竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

お預けー先生と山2017夏6

7月16,17日の北八ヶ岳天狗岳山行の計画や装備などの余録です。

本来ならば今回は、権現岳から赤岳を縦走するプランの山行であるはずでした。
初日に三ツ頭から入山して権現岳に登り、キレット小屋に宿泊、翌日は赤岳に登り、真教寺尾根を下山する予定でした。
岩場の難所を通過するコースを経験することが主目的でしたが、二人とも直前にケガをしたため計画が変更になりました。
今回、比較的緩やかな天狗岳でも痛みに苦しんだので、本来のプラン通りに行かなくてよかったと、心の底から思っています。
とはいえ、準備はしていたので、足が治ればいつかは、当初のコースにチャレンジしたいと思います。

準備していた中で、最も準備播但線もとい万端だったのがヘルメットでした。
初めて使うものなので、買うかどうかも含めて何日も迷ったのですが、先生から買った旨の連絡があり、私も買う覚悟を決めました。
しかし、候補を絞った段階でさらに2日ほど悩みました。
優柔不断な私が結局選んだのは、マムートのウォールライダーです。
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何と迷ったのかと言えば、ペツルのシロッコです。
それも今年の最新版ではなく、TJAR2016の選手たちがかぶっていた、オレンジ色のむき出しの樹脂が印象に残る、あの旧型シロッコです。
TJARへの憧れがあるトレイルランナーとして、私は当然のようにシロッコに惹かれまくっていて、買う決心もほぼついていたのですが、最終的に着用感の微妙な差でウォールライダーを選ぶことになりました。
シロッコでTJAR気分を味わえるかと思っていましたが、こればかりは仕方がありません。
ウォールライダーはウォールライダーで、頭頂部および前額部の青いプラスチックシェルと、側頭部から後頭部を覆う黒いむき出しの樹脂によるハイブリッド型を採用しています。
ちなみに、ペツルの新型もハイブリッドになっているようです。
ハイブリッドとは、ともすれば中途半端とも言われがちですが、私はハイブリッドをはじめコンバインドだとかコンビーフだとか、そういった中途半端な匂いのするものが大好きな人間であるため、むしろドンとこいなのでした。
ハイブリッドなものには、端的に言えば、人の工夫があるように思うのです。
ソリッドなものには工夫がないぞという意味ではないのですが、私はたぶん、2つ以上の発想を1つのものの中に同時に存在させることに面白さを感じているのです。
そんな経緯でうちにやって来たウォールライダーでしたが、今年の夏はデビューを逃しました。
懸案の先生は、同じくマムートのロックライダーを買っていました。
いつになるかはわかりませんが、願わくば、お預けになったプランを実現するときに、これまたお預けになったデビューが果たせればよいと思います。
ダブルマムートのダブルデビュー、あると思います


装備など余録
ウェア関連
帽子:ホグロフス
首:手拭い
シャツ:ホグロフス長袖
アンダーシャツ:ゼロフィットPPノースリーブ
アンダーパンツ:ファイントラックスキンメッシュ
ズボン:マウンテンエキップメントコンバーチブル
靴下:スマートウール
カーフスリーブ:C3fit
靴:スポルティバ登山靴(モデル名不明)
雨具:上下ノースフェイス(モデル名不明)
リュック:テラノバ35L
サコッシュバッグ:ホグロフス
ストック:ヘリテイジのトレランポール
その他登山用品:
ガスストーブ、コッヘル、ウールシャツ、ダウンジャケット、ウインドパンツ、タイツ、ストックシェルター、エスケープビヴィ、ライト、ファーストエイドキット、水筒類;プラティパス×3&ウルトラスパイア、予備の手拭い、お風呂用のタオル