竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

届きものーCOVID-19徒然5

新型コロナウイルス感染症COVID-19に関連した届きものがいくつかありました。
開催が中止されたレースのもので、最初に届いたのはFTR飯能2020の参加賞Tシャツでした。
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渋くてなかなかかっこいいなと思っています。
主催の奥宮さんのメッセージには、熱意と誠意が込められていました。
2020板橋Cityマラソンの参加賞はウエストポーチ。
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他にはキャタピランや参加費返金のQUOカードと、主催者のお手紙も。
ここにも誠意を感じます。
例のアベノマスクも届きました。
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私はこの施策には甚だ疑問を感じていますが、送られてきた実物を見てもその考えは変わりません。
ただ、こんなものでも、せめて少しでも善意が込められているのであれば、まだ救いがあるのかなとも思いました。

そんな届きもののなかで、一番驚いたのはこちら。
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炊飯器です。
これまでも炊飯器は持っていたのですが、1年ほど前に壊れてから買い換えていませんでした。
それを見かねた両親が、業を煮やして送ってきてくれたのがこちらの炊飯器です。
もともと自炊が得意でない私は、食事をほぼテイクアウトやスーパーの出来合いですませていました。
ただ、この緊急事態宣言下の状況では外出をできるだけ控える必要があります。
買い物の回数を減らすよう、東京都知事からの要請もありました。
これを機にしっかり自炊しろということなのだと思います。
本厄のおじさんが、老親に炊飯器をもらうというのは非常に恥ずかしいことだと思います。
でも、恥ずかしさもさることながら、親の気持ちが伝わってきて本当にありがたいなと思っています。
私は一人っ子でしたが、特に甘やかされて育った記憶はありません。
大切に育ててもらったことはわかっていましたが、むしろ親としては淡白な方なのかなと思っていました。
しかし、こういうことがあると、親っていつまでも親なんだなと思わされます。
そして、私はいつまでも彼らの子供なんだなということも。
親の愛を感じた贈りものでした。