竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

出ないけど遠く望むーびわ湖バレイスカイラン2021

新型コロナウイルス感染症COVID-19に関する緊急事態宣言が解除されている間に両親の顔でも見てこようと思って、この10月2~4日に京都府および滋賀県に帰省してきました。
今「緊急事態宣言が解除されている間に」と書いてふと思ったのが、もはや緊急事態宣言下にあることの方が日常で、解除されている今は、むしろ非日常であるのではないかということです。
そのことについては追々考えていきたいと思いますが、今回は帰省先の琵琶湖のほとりから11月13,14日に開催予定のびわ湖バレイスカイラン*の会場である比良山地がガッツリ見えましたよ!ということを書けたら終わりにしようかと思っています。

私の帰省の背景を軽く説明すると、私は生まれも育ちも千葉県千葉市ですが、私の大学入学時に両親が仕事の都合で京都市に移住しました。
以来私は、親元を離れて地元の首都圏で暮らし、両親以外の知り合いが全くいない京都に「帰省」するという、文字にするとそのいびつさがじわりじわりと浮き出してくるような状況に20年以上置かれています。
それは、通常の既成概念の帰省には当てはまりませんが、私の帰省概念としては確立しています。
そんな話も追々考えることにして、今回の帰省では両親の本拠地・京都市と、父親が昨年移した仕事場のある大津市にそれぞれ1泊ずつしてきました。
父の仕事場は、びわ湖バレイスカイランの会場であるリゾート施設・びわ湖バレイから距離にして7km弱、公共交通機関でもジョグでも1時間もあれば着けるような場所にあります。
コースである比良山地は、琵琶湖からほぼ垂直に立ち上がった1000m級の山々が峰を連ねています。
父の仕事場から徒歩40分先の、和邇川の河口から遠望します。
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姿が堂々としていてかっこいいなと思います。
吹越満の声で)この山も、実に走りたくなる山である~。
とはいえ、びわ湖バレイスカイラン2021には、その翌週のFTR100K2021にエントリーしているため、参加することはないと思います。
それでも、こうして偶然にも近くに拠点ができた以上、いつか必ず参加したいと思います。
比良山地よ、いつかのその日までお待ちあれ。