竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感です。藤沢周平が好きです。

自分の事としてーFTR100K2017

11月18日に開催されたFTR100Kに参加しました。
公式サイトや報道のとおり、不幸にも選手がお一人、滑落してお亡くなりになる事故が起こりました。
お亡くなりになった方とは面識はないのですが、同じ趣味を持ち同じ大会に参加していた仲間として、非常に残念で心が痛いです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

今回の事故について私も色々考えていますが、全然まとまりません。
ただ、一つだけ確かなことは、トレランをはじめ山に入るスポーツでは、同じことがいつ自分の身に起きてもおかしくないという認識です。
仲間の誰かに起こることは、いつか自分にも起こるかもしれないのです。
当たり前のことですが、そのことだけは忘れないようにしたいと思います。
登山者としてのトレイルランナーがどんなリスクを背負って走っているのか、改めて自覚しておきたいと思います。
本当に他人事ではありません。
自分の事として、明確に意識していきたいと思います。

懸念徒然ーFTR100K2017予報

黄葉と落葉のウノタワ。
f:id:CHIKUSENDO:20171106125401j:plain
去年のFTR100Kレース中の1コマです。
この時は雨が降っていたのですが、今年もレース初日の土曜日は雨の予報が出ています。
雨どころか、秩父の朝はみぞれ予報なので、選手が武甲山周辺にいる時間帯は雪になっててもおかしくないような事態になっています。
3年連続で悪天のスタートとは、日頃の行い悪すぎです。
もちろん私のことですが。

それでも、FTR100Kのコースは写真のように落葉が多いため、多少雪や雨が降ってもどこもかしこも泥だらけというようにはなりません。
ただし、ポイントポイントで滅茶苦茶な泥んこトレイルになるので、足元はバッチリ雨仕様で行きたいと思います。
鳥首峠に代表される、武甲山~名栗間にある土の急斜面は、泥んこトレイルの印象しかありません。
有馬峠に向かう細道は、昨年はピストン区間で対面通行だったため道の掘り返しが激しく、泥のベルトコンベアみたいな悲惨な状況でした。
今年はピストンではなさそうなので大丈夫かもしれませんが、まだ選手がバラけていない区間であるため、油断はできません。
そういえば昨年、大持山付近を通過中に、私の数人後ろにいた選手が、少しではありましたが、滑落してしまった現場に居合わせました。
幸い数メートル落ち葉に覆われた斜面を滑り落ちただけで済みましたが、この付近は道が狭いのでトレイルを踏み外しやすいです。

雨は午後に少し強くなるようですが、私が午後になってから通過する飯能アルプスには、あまり泥んこトレイルという印象がありません。
後半のグリーンライン方面もまた泥んこという記憶はないのですが、露岩が濡れると滑りやすい場所が多いです。
和田山の登り、北向地蔵周辺から鎌北湖へ下るトレイルなど、石の露出が激しい場所は要注意です。
今回の雨や雪がどのくらいトレイルを濡らすのかはわかりませんが、足元と心の準備だけは整えておきたいです。
f:id:CHIKUSENDO:20171116012443j:plain
右のミュータントはスタートからA6飯能、左のインフェルノは飯能からフィニッシュの担当にする計画ですが、状況によってはミュータントを履きっぱなしということにもなるでしょうか。
ついでに思い出したのですが、昨年は雨で手が冷えきってしまったため、防寒目的でも防水グローブが重宝しました。
f:id:CHIKUSENDO:20171116013142j:plain
今回の手袋達。
真ん中の防水グローブは武甲山から着用したいと思います。
左のバルタン星人風グローブは、A6からの夜間走行に使用するため、ドロップバッグにて待機です。
手元の準備はバルタン、もとい万端です。

