竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

饗宴ーCOVID-19徒然18

新型コロナウイルス感染症COVID-19の蔓延により、私の勤めている会社は在宅勤務体制を再度強化し、この8月は原則週1回の出社となりました。
ただ、現実のところ週1回で済むことはあまりなく、本日8月14日(金)は午後から会社に行き、今週3回目の出社となりました。
もともとお盆休みがない(自由にとれる夏休みはあります)会社なので、人込みがないこの時期の出勤は快適で好きなのです。

最近は出社すると、必ず行きつけの中華料理屋さんで昼食をとることにしています。
広東料理のお店なのですが、味付けが上品なのでどんな料理も飽きずに食べることができます。
美味しいイタリア料理店(マスターも面白い)と交互に通っていましたが、最近は中華料理屋さん一本に絞っています。
このコロナ禍でかなり売り上げが落ちてしまったとのことで、こちらに私の乏しい資本を集中させることにしました。
そんな事情で、なるべく夜もこのお店で食べるようにしています。
ただ、夜に開けていてもお客が全く入らない日が続いたため、予約のある晩にしか営業しなくなっていて、今月は昨日まで夜の営業がありませんでした。
今日もいつものようにお昼ごはんを食べてから会社に行き、小一時間ほど仕事をしていたら、店主からのSMSに気がつきました。
「今夜、予約、入りましたよ!」
間髪入れず、
「承知しました!」
と返事をして、終業後に来店しました。
一通り食べて、もうお腹はいっぱいです。
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今は4杯目のお酒を飲んでいて、そろそろ帰ろうかと思っています。

予約を入れたお客さんは、近くの大学の研究室の面々らしく、以前からの常連さんのようです。
私は学生時代は文学部でしたが、理系の研究室で実験のアルバイトをしていたことがあり、聞こえてくる彼らの会話から「同業(過去だけど…)だな」と一人ほくそ笑んでいます。
10名くらいですが、この規模の宴会を見るのは久しぶりで、緊急事態宣言以降、初めて見ました。
でもね、本当ににぎやかで、本当に楽しそうです。
飛沫だかなんだか知らないけど、飛びまくっているとは思います。
気になる人には気になるでしょう。
でもでもでもでも、そんなの関係ねえ、オッパッピー!
とか、酔った頭に響いています。
ただ見ているだけで、ただ聞いているだけですが、そんな空間にいることが私は本当に楽しいのです。
COVID-19がいくら猖獗を極めようとも、この楽しみを人間から奪うことはできないのだよ。
というところで、今晩はごちそうさま。
また来週。