竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

お疲れ様のジールーゆく靴くる靴2020冬

2月11日に、練習でクロスカントリーをしてきました。
そして、これを機に、ターサージールを引退させることにしました。
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3とか6とかではなく、ただの「ターサージール」です。
同じジールのワイド幅も履いていましたが、これはレギュラーでサイズは28.5cmです。
ターサージールというシリーズ自体がなくなって新シリーズに移行した今、どれだけの「ターサージール」がこの世に残っているか気になるところですが、このジールは2013年に荒川で行われていたハーフマラソンの出店で1,000円で購入したものです。
格安なのは元々試し履き用のシューズだったからで、売り上げは全額東日本大震災のチャリティーに使われるとのことでした。
いわゆる新古品ですが、28.5cmの靴の試し履き回数など多くはないはずで、ほぼ新品同様の状態のよさでした。
よく使用していたのは、ハーフマラソン以下の距離のロードレースと、アクアスロンクロスカントリーです。
ちなみにフルマラソンはワイドのジールで走っていました。
私がまだスピードを出せていた2015年頃には、ハーフマラソンのベストタイム1時間28分40秒(ネット)、5kmのベストタイム18分25秒を、このジールでたたき出しています。
ターサーは言わずと知れたスピードシューズですが、このジールはフィット感がよくて、履いていてストレスがなかったのも記録につながったのではないかと思います。
とはいえ、長年の使用でミッドソールがへたってきて、足への衝撃が強くなってきてしまっていました。
また、2018年にターサージール5を後継者として導入してから、ロードレースでは履かなくなりました。
そして、クロスカントリーinSAYAMA2018*を最後に、1年以上足を入れる機会がありませんでした。
よくそんなにほったらかしにするよなという声もあるかと思いますが、自己ベストを記録した「シンデレラシューズ」と言ってもいいほど思い入れの深い靴です。
とても捨てる気持ちになれず、下駄箱の隅に置き去りのままにしていました。

そんな折、友人Bさんに誘われて埼玉県は東松山市にあるこども動物自然公園クロスカントリーコースに練習しに行くこととなりました。
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久しぶりのクロスカントリーでしたが、もうこれはジールのラストランの花道だと思うことにしました。
クロスカントリーならば、クッション性の悪さで足を痛めるリスクを気にする必要はありません。
ラストランは、登りも下りも思う存分走りました。
楽しかったな。
長い間、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。


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