ところで、靴や手袋の準備は通常の準備の延長線上で考慮できるものですが、考慮の外にある問題もたまにはあります。
私にとっては、A6飯能着替え問題というものが大きなトピックです。
やはり雨だった昨年は、ドロップバッグのあるA6の着替えスペースが泥々で、せっかくの着替えで汚れないようにするのに骨を折りました。
そこで考えました。
ドロップバッグに大きなごみ袋(120Lとか)を入れておいて、着替えの際に脚を突っ込んで使用すればよいのではないだろうか。
ということで、
f:id:CHIKUSENDO:20171112172731j:plain
買ってしまいました。
お腹くらいまでの高さがあるビニール袋に足を突っ込めば、それなりに周りの汚れからは隔離されるでしょう。
目隠しにもなります。
試してみたいと思います。

雨とは別の問題として、A7~A8区間距離延長問題があります。
昨年までは鎌北湖から顔振峠だったA7~A8でしたが、今回は高山不動がA8になったことで、距離が15kmに延びました。
従来の顔振峠がA8ならば距離が短かったため、鎌北湖での補給を軽めにすることができました。
今回は、鎌北湖出発後はユガテ、顔振峠、八徳を経て高山不動へと至る道のりを行くことになります。
登りが長い区間になるので、水分の摂取量が大きくなることは想像にかたくありません。
A7鎌北湖での補給や、過ごし方の重要性が増します。
何をどのくらい食べるか、食べることにはさほど執着のない私でも、食べ物のことを考えるのは楽しいものです。
とはいえ、竹仙坊改め食いしん坊日月抄みたいなことが書けるわけではありませんが。

またこれは余談的な懸念ですが、A7鎌北湖は心霊スポットとしてその筋では有名らしく、私はいつもビクビクしながら通過しています。
前にもどこかで書いたのですが、その手のものが苦手な方は、徒党を組んでエイドアウトすることをオススメします。
そして、鎌北湖からの道のりが、また寂しくて恐いのです。
特に顔振峠から八徳に至る道は、道は整備されていて悪くないのですが、なぜか寂しさを強く感じてしまいます。
顔振峠がA8にあった時も内心恐かったのですが、A8に戻れば人がいて明かりがあるという心強さでなんとかなりました。
でも、今回は進むしかありません。
恐いなあ恐いなあ、稲川淳二化して乗り切ろうかと思います。

あとはケガの状態が一番の懸念材料ですが、こればかりは十分に気を付けるしかありません。
そして無理を悟ったら、やめる勇気を。
それが一番大事かもしれません。
とにかく、自分と徹底的に向き合うことができる時間としてのロングトレイル、楽しんだり苦しんだり、満喫したいと考えています。

それにしても武甲山
f:id:CHIKUSENDO:20171117151546j:plain
今日は晴れてるのにな…。
でもワクワクしてきました。
明日は3年連続でお邪魔いたしますが、なにとぞお手柔らかによろしくお願いいたします。

三度目も正直…ーFTR100K2017所信表明

11月18-19日に秩父・奥武蔵エリアで開催されるFTR100Kに参加します。
早い人なら18日だけでフィニッシュできるレースですが、私はリタイアしていなければ19日になっても走っているはずです。
FTR100Kには3年連続3回目の出場で、過去2回はどちらも完走し、タイムは2015年が28時間30分くらい、2016年は26時間40分くらいでした。
なんとなく成長が感じられるタイムに見えますが、2015年大会は膝の痛みで後半走れなくなり、A6飯能から秩父のフィニッシュまで歩き通しました。
かつ、負傷した脚で暗い夜道を下るのが恐いという理由で、夜明け待ちの仮眠を1時間半くらい取った上での28時間30分でした。
2016年大会は特にそういうトラブルなく進み続けての26時間40分でしたが、1年の成長とかではなく、実力がこれくらいなんだろうなと思います。
ただ、このときは体調に問題がありました。
UTMF2016出場のためにトレーニングを重ねた副作用で、11月になっても疲労が抜けていなかったのです。
このときは「自分を甘やかす」ことを周囲に宣言せざるを得ないコンディションで、レース中に追い込んで走ることができませんでした。
どちらの年も万全ではなかったのです。

