竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

オリンピックもパラリンピックもやめましょうーCOVID-19徒然24

前の記事で少し触れたので、この際だからはっきり言ってしまいますが、私はオリンピック・パラリンピック東京2020大会の開催に反対で、中止が第一選択だと考えています。
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いくらこんな風に準備したからといって、無理してまで開催することはありません。
百歩譲っても、新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミックが終息してからに延期すべきです。
そもそも「東京2020」を2021年にやらなきゃいけない理由なんてないはずです。
そういう意味ではいくらでも延期してかまわないわけですが、やはり中止が最良の判断であると思います。
既に2020年は過ぎ去り、「2020」は本来の意味を失ったただの数字の羅列でしかありません。
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今は2021年、時は戻せません。

元々私は五輪招致なんてどうでもいいと思っていたのですが、招致が決まってからはそれなりに楽しみではありました。
スポーツはするのも観るのも好きですし、心のどこかでは本当に楽しみにしていました。
本当は、世界のどこかから来た名前も知らない選手を応援したかったですよ。
しかし、昨年来相変わらずのパンデミックな状況下で、世界中から何万人もの人を集めたイベントを開催するとなると、そんな判断は正気じゃないとしか考えられません。
私は1人の東京の住民として、東京2020の開催に反対します。
なんてったって東京は、2021年になってからずっと、エピデミックを起こしている都市です。
統計上の感染者数や死者数は、世界各国と比べれば多くないとは言え、東京をはじめとした日本の医療体制はずっと逼迫を続けています。
住民の安全すら保障されていないエピデミックトーキョーは、世界中からやって来る人達にとっても、当然安全な都市ではありません。
パンデミックワールドの皆さん、エピデミックトーキョーにようこそ!
とか、言えますか。
私には絶対に言えません。

また、最悪の事態として考えられるのは、エピデミックトーキョー発の変異株パンデミックです。
その名も「トーキョーパンデミック」なんてことになってしまったら、東京都民どころか日本国民として末代までの恥となります。
この点に関して、下記のリンクから読める記事の論者、若山滋氏の指摘に、私は同意します。
最悪の事態は「トーキョーパンデミック」? 「不公平」五輪、強行開催なら「白いメダル」を(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)
「トーキョーパンデミック」が起きてしまったら、「武漢ウイルス」だとか「インド株」だとか言って、よその国に責任を押し付けていた分が全て、ブーメランになって戻ってきてしまいます。
そのトーキョーパンデミックに巻き込まれる世界中の市民に対して、誰が責任を負うのでしょうか。
東京2020の開催は、将来の恥となり、罪となります。
悪いことは言いません。
やめましょう。
この時代の東京都民の1人として、そしてこの世界を構成する人類の1人として、ここに意見を記しておきたいと思います。