竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

お知恵拝借ー富士登山競走五合目コース2024レポート1

2024年7月26日(金)に開催された第77回富士登山競走の五合目コースを完走しました。

五合目コースは約15kmの道のりで、標高差1500m弱を登ります。

10km過ぎの馬返しのポイントまではロード、それ以降は富士山本体のトレイルを走り、五合目を少し過ぎた佐藤小屋がゴールです。

富士登山競走には今回が初出場で、目標は五合目コースを2時間20分以内に完走すると与えられる山頂コースへの挑戦権の獲得としました。

結果は2時間9分52秒で無事目標を達成し、来年以降は山頂コースの完走を目指します。

そんなチャレンジを軽く振り返りたいと思います。

とりあえず前日の様子を記録します。

 

富士登山競走は毎年7月の最終金曜日に開催されることが決まっているレースで、また、開催年によって違いはあれど、前日受付が必要となることが多い大会です。

今年は前日受付のみで、会場は富士北麓公園の陸上競技場・富士山の銘水スタジアムで行われました。

今年のMt.FUJI、毎年のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの会場でもあります。

前日と当日に夏休みを取った私は、受付開始の13時よりも早く会場に到着しました。

晴れ空がまぶしい。

出店で昼食を摂った後に受付を終え、エクスポを一通り見てまわります。

受付では出店で使えるクーポン券ももらえます。

クーポンをもらった際、受付前に食べてしまったことを軽く後悔しましたが、気を取り直してお土産の購入に全てのクーポンを投入し、無事に使い果たしたとき、軽い達成感を覚えました。

その後、15:00からのトークショーまで空き時間があったので、陸上競技場の芝生に置いてあったハンモックで昼寝して待つことにしました。

この日は7月25日の木曜日、会場のある富士吉田市は32℃まで気温が上がり、快晴でさえぎるもののない陸上競技場は暑くてたまりませんでしたが、ハンモックは身体を布の中にすっぽり隠せるので、直射日光に当たらずに済みます。

ハンモックは初体験だったのですが、日射しを避けられる上に背中を通る風が涼しくて気持ちよく、つい寝過ごしてしまいました。

そんな理由で、トークショーは途中から聴きにいきました。

トークショーのスピーカーは富士登山競走のレジェンドである小川ミーナさんをはじめ、上田瑠偉さん、福田六花さんなどの豪華メンバーです。

富士登山競走の攻略の秘訣を惜しみ無く披露してくれました。

特に、現役にしてレジェンドの小川ミーナさん(右端)の塩分タブレットの携行方法は、私にとっては目からウロコでした。

曰く「個包装の封を切るのが意外とストレスになるので、レース前にあらかじめ開封して持って行く」。

滝汗星人の私は汗でタブレットを溶かしてしまう恐れがあるため今回は試しませんでしたが、今回確かにレース中に開封ストレスを感じたため、来年以降山頂コースに挑む際にはぜひ取り入れたいと思います。

貴重な知恵をいただきありがとうございました。

その他、どのスピーカーかは覚えていませんが、熱中症対策に前日から塩分と水分を充分に摂取しておくことが大切という趣旨の話もあったため、その日の夕飯はラーメンを汁まで完食することとします。

ガキ大将ラーメンのトマトラーメン、美味しゅうございました。

早速実践して準備播但線、もとい準備万端です。