そんな経緯を踏まえて、3回目の2017年大会はどうしたいのかという話です。
24時間を切ってフィニッシュしたい、というのが2015年の初参加からの目標なのですが、結論から言えば、今年も達成は難しそうです。
今年は1月の高尾山天狗トレイル2017での転倒、6月の菅平スカイライントレイルラン2017でも転倒、7月の美ヶ原トレイルラン2017では20年以上前の故障再発と、ケガばかりでした。
故障中もレースには出ていたのですが、普段の走り込みやトレーニング山行などはほとんどできていません。
レース2週間前になってようやく調整を始めましたが、ランニングの感覚を取り戻すだけで精一杯です。
上積みなどなく、むしろ凹んだところから臨まざるを得ません。
三度目の正直はたぶんなく、三度目も正直、キツい展開になるのでしょう。
今年は、故障した足や脚をいたわりながら完走すること、これを目標にしたいと思います。
歩き通しても爆睡してもいい、とにかく無事にフィニッシュにたどり着くことだけを考えます。
タイムは26~29時間あたりが無難でしょうか。
正直に言えば、前2回のタイムの幅を書いただけなのですが、正直な話、これしか思い浮かばないのです。
正直、現状維持で御の字です。

三度目の正直といえば、天候も気がかりです。
過去2回はどちらもスタートから雨で気温が低く、体温をいかにコントロールするかが大きな課題でした。
特に昨年は、前半のコースが泥々だったこともあってペースが上げられなかったため、体温も上がりませんでした。
スタートの秩父から折り返しの飯能まで、ずっとレインジャケットを着たままだったような記憶があります。
武甲山~名栗のコース上から見た雲海。f:id:CHIKUSENDO:20171106125242j:plain
これはこれで水墨画のような趣があって、正直なことを言えば好きな風景なのですが、さすがに3年続けては飽きるでしょうね。
今年はスタートから晴れているといいのですが、三度目の正直は果たして。

蛇の道を行くー遅ればせUTMF2016試走記Day3

この記事はUTMF2016の試走記録の第3段ですが、UTMF2018のコースとなっている区間の記録でもあります。
↓関連記事はこちら↓
☆UTMF2016試走記Day1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/08/27/201847
☆UTMF2016試走記Day2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/10/24/084017

UTMF2018とSTY2018のエントリーが締め切られましたが、どちらも2倍を超える抽選倍率となりました。
私は今回、どちらにもエントリーしませんでした。STYに1回落選歴のある私ですが、UTMF2016には1回目のエントリーで当選しました。
普段くじ運の悪い私なので、まさか1回で当選するとは思っていなかったのですが、こういうものの機微はわからないもので、ふたを開けたらUTMF2016は荒天短縮UTMF、出てませんがSTYにはスタート後の荒天中止という結果が待っていました。
これは、くじ運がよいとは言わず、悪い部類なのかもしれません。
よくも悪くも当たった、当たってしまった、というところなのでしょう。
ただ、当たってしまったからには準備が必要で、その準備期間は充実したものとして過ごすことができました。
何をおいても、コースの試走は楽しかったのです。
これは、試走記録ではありますが、同時に楽しかったトレランの記録でもあるのです。

