竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

腹が減ってはチャレンジできぬーバーチャルUTMF2021余録

Virtual UTMF2021の補給や装備等の記録です。

今回一番重視したのは食事による栄養補給です。
私にとってはそれが、このチャレンジをステージレース感覚で乗り切るための重要なポイントになりました。
初日に脚が強烈に痛だるい感覚に襲われ、ほうほうの体で家に帰ったのですが、夕食を摂ったら嘘のように痛みが引きました。
詳しいことはわからないのですが、低血糖に関連した症状だったのかもしれません。
走る前にどら焼きを1個食べ、走っている最中もそれなりに補給していたのですが、恐らく足りていなかったのでしょう。
2日目からは、昼食のご飯を大盛りにして、走る前のどら焼きはそのまま、走っている最中の補給の回数を増やすことで対応したところ、初日に感じた痛だるい感覚に襲われることはなくなりました。
昼食はいつもの中華料理店で食べていたのですが、3日目からは鉄分補給を意識して、連日レバニラ炒めにしました。
f:id:CHIKUSENDO:20210510233707j:plain
今回の補給で一番効果があったのは、このニラレバではないでしょうか。
おまけに美味しい
またお店でお酒が飲めるようになったら、紹興酒と一緒に舌鼓を打ちたいものです。
夕飯も、通常は夜には炭水化物を控えるのですが、チャレンジ中はいつもの出来合いのおかず+卵かけご飯にしました。
朝食は普段と同じメニューで、味噌汁と納豆と卵かけご飯。
私は玄米の味が好きなので、うちのご飯はもっぱら近くの「ぎょうざの満洲」で売っているロウカット玄米です。
白米と同じように炊けて、気軽に手軽でおすすめです。
朝は普段通り、昼は少し多め、夕食もしっかり食べる、そんなサイクルで体力の維持を図りました。
チャレンジを達成できたのは、何よりもこの食事による補給計画にあると思います。
禁酒も徹底しましたしね。
結局は食べたいものを食べたいように食べた、その延長線上でしかないのですが、そういうことが意外と大事なのかもしれません。

今回のチャレンジは帰宅ランの延長だったため、シューズは会社に履いていく帰宅ラン用の黒いランニングシューズ達でした。
f:id:CHIKUSENDO:20210510233541j:plain
アシックス・ゲルカヤノ24とホカオネオネ・カブーフライアットナイトです。
カブーが月水金の計89km、ゲルカヤノは火木で計50km、よく走りましたね。
土曜日はスケッチャーズ・マックスクッショニングプレミアでした。
f:id:CHIKUSENDO:20210518215840j:plain
クッションマックスなので、疲れのたまった足には優しかったですね。
シャツはこれまた帰宅ラン専門の以下の3枚で乗り切りました。
f:id:CHIKUSENDO:20210510233629j:plain
全て参加賞Tシャツで、夜間走向きの明るい色を選んでいます。
特に蛍光イエローのシャツは信州戸隠トレイルラン2019の参加賞ですが、夜にしか着たことがありません。
夜のシャツ、というと少しいやらしい気がしますね。
白2着はFTR100K2017の参加賞と2018のボランティア支給シャツです。
FTRもまた走りたいな、なんて思います。

今回バーチャルのイベントに初参加して、チャレンジの機会があるというだけで尊いのだなという思いと、このチャレンジで気がついたり得たものがあったりするのは事実です。
企画・運営してくれたことに、ありがたいなとつくづく思いました。
それでもやはりリアルレースがいい、というと言葉が軽いのかもしれませんが、同じトレイルを同じフィニッシュを目指す仲間と走る楽しみを手放すことはできないという考えが、私の中で固まってきています。
つい先日、信越五岳トレイルランニングレースの開催が告知されました。
距離110kmに対して制限時間が22時間しかないので、私の実力から考えると非常に厳しいのですが、チャレンジしてみてもいいのかな。