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竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感です。藤沢周平が好きです。

次もここだの四谷千枚田ー奥三河パワートレイル2017レポート4

三河パワートレイル2017レポート、第4段です。
右脚の痛みが激しくなり、A4四谷千枚田でリタイアしました。
リタイアデスクでICタグ付ゼッケンを切り取ってもらい、エイドの猪汁とおにぎりで遅めの昼食をとります。
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私はこの猪汁が気に入ってしまい、滞在中にトータルで三杯いただいてしまいました。
おにぎりも美味しかったです。

その後、出発関門時刻(15:40)まで応援してから、リタイアバスでも乗ろうかなと思っていると、エイドスタッフのアナウンスが聞こえてきました。
いわく、今から郷土料理の焼き肉を始めるのでリタイアした皆さん、ゆっくり食べていってください。
胃腸が丈夫なトレイルランナーである私は、エイドの提供食品を非常に楽しみにしています。
さっきの猪汁とおにぎりでも満足してたのですが、裏メニューまで食べられるなんて、このエイド最高じゃないか!
と、単純に喜んでしまいました。
とはいっても、バーベキューのようなスタイルで調理するため、一回に作れる量が限られます。
私が食べられたのは第2陣だったと思います。f:id:CHIKUSENDO:20170513104554j:plain
こんな感じで並びながら、猪汁をすすったり、写真を撮ったり、レースからの解放感を満喫していました。
郷土料理「焼き肉」は、甘辛なタレで味付けされた鳥モツのバーベキューのような料理でした。
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黄色いのはいわゆるキンカンです。
疲れた身体には強い歯ごたえの料理ですが、猪汁と合わせて、力が戻ってくる料理でした。

料理の品数も増えて、関門閉鎖後のA4四谷千枚田は宴会のような雰囲気になっていました。
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地元の人以外はリタイア者しかいないはずなのに、悲壮感がほとんど感じられない、むしろ不思議な幸福感が漂っていました。
閉鎖後の関門に到着するランナーを迎えながらモグモグ、リタイアバスまでの道のりの説明を聞きながらモグモグ、思い返せば食べてばっかりだったような気がします。
少しくらい挫折しても美味しい物さえ食べれば、私達は幸福感を取り戻すことが出きるということなのかもしれません。
また、これもボランティアスタッフの心遣いで、大変だっただろうけどとりあえず食べて元気だそうぜ、というメッセージだったのかもしれません。
そして、美しい棚田。
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次にリタイアするときもここだ。
お腹いっぱいになりました。
本当にご馳走さまでした。

さて、リタイア後の幸福度ナンバーワンエイド(?)のA4四谷千枚田ですが、唯一の欠点は、リタイアバスまで徒歩20分ほどかかることです。
しかも痛めた脚に負荷のかかる下り坂です。
エイドスタッフのおじさんは、50kmくらい走ってきてるんだから20分くらい何てことないでしょ!と、軽く明るく言っていましたが、故障を抱えた脚で下る20分は軽い苦行です。
また、リタイアバスに乗ろうというランナーは、皆何かしらの問題を抱えているからレースをやめたのであって、歩きの20分ですら大変な人は多いと思います。
それでもバスまでの道中は、千枚田を構成する棚田を間近で観察したり、
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リタイア仲間の皆さんとリタイアトークしたり、痛みはあるものの、なんだか楽しく過ごせてしまいました。
和気あいあいとバスに乗り込み、出発後は爆睡。
フィニッシュの「裏口」にたどり着いたのが17:20頃、スタートから10時間50分でした。
荷物を取って宿に戻るとき、フィニッシュゲートの脇を通ります。
今度出場するときは、このフィニッシュゲートを正面からくぐりたいものです。