竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

2020年のクリスマスイブーCOVID-19徒然20

伊豆トレイルジャーニーITJ2020のレポートに取りかかれないでいる間に、新型コロナウイルス感染症COVID-19は益々と猖獗を極めつつあります。
市民感覚として、ヤベエぞマジで、っていう思いが積み重なっていく日々を過ごしています。
東京は、どころか、既に日本全土で壮大なロシアンルーレットをしていて、誰か運の悪い人が感染する、としか言い様のない様相が長く続いています。

そんなときでもクリスマスイブは来るものですが、出社日でもあった今日の夕食は、会社の近くの中華料理屋さんで過ごしています。
今の今まで、紹興酒を飲みながら読書をしていました。
私は何か飲みながら読書をしたりスマホを読んだり、飲みながら文字を読むのが好きで、一人で飲むときはたいてい何かしらの文字を読んでいます。
今宵はこれを読み終えました。
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今月のNHK・Eテレ「100分de名著」で取り上げられている、フランスの社会学ピエール・ブルデューの代表的著作『ディスタンクシオン』の解説書です(立命館大学教授の社会学者、岸政彦著)。
「100分de名著」には、私が中学生の頃から大好きな伊集院光が出演していて、かつ、私が最近もっとも好きな社会学者の岸政彦が出演するとなると、これはもう視聴するしかないのです。
ということで、テキストで予習して、テレビも放送時間に合わせて観て、なんか、久しぶりに学ぶことと快楽とが繋がる興奮を覚えています。
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なんかね、なぜかイラスト入りのかわいい本でもあるのですよ。
放送は来週月曜28日に最終回を迎えてしまいますが、寂しさを覚えながらも楽しみにしています。

岸さんの著作では、学術書ではなくエッセイ集的な『断片的なものの社会学』、小説(岸さん、芥川賞候補にもなったことがあります。社会学者なのに)『図書室』が好きです。
雨宮まみとの雑談集『愛と欲望の雑談』も面白かったですよ。
というか、まだそれしか読んだことがないのですが、どれも面白い本なので、なにかの機会があればご覧ください。
次は、学術書も読もうかな。
『同化と他者化』もしくは『街の人生』か。
いずれにしても楽しみです。

そんな2020年のクリスマスイブ。
紹興酒を飲みながら、岸さんの本を読みながら、食べていたのは大好物の水餃子。
1個目。
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2個目。
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3個目。
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4個目。
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5個目。
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デザートはココナッツ団子。
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赤、緑、白。
なにげにクリスマスカラー、しかもホワイトクリスマス。
皆様にメリークリスマス。