昨夜のことでした。
土砂降りの雨の中、時短の範囲で近所のワインバーで飲んで帰宅したところ、郵便受けに120円切手が貼ってある、宛名も差出人も手書きの封筒が入っていました。
差出人は、タヌキでした。
タヌキといっても、こちらのTANNUKI。
tannuki.jp
ランニングアパレルメーカー、TANNUKIからのお便りでした。
ご覧のように、差出人すら手書きなんです。
せめてゴム印という選択肢もあったでしょうに、これは並々ならぬ手間がかかっているのではないでしょうか。
感触が柔らかかったので、布が入っていることはなんとなくわかったのですが、あれ、通販でなんか頼んだっけ、覚えがないんだけどな、と思いながら、封筒を空けてみたところ、これまた手書きのお手紙と一緒に手拭いが出てきました。
1周年だったのですね。
おめでとうございます!
と思うと同時に、ただ何回か買い物しただけなのにお祝いの品をいただいてしまい、恐縮しております。
本当にありがとうございます。
この手拭いがまた、渋くてかわいいんですよ。
反対側からも見ていただいてよろしいでしょうか。
大切に使います。
何を隠そう、私は子供の頃からタヌキという動物が好きで、大人になってからもタヌキと見ると目がありません。
おなじみ小仏峠のタヌキの置物たちやら、
たぶんTwitter経由で手に入れた動物園タヌキの集団お昼寝画像やら、
タヌキ書籍とタヌキ漫画の面々やら。
ざっとこれくらいはタヌキが好きなため、昨年TANNUKIが発足したときのニュースに触れて、即、web通販で入手し、今年のTOAD(Trail Open Air Demo)でも出店に出向いてお買い物しました。
シャツとか。
帽子とか。
おまけのシールとか。
あと、商品タグが面白かわいいです。
タヌキといえば、葉っぱで化けたり化かしたりしますよね。
デザインが良いという以上に、TANNUKIのシャツは肌触りが良く、長時間着ていても快適です。
普段着にしながらパッと走りに行くのに適していて、私は実際そういう使い方をしています。
シャツには必ずポケットが付いていて、使い勝手もよいので本当におすすめです。
TOADの会場でお店の方々ともお話ししたのですが、丁寧でいい人たちばかりでした。
こちらは看板TANNUKI。
これからも末永くよろしくお願いいたします。
そんなTANNUKIですが、ブランドコンセプトにも興味を引かれています。
哲学者である内山節の「里」という思想に共鳴したものづくりを理想としているということで、タヌキは里を象徴する動物として採用されたそうです。
私もこの哲学者の思想に触れてみたくなり、この2冊を手に入れました。
ずいぶん前から読み始めたにもかかわらず未だに読んでいる最中なのですが、自然と人為の境界領域に遊ぶトレイルランナーにとって大切なテーマだと考えています。
この『いのちの場所』という本の表紙にも何気にタヌキがいるのです。
キツネも一緒ですね。
私自身は100%キツネ顔をしているのですが、これからもTANNUKIを推していきたいと思います。