竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

滑り込み3秒ー板橋Cityマラソン2019速報

先ほど板橋Cityマラソン2019を完走してきました。
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自身4年ぶりにサブフォーを記録できました。
グロスのタイムが速報値で3時間59分57秒と、余裕が3秒しかないギリギリのサブフォーでしたが、久しぶりにいい感触で走れたと思います。
ネットでは3時間50分27秒で、最近の練習量から考えれば自分としてはまずまずの結果だと思います。
まずはここからです。
去年の4月にした骨折の影響も特に感じることなかったのは大きな収穫でした。
しかしこれからは、骨折を言い訳にできなくなります。
嬉しいことですが、言い訳のオプションが減ってしまうのはなんだかなあ…。

Wintermission2019ー先生と山2019冬

3月3日の日曜日に、山登り仲間の先生と二人で雪山ハイキングに行きました。
先生とは毎年、冬※と夏※※に山行するのが恒例となっていましたが、昨年夏は私の骨折の影響で山に行くことができませんでした。
そのため、一緒に登山するのは2018年1月以来となりました。

当初は天女山から前三ツ頭を目指していたのですが、悪天候のため計画を変更せざるを得ませんでした。
替わりに、霧ヶ峰高原の奥にある鷲ヶ峰、蓼科山と向かい合う八子ヶ峰をハイキングしてきました。
どちらも、南八ヶ岳エリアよりは悪天候になる時間帯が遅い予報が出ていたため、登れるうちに登りに行こうということで出発しました。

鷲ヶ峰の登山口は八島湿原にあります。
この日の八島湿原にはほとんど積雪がありませんでした。
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登山道はたまに雪に覆われていましたが、総じて雪は少なかったです。
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土の登山道は凍りついていて、うねうねと凹凸があり、ゴツゴツとして歩きにくかったです。
泥々の道がそのまま凍りついたような道です。
嫌らしい凍り方ですね、なんて軽く毒づいていたら、先生は、何事も経験だよ、とやんわり諭してくれました。
確かに、こんな道を歩く機会はなかなかないです。
別の機会に、この日の凍りついた山道の経験が役立てばよいと思います。
そんなこんなで稜線に出ると、眼下に八島湿原を見下ろします。
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ハートのかたちをしているという触れ込みでしたが、そんな風に見えるでしょうか。
鷲ヶ峰山頂には1時間弱で到着。
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真っ白な北アルプスがきれいに見えていましたが、見とれているうちにガスに覆われてしまい、写真にうまく写りませんでした。
帰路、蓼科山方面の1枚。
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手前の尾根と蓼科山の間に、美ヶ原トレイルランでおなじみの、南の耳、北の耳がうっすらと白く見えています。
私は美ヶ原トレイルランのレース最終盤に、南の耳から見える夕景が好きです。
南の耳にはまたその時期に来たいと思います。

次に向かったのは八子ヶ峰です。
蓼科山への登山口から、蓼科山とは逆の方向にある稜線に登りました。
こちらはほぼ全行程が雪道でした。
稜線に上がってからは高低差がないように地図では見えますが、細かなアップダウンが多くて、思うようなペースで進むことはできませんでした。
トレイルランニングで言うところの、飯能アルプスのような嫌らしいアップダウンでした。
八子ヶ峰の山頂はゲレンデのトップにあります。
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南斜面とゲレンデ側の北斜面との間に、くっきりと境界が現れています。
今年の冬は積雪が少ないと聞きますが、この八子ヶ峰もそうなのでしょうか。
帰り道は雪雲に追い付かれ、吹雪となりました。
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ホワイトアウトには至らないものの、冬を感じる一コマです。
戻ってきた八子ヶ峰東峰はこの日の最高標高地点。
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吹雪のなか、荒涼とした風景が。
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振り向いてもまた荒涼。
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季節が変わればまた風景も変わるのでしょうが、この日のこの荒涼とした風景もまた、趣があってよかったです。

この日は低山とはいえ、異なる山域で「嫌らしい」山道を経験しました。
ただ、歩いているときは嫌らしいと思っても、それが山の面白さなのだなと、下山してからはよくわかります。
こうした経験を積み重ねることで、登山の機微が少しずつわかってくるのかもしれません。
面白い一日になりました。


http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/03/16/192500
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/03/19/223659
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/03/26/165937
※※
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/25/214144
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/28/210847
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/29/192533
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/08/01/125141
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/08/01/190945
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/08/02/222344

春めいた冬の日ーおんじゅくオーシャントレイル2019余録

おんじゅくオーシャントレイル2019の装備の記録です。
この日はスタートの10時頃には10℃くらい、最高気温は15℃という予報。
冬の真っ盛りなのに、早春のような陽気でした。
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レース後も陽光燦々。
そんな日でしたが、ほとんど冬仕様の装備のまま走りました。

装備
頭:フィールズ・オリジナルバフ&サンバイザー
シャツ:ノースフェイス半袖ジップネック
サングラス:スワンズ・イエローレンズ
アンダーシャツ:オンヨネ・ブレステックPPメッシュロングスリーブ
腹巻き:モンベル・ジオライン
アームカバー:ファイントラック・アクティブスキン(ランナーズオリジナル)
手袋:アウトドアデザインズ・メリノウール
ズボン:ノースフェイス・腹巻きパンツ
アンダーパンツ:オンヨネ・ブレステックPPメッシュトランクス
タイツ:ゴアランニング
靴下:C3fit・紙ソックス
靴:コロンビアモントレイル・カルドラド2
リュック:マウンテンハードウェア・フリューイッドレースベストパック
雨具ジャケット:ノースフェイス
雨具パンツ:ノースフェイス・ストライク
水:ソフトフラスク500mL×2、250mL×1
その他:ファーストエイドキット、ライト、予備電池、携帯充電器など…

冬仕様でないのは、通常の冬のランニング時に首に巻くバフ的なチューブマフラーを割愛した点でした。
その他に変えるものがあるとしたら、アンダーシャツをショートスリーブかノースリーブに変更する、ロングタイツをショートタイツとカーフスリーブに変えるくらいでしょうか。
私の冬の装備は極端な話、寒ければ最悪死ぬけれど暑くても死なない、という基準で整えています。
ただ、寒い日ならそれでよいのですが、今回のように気温が高い日でも、変更を決断することはできませんでした。
この時期なら暑すぎても死ぬことはないのですが、今回は少し暑かったかなと思います。
たぶん基準が極端なのでしょう。
そのせいで小回りのきく判断がしづらいのだと思います。
もう少し細かい基準を考えてもよいのかもしれません。
何年やってもこのあたりの加減は難しいもので、毎回頭を悩ませるのはまた楽しみでもあります。
次はどこの山で悩もうか、楽しみです。