竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

重宝は重用ーFTR100K2021余録

2021年11月 20(土)~21(日)日に開催された、第7回 FunTrails Round 秩父&奥武蔵 100K(FTR100K2021)の装備等の記録です。
この大会は多くの 必携品が規定されていましたが、下に書かなかった必携品も持って走っています。

頭:バフ、モントレイル・サンバイザー
首:バフ
マスク:サンティーニ黒(前半)&白(後半)
アンダー:オンヨネ・ブレステックPP長袖(前半)&ブレステックメリノPP長袖(後半)
シャツ:サンティーニ(前半)&パールイズミ(後半)・サイクルジャージ長袖
手袋:サロモン(前半)&RXL(後半)
下着:オンヨネ・ブレステックPPパンツ
ロングタイツ:ゴアランニング
靴下:スマートウール(前半と後半で着替え)
靴:スポルティバ・アカシャ
リュック:オスプレー・デューロ6
レイン上下:ノースフェイス
防寒着:ノースフェイス・ホワイトランニングジャケット
非常用防寒着:モンベル・ウルトラライトダウン
防寒用手袋:アウトドアリサーチ防水ミトン
腹巻き:モンベル
テーピング:ゴンテックス・足裏貼足、山下り専用膝貼足、ニューハレ・Xテープ(レベル2)
ヘッドライト:レッドレンザー・NEO10R
予備ヘッドライト:ブラックダイアモンド・ストーム
ハンドライト:ジェントス・閃

過去に参加したFTR100Kでは、ドロップバッグのあるエイドでは、全身着替えて靴もリュックも替えていました。
今回は、用意はしたものの下半身の着替えはせず、靴もそのまま履き続けました。
また、リュックの替えは準備しませんでした。
過去の大会で必ず全身総取り替えをしていた目的の一つに、ドロップバッグ以前と以後で「2つの違うレースを走る」という心理的効果を狙うというのがありました。
100km超のロングディスタンスに慣れていない頃に、50km程のレースを2本続けて走るくらいの感覚でいけば気楽に臨めるのではないか、という思いつきで始めた習慣です。
ただ、ドロップバッグエイドでやることが多く煩わしいのと時間もかかるのとで、今回のように、はしょるところをはしょることができれば、それでいいような気がします。
次はUTMFなので、ドロップバッグ作戦を改めて練らないといけません。

さて、今回持っていってよかったな、重宝したなと思ったのは、ノースフェイスのホワイトランニングジャケットです。
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前身ごろのウインドシェルに薄く化繊綿が入っていて、袖はフリース、背中はウインドシェルがそのままという構成です。
スタートからフィニッシュまでずっとリュックのフラップに挟んでいて、適当なタイミングで脱ぎ着を繰り返していました。
持っていってよかった、というレベルではなく、寒い季節には何をするにも持っていこうと思うくらい、それくらい重宝しました。
ホワイトランニングジャケットは特に、夜間の寒い時間帯に道でうずくまって休憩する際に、重宝しました。
これを着ていれば、止まっていても短い時間ならば体を冷やさずに休憩ができるような気がします。
もちろん、本格的に動けなくなるような非常事態にはダウンジャケットなどの方が適しているのでしょうが、すぐに動ける状況では役立ちます。
それだけだとよさが伝わらないと思いますが、暖かいエイドから寒い夜の山に出発するときなど、寒暖の差が激しい環境での体温維持にも適しています。
着ながらエイドアウトして、体温が上がり始めるまでは着ておくと、体温の移行が緩やかになるような感じがあり、快適でした。
ただ、着ていると体温が上がるのが意外と早くて、いつの間にか汗びっしょりなんてこともあります。
こまめな着脱を前提にした方がよく、その点、トレイルランニングよりも歩きの登山やスピードハイクの方が適しているかもしれません。
12月に入ってからは3週続けて山で練習していましたが、このホワイトランニングジャケットを毎回装備していきました。
1週目がスピードハイク、2週目がトレラン、3週目がスピードハイク時々トレランという山行でしたが、適当なタイミングで着て、快適に過ごせています。
重用しています。
帰省先の京都にも持ってきたので、初詣登山あたりで着ようかなと思っています。
ちなみに初詣登山候補の愛宕山京都市)、数日前の積雪状況はこんな感じでした。
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思いっきり雪に覆われています。
山行は、少し慎重に考えることにしますか…。