2016年9月12日の日曜日、UTMF2016の試走で、富士小学校から霜山を経て河口湖にフィニッシュする区間を走りました。
前日の本栖湖方面の試走に引き続き単独行で、河口湖の駅前のホテルに宿をとりました
2016大会でA9になる予定だった富士小学校には、富士急行の寿駅から向かいます。
UTMF2018では富士小学校はエイドではないものの、霜山からフィニッシュに向かう区間は2016大会とほぼ同じのようです。
f:id:CHIKUSENDO:20171030122341j:plain
幻のA9。
準備運動を済ませてから富士小学校を8:50頃に出発し、大きな道路を渡って、霜山への登山口に向かいます。
f:id:CHIKUSENDO:20171030122443j:plain
私は150km過ぎてから歩道橋を登る状況を経験できませんでしたが、UTMF2018ではここまでコースが繋がるとよいなと思います。
目指す霜山の登山口は、団地の脇にある獣避けのゲートです。
f:id:CHIKUSENDO:20171030122600j:plain
9:00頃に到着して登山開始です。
登山道というよりは作業道のような道なのかもしれません。
霜山への登りは総じて斜度が急で、150km以上進んできた身体には負荷がキツいと思います。
はじめは少し樹林帯を登りますが、すぐに伐採後の明るい斜面になります。
足元の土は固められていて、トタン板のようになっています。
f:id:CHIKUSENDO:20171030124642j:plain
雨が降ったら立て板に水のごとく、水が流れるのでしょう。
注意すべきポイントだなと思って先に進んだところで、長さ30cmほどのヤマカガシに出くわしました。
毒蛇です。
2017年の夏に小学生が咬まれて話題になりましたが、藤沢周平の『蝉しぐれ』でも物語の冒頭に、主人公達の子供時代のエピソードとして、ヤマカガシに咬まれてしまうシーンがあります。
話題になるということはよくいる蛇なのだと思いますが、私は蛇に遭遇すると、どうしても後味の悪い恐怖感をぬぐうことができなくなります。
30cmの長さの蛇なんて、太さにすれば大人の人指し指くらいしかないはずですが、どうしても恐怖心が先に立ってしまいます。
また蛇が出てこないか、警戒しながら伐採帯を登り詰めて、いくつか鉄塔の下を通りすぎると、樹林帯に入ります。
樹林帯に入ると足元はふかふかの落ち葉になったり、もろい砂の地面になったり、なかなか多様性に富んでいます。
ただ、時折切れ落ちるような斜面に取り付けてある道もあるので要注意です。
f:id:CHIKUSENDO:20171030124917j:plain
こういうところは大体足元ももろいので、余計に要注意です。
この切り立った道の先を登りきると、河口湖方面に下る稜線に出ます。
f:id:CHIKUSENDO:20171031224406j:plain
10:00少し前でした。
稜線は基本的には眺望が利かないのですが、所々に展望台が設けられています。
ここは恐らく霜山の展望所。
f:id:CHIKUSENDO:20171031224504j:plain
富士山は雲の中です。
眺望はいまいちですが、適度に広く走りやすい傾斜の稜線で、文字通り飛ばせる快適なトレイルでした。

この稜線を走っている最中のことでした。
前方10m位の山道をふさぐように、大人の手首くらいの太さの枝が横たわっていました。
この日は台風が過ぎてから間もなかったこともあり、所々に落ちた枝や倒木を見かけていました。
なので、初めは「枝か」ぐらいにしか思っていませんでした。
しかし、5mくらいの距離に近づくと、なんとその枝が動きだしたのです。
蛇でした。
今度は体長が1.5mくらいありそうでした。
蛇は山道を横切ろうとしているようで、ズルっという音まで聞こえてきます。
こちらは緩やかな下り坂を快適に走っていたため、すぐに止まることはできません。
また、止まってやり過ごすのもなんだか恐ろしかったので、思いきって飛び越えることにしました。
蛇は焦る感じもなくゆったり進んでいましたが、こちらは走りながら1mほど手前でエイヤと踏み切り、ピょーんと飛び越えました。
必要以上に遠くまで飛んで着地し、ひとまずワーッと悲鳴を上げてから振り返ると、蛇は稜線脇の藪の中に消えた後でした。
たぶんアオダイショウだと思いますが、大きかったのは間違いなく、驚いたのなんの、恐かったのなんの、いやあ、たまげた。
しかも、同じ日に2匹も蛇に出会ったのは生まれてはじめてでした。
霜山周辺トレイルは、蛇の道として私の記憶に刻まれました。

また、この日は台風の爪痕が凄まじく、山道が完全に塞がれている場所が数ヵ所ありました。
f:id:CHIKUSENDO:20171031224550j:plain
道なんだか倒木なんだか、よくわからないことになっています。
この2週間後、UTMF2016本番の直前にも台風が来ていました。
コース整備には相当苦労したんだろうなと思います。
本当に頭が下がります。

