通過
→曲がり角が多く意外と大変
・カエルの鳴き声
→爆音ライブ級に音がでかい
・天子山地取り付き
→雨が降ると川になる、石がゴロゴロ
・熊森山下り(伝聞)
→急傾斜の激下りで、ぬかるんでいるとお尻で滑るしかなくなるらしい
・熊森山下山後のロード(伝聞)
→急傾斜の下りで脚を使ってしまうので疲れる
◎F2麓~F3身延町本栖湖
・東海自然歩道
→比較的フラットで走りやすい、枝が天に向かって垂直に生えている木がある
・端足峠登山口
→トイレがある
・端足峠登山道
→道は登りも下りも急傾斜で狭い
◎F3本栖湖~F4富士河口湖町精進湖
・本栖湖周りのトレイル
→1箇所激登りあり、ぬかるむと泥の壁になってしまうのでなるべく周囲の立木を使って登るとよいでしょう
・パノラマ台~烏帽子岳
→狭くて斜めっているうえに右側が切れ落ちた箇所あり、しかも乾いたコンディションだと足元がザレていて滑りやすい
・烏帽子岳下り
→急傾斜、かつ乾いたコンディションではザレていて滑りやすい
・樹海
→根っこと溶岩で足元が悪いが、雰囲気は意外と恐くない
◎F4精進湖~F5富士急ハイランド
・F4エイドの雑炊
→とても美味しゅうございます、食べ過ぎ注意、エイド出発後がロードなので、食べ過ぎで走ってしまうと気持ち悪くなる(実体験)
・登り基調のロード~足和田山
→ロードで走りすぎると足和田山でペースが落ちる、バランス感覚が必要
・足和田山
→登りが長い、晴れるととにかく景色がきれい、写真の取りすぎ注意

・足和田山下り
→かなり急、疲れます
・富士河口湖町市街地
→自販機たくさんあり、利用できます
・富士急ハイランド手前
→応援が増えてくる、元気に応えるとなぜか元気になりますよ
◎F5富士急ハイランド(KAIスタート)~F6忍野(K1忍野)
・ロードが長い
→降っても照っても天候対応が難しい、UTMF2022は暑くて大変だった
・小倉山
→ロードの合間の気持ちの良い山道、癒されます
・道の駅
→UTMF2022では利用可能、今年はスタッフに聞いてみてください、私はトイレを利用しました
・道の駅~鳥居地峠間のトレイル
→皆伐地からの富士山がきれい、あまり木々に覆われていないので天候によっては暑かったり雨に濡れたりするかも

・鳥居地峠~F6忍野のロード
→最初は下りで走れるが里に下りてからのロードが長くて辛い、でも富士山がきれい

◎F6忍野(K1忍野)~F7山中湖きらら(K2山中湖きらら)
・忍野エイド
→2022年は暑かったためエイドの補給水が切れる寸前まで行ってしまった、天候と時間帯によっては注意が必要
・大平山登山道
→比較的快適なトレイル、ただし木々にあまり覆われていないので天候注意、富士山がきれい

→山中湖もきれい

・山中湖畔きらら近く
→コンビニあり、2022年は利用可能
◎F7きらら(K2きらら)~F8二十曲峠(K3二十曲峠)
・基本的に辛い、疲れて眠い、辛い…
・明神山 ( 鉄砲木の頭 )
→景色がよく気持ちの良い登り、エイドで休んだ直後なので元気に登れてしまう、後で疲れるので注意

・明神山 ( 鉄砲木の頭 )~山伏峠
→変わった形の草がいっぱい生えている(調べたところ「バイケイソウ」という草らしいですが、鏑木さんはMFチンゲン菜と呼んでいるそうです)、アップダウンがきつめ、特に山伏峠への下りが急
・山伏峠~石割山
→稜線に登ってからが長い、大きめのアップダウンがある、岩場が多くテクニカルである意味楽しい、でも辛い、時間帯によるが2日目の夜になると眠くて仕方がない
・石割山~二十曲峠
→傾斜が急、狭いU字型の山道で足の置き場に一苦労、路面がツルツルで滑りやすい
◎F8二十曲峠(K3二十曲峠)~F9富士吉田(K4富士吉田)
・二十曲峠のエイド
→夜間は寒い、温かいものがあれば積極的に摂った方がよい
・二十曲峠~立ノ塚峠
→比較的快適に走れる、でも眠い…
・立ノ塚峠~子ノ神
→子ノ神(標高1640mのレース最高地点)への急登は長く感じる、ロープは前の人が通過してからつかまないと危険
・子ノ神~杓子山
→1kmくらいある、アップダウンが厳しめ、岩場や狭い尾根道もあるので眠くても集中力を保つ必要あり、トレイルのバリエーションが豊富
・杓子山
→あの鐘を鳴らすのはあなた♪

・杓子山下り
→始めから激下り、とても脚を使う、疲れていたら慎重に下らないと大腿四頭筋が大変なことになる、路面がツルツルするのでそれも注意
・エイドまでの林道
→長い、快適に走れる、でも眠い、
・富士吉田エイドの眺め
→まるで竜宮城みたい

◎F9富士吉田(K4富士吉田)~フィニッシュ(富士急ハイランドコニファーフォレスト)
・富士吉田エイド
→吉田うどんが美味しゅうございます
・エイドアウト直後~霜山登山口
→ロードが長い、走りやすいので余裕があれば走った方がよいかも、ただし住宅も多いので夜はなるべくお静かに
・霜山
→登りは急で長い、でも最後の登りであることを噛みしめて登ると感慨深くなる、登りの脚を使い切るのはこのとき、稜線に出る手前に片側が切れ落ちた狭い箇所あり、路面はツルツル系なので危険が予想されるエリアでは慎重に
・霜山~河口湖天上山(カチカチ山)方面
→標高が高いため時間帯によっては寒い、走れるトレイル、ここまで来たら楽しむための時間も距離もあと少し、存分に楽しんでください
・ラストトレイル

→トレイル出口は道が細い九十九折の激下り、疲れもたまっているので慎重に行かないと危険
・富士急ハイランド

→FUJIYAMAのお出迎え、山中の鉄塔以外の巨大な人工物を見るのが新鮮
・フィニッシュ(コニファーフォレスト)
→疲れ果てて頭が回らなくなっていて写真を撮り忘れるので要注意(実体験)、フィニッシュシーンはライブ配信や録画配信されるのでその覚悟で臨むとよいでしょう(私は不覚にも感極まって涙がポロリの姿をお茶の間にさらしました)