竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

バスで寝ぼけてお腹がいっぱいー信越五岳110K2022レポート1

2022年9月18~19日に開催された信越五岳トレイルランニングレース2022の110kmのレポート第1段です。

7月のKUSHIGATA WIND TRAIL 2022の記事がまだ途中ですが、この際割り込んで書いてしまいたいと思います。

実は8月にも陣馬山トレイルレース2022のプレ大会ロングの部に出場しているのですが、それもまた後回しにします。

5月から8月まで毎月1本はレースに出て、スピードを意識して走る練習を重ねた成果が信越五岳の完走だと思っています。

そういえば9月の頭にもロゲイニングの大会にも出ていました。

それらのレースはただの練習台ではなく、それら自体の魅力があるわけで、そのことはなにかしら記録に残したいと思っています。

ただ、それでもこの信越五岳に対する思い入れが上回ってしまうのは仕方のないことで、だから、先にまとめきってしまいたいと思います。

この段は、レース前日からスタートラインに並ぶ直前までの記録と記憶です。

 

受付会場の斑尾高原には北陸新幹線飯山駅から専用バスで向かいます。

今回は飯山駅13:00発のバスを予約していましたが、10:32着の新幹線で飯山入りして、空いた時間でのんびりとお土産を買ったり昼食をとったりしていました。

8月に来て以来、今年二度目の飯山駅です。

立派な駅舎ですね。

飯山駅に来たら、もちろんツルヤでお買い物。

関係各所へのお土産を、ほぼ全てツルヤで調達しました。

昼食前のおやつに、名物の笹寿司駅ナカのカフェでいただきました。

このカフェの前にはからくり時計があり、毎正時に神楽が演奏されます。

正直なところ暇をもて余しかけていた私の目を楽しませてくれました。

昼食はこれまた駅ナカのお店で、サバ缶ラーメンをいただきました。

初めて知ったことなのですが、飯山市はサバ缶の消費量が日本一だそうで、このサバ缶ラーメンのサバ缶は、それを記念した高級サバ缶を使った逸品です。

私は青魚が好きなのですが、当然サバ好きでもあります。

美味しゅうございました。

飯山よいとこ一度はおいで、どころでなく、何度でも行きます。

 

昼食が済んだところで、飯山駅13:00発の大会バスで受付会場のある斑尾高原へと移動しました。

バスの道中はずっと寝ていたようで、ほとんど記憶がありません。

受付会場のハイジ。

ここには翌朝、朝食を食べに戻ってくることになっています。

ゼッケンなどを受け取った後、写真撮影なるものに進みました。

大会のFacebookにあげられていたものを見た方も多いかと思いますが、各自ゼッケンを掲げもってバストアップ写真を撮影します。

経験者の多くが言っていることですが、逮捕された容疑者が番号を持たされて写真を撮られるシーンがアメリカドラマ・映画によく出てきますが、まさにあの感じです。

撮られる側がなんだか嬉しそうなのを除けば。

受付後は斑尾グランドホテルにバスで移動してお風呂に入りました。

私がいた時間帯は14:00過ぎでしたが、まだそんなに混雑しておらず、快適に過ごせました。

露天の岩風呂も陽光が射して気持ちよかったですが、掌くらいの大きな蛾がお湯にはまってしまってもがいていたのを救出したのはここだけの話です。

完走できたのは私の実力ではなく、この蛾の恩返しなのかもしれない疑惑が浮上するかもしれませんので。

この翌朝が2:00起床のため、妙高・黒姫エリアの宿に戻る前に、お風呂を済ませておくことにしていました。

宿に戻ってからの時間が有効に使えたので、この選択は正しかったと思っています。

入浴後はバスでまたハイジに戻ってきて、出店ブースをふらついたり、芝生でごろごろしたり、ひじり整体院でマッサージしてもらったり。

けっこう充実した時間を過ごした後、17時過ぎのバスで妙高・黒姫エリアの宿に移動しました。

ここの道中もずっと寝ていたようで、ほとんど記憶がありません。

宿にはちょうど夕飯時に到着、同宿の方々と軽くおしゃべりをしながらすぐに食事を摂りました。

写真はありませんが、出てきたメニューのなかではハンバーグが美味しかったです。

その後は部屋で淡々と準備を進め、21:00には消灯しました。

翌朝は2:00起床の2:30出発。

たぶんテーピングする時間の余裕はないだろうと思っていましたが、思いの外寝覚めがよかったので、やってみたところ足裏・足首・膝を全て貼ることができてしまいました。

やればできるもんですね。

自分で自分に感心する、思いがけず幸先の良い朝です。

宿から妙高・黒姫エリアの選手集合場所・赤倉まではマイクロバスで、赤倉からは大会バスで再びの斑尾高原へ向かいます。

このバスでもまたずっと寝ていたようで、ほとんど記憶がありません。

昨日の受付会場ハイジは、今朝は110kmの部の朝食会場になります。

朝食は4:00開場で、私はなんだか空腹だったので開場とほぼ同時に会場へ。

しかし、既に立食のテーブルがいっぱいだったため、窓枠のようなところに腰を下ろして食事を摂ることにしました。

この後に訪れたピーク時には、今そこに見えている床が、座って食べる選手で埋め尽くされてしまいました。

早めに動いたのは正解でしたね。

ちなみに朝食はこんな感じで、このオレンジジュースは飲まずに返却し、コーンスープのおかわりとホットコーヒーを2杯いただきました。

久しぶりに食べた菓子パンが異様に美味しく感じました。

トイレはこのハイジの地下と屋外の仮設トイレの2ヶ所がありましたが、規模はハイジの地下の方が大きいです。

この日は風が強く吹いていたこともあってハイジの地下に並びましたが、この選択も正しかったようで、ビッグレースにしてはスムーズに済ませることができました。 

外に出たのはスタート10分前でした。

朝焼けがほんのりと。

スタートラインには速い選手たちが既に並んでいます。

準備万端ですね。

私も並ぶことにしましょう。