霜山からの道には時折分岐が現れますが、河口湖(天上山、カチカチ山)方面が基本です。
f:id:CHIKUSENDO:20171031224707j:plain
左へ行くと富士急行の沿線ですが、すべての道が麓に繋がっているわけではなさそうなので、エスケープの際には地図の確認が必要だと思います。
ただ、UTMFのコースはこの下りのどこかで「右」に折れて、天上山方面への山道から外れる必要があります。
そのポイントははっきりした分岐にはなっているものの、表示があったかどうかは記憶が曖昧です。
このときは霜山の展望所から15分ちょっとでたどり着きましたが、まだ早いのではないかと思い込み、1度通り過ぎてしまって戻るはめになりました。
間違いに気がついたのは、舗装林道との交差点を過ぎてしばらくしてからでした。
けっこう長いこと登り返しました。
このポイントで右に下ります。
f:id:CHIKUSENDO:20171031225011j:plain
画面左寄りに杭が立っていますが、他に標識がなければこれが目印になるかもしれません。
ここは主稜線から下りる道で比較的急な斜面、すぐ下を走る舗装林道とはほぼ直角に交わります。
レース中なら案内がしっかりしていると思いますが、試走時は注意すべきポイントだなと思います。
試走ロストも凹みますので。

舗装林道を横切ってすぐにまた山道に入ります。
正しいコースにはこんな橋が架かっています。
f:id:CHIKUSENDO:20171031225530j:plain
舗装林道との交差点を過ぎてから10分ほどでこの橋に出会わなかったら、1度ルートの確認をした方がよいと思います。
そして、道を間違える、というより、道がどこかわからなくなるポイントもあります。
f:id:CHIKUSENDO:20171031225723j:plain
踏み跡が薄くて木がまばらなので、林なんだか道なんだかよくわからなくなってしまいます。
私はこういうポイントがとても苦手なのですが、落ち着いて探せば、行くべき道は見つかると思います。

里には10:40ごろに下りてきました。
f:id:CHIKUSENDO:20171031231651j:plain
コスモスと名前の知らない虫が待っていました。
4月下旬のUTMFでは何が待っててくれるのでしょうか。
稜線に出てからは40分程で下山できました。
途中、ロストしかけて倒木に行く手を阻まれて、おまけに蛇に心を折られての40分です。
UTMFは40時間を切るくらいで完走する計画を立てていた私ですが、これと同様の走力の方であれば、そのぐらいで下山できると思います。
下りてすぐに左に曲がって、突き当たった神社の角を左に曲がります。
f:id:CHIKUSENDO:20171031230547j:plain
するとすぐに、あじさい公園を目指す道に入ります。
f:id:CHIKUSENDO:20171031230916j:plain
あじさい公園に向かう道は最後のトレイル。
f:id:CHIKUSENDO:20171031231018j:plain
もう100マイルは過ぎてからの登り基調のトレイルです。
あじさい公園では、100マイル過ぎてからの下り階段。
f:id:CHIKUSENDO:20171031231202j:plain
膝が大笑いしてるのかもしれません。
ここまで来ると河口湖が一望できます。
f:id:CHIKUSENDO:20171031225851j:plain
見えているのは河口湖大橋、フィニッシュへと向かう約束の橋です。

湖畔に下りてからしばらく進む道には、ウッドチップが敷きつめられていました。
f:id:CHIKUSENDO:20171031231447j:plain
ふかふかの足に優しい道のりを、いったん河口湖北岸に回り込みます。
そして、約束の橋を渡ります。
「栄光の架け橋」という歌もありますが、私にとっての橋は「約束の橋」なのです。
ただ私は、君のためなら河を渡ろう♪、ではなく、私のために河口湖を渡ります。
f:id:CHIKUSENDO:20171103012317j:plain
心がけを表してか、富士山は見えずじまい。
でも、他人のためにできることはあっても、私は私のためにしか走れないのです。
他人のために橋を架ける佐野元春、偉大です。

大池公園には11:20ごろにフィニッシュしました。
f:id:CHIKUSENDO:20171031232040j:plain
出迎えてくれるのは、たぶんポプラの木。
8:50から走り出して、2時間半でのフィニッシュでした。
私は本番ではたどり着くことはなかった大池公園のフィニッシュですが、UTMF2018とSTY2018の選手が、無事にこの場所にフィニッシュできることを願わずにはいられません。
皆様、ぜひご無事で。

