竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

夜は暗くて、夜は寒くてーFTR100K2021予報

2021年11月20日に開催されるFTR100K2021に参加します。
今回のコースを見ると、2015年から2017年にかけて3大会続けて出場したときとは大きく変わっています。
序盤も中盤もそのコース取りでは走ったことがなく、当時の経験が役に立たないようです。
恐らく終盤のコースは同じなのかもしれませんが、夜間に通過する区間のため視覚での記憶が乏しく、心もとないものがあります。
でも、高山不動とか関八州見晴台とか、他にもやたら厳しい登りがありました。
その時身体全体で感じていたキツさの感覚は、よみがえってきました。
覚悟しないといけませんね。
あと、夜の寒さも思い出しました。
晩秋のこの山域は、標高から想像される以上に、冷え込みが厳しく感じられます。
私はこれまでの大会同様、歴戦の相棒である古いモンベルのダウンジャケットを装備していきます。
あと、あと、夜の闇も深いです。
基本的に頭上が開けていない森のなかを進んでいくからだと思いますが、夜空のうっすらとした明かりを感じることがないような気がします。
闇の深さに怯まぬよう、強力なライトで臨みます。
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この箱入りレッドレンザーはUTMF2021でデビューのはずだったのですが、ようやく機会が訪れました。
とまあ、今大会について私が過去の経験から言える確かなことは、夜が暗くて寒いこと(まあ、夜ですからね)くらいなのです。
だけど、夜が好きです。
夜明けを連れてくるから好き。
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山中で夜明けを迎えると、こんな朝焼けの雲海が見られるかもしれません。
2016年大会にて撮影した写真ですが、この時は足の痛みで下りに不安があったので、空が白むのを待ってから最終エイドを出発しました。
初めから狙っていたわけではなかったので、この景色に出会うことができたのはただの幸運です。
この時のフィニッシュタイムは、26時間40分ちょっとでした。
その周辺のタイムを想定しているランナーは、狙ってみるのもいいかもしれません。
あと、晴れるといいですね。