さて、お昼御飯は昨日に続いてカレーライス。f:id:CHIKUSENDO:20171103113140j:plain
河口湖駅前の絃(げん)というお店です。
ここは数年前から気に入っていて、河口湖に来ると必ず立ち寄っています。
料理が美味しくて雰囲気が落ち着いています。
それにしてもカレーばかり食べてるな。

竜を見た男ー遅ればせUTMF2016試走記Day2

藤沢周平に『龍を見た男』という短編集があり、新潮文庫で読むことができます。
表題作である「龍を見た男」はある漁師の信仰をめぐる物語なのですが、この記事はUTMF2016の試走で本栖湖辺りを走って、富士山絶景ポイントとしておなじみの竜ヶ岳に登りました、という話です。
2016年9月11日の土曜日のことでした。
↓関連記事はこちら↓
☆UTMF2016試走記Day1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/08/27/201847
☆UTMF2016試走記Day3
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/11/03/114047

公式DVDやNHKの映像には必ずと言っていいほど出てくる竜ヶ岳(晴天限定)は、UTMF2018ではコースになっていますが、STY2018ではコースから外れています※。
※2017年10月25日に書き換えました。公式サイトの地図では、竜ヶ岳付近のルートがUTMFとSTYで異なっています。

また、この日に通った鳥帽子岳を経てパノラマ台に続くトレイルは、逆回りとはいえUTMF2018、STY2018でもコースとなっています。

本栖湖には高速バスと路線バスを乗り継いで行ったのですが、高速バスが渋滞で遅れたため、河口湖で予定のバスに乗り継げませんでした。
結局、予定よりも1時間遅い到着となりました。
f:id:CHIKUSENDO:20171023125141j:plain
左端が竜ヶ岳です。
そして、湖を屏風のように囲っている山々がUTMFのコースとなっています。
本当は鳥帽子岳からこの本栖湖を周回するコースをたどって、竜ヶ岳まで行く予定でした。
この遅れのために、鳥帽子岳・パノラマ台まで登り、いったん本栖湖に引き返して、湖岸から竜ヶ岳に登って帰ってくる行程に短縮しました。
UTMF2016は反時計回りだったので、本来は湖畔近くから、鳥帽子岳に登ってパノラマ台まで登ったのですが、UTMF2018は時計回り(本栖湖周辺は)のため、時系列を逆にして書いていきたいと思います。
ただ、写真を撮っている目線がUTMF2018コースとは逆になってしまうので、あまり意味ないかなとも思いますが、でも試みまでに。

逆からということになると、いきなりパノラマ台から始まることになります。
鳥帽子岳の先にある「パノラマ台」はその名の通り、視界の開けたピークです。
f:id:CHIKUSENDO:20171024124522j:plain
雲が晴れれば、目の前には富士山がドーン。
f:id:CHIKUSENDO:20171023125545j:plain
広々とした樹海も美しいです。
f:id:CHIKUSENDO:20171024123914j:plain
ここから少し下って鳥帽子岳のピークを目指します。
パノラマ台から鳥帽子岳に向かうトレイル。
(写真の方向は鳥帽子岳→パノラマ台)
f:id:CHIKUSENDO:20171025013224j:plain
木漏れ日がきれいです。
この区間には幅の狭いトラバースがあります。
谷に向けて傾斜がついていて、かつ根っこの張り出しもあるので要注意です。
踏みしめる地面も若干もろいので、乾いていても滑ることがあるかもしれません。
スリップというよりも、意図せずスライドしてしまうイメージの「滑る」です。
地面がもろいというのは、この本栖湖を1周するトレイルの特徴だと思います。
UTMF2016の本番はこのもろい地面が雨を大量に吸って、どこもかしこもズルズルのビチャビチャトレイルとなりました。
UTMF2018コースに即して考えると、本栖湖いこいの森のキャンプ場から先はしばらく登りになりますが、その途中、もしくは終わりに近いところで、滑り台のような激登り坂が現れるはずです。
2016大会では逆向きで下り坂でしたが、泥の滑り台としか言い様の無い、えげつない斜面でした。
雨が降ると難関となるのは必至です。
なお、UTMF2016本番でのこのエリアの詳細は、下記の記事に書いてあります。
☆survival dAnce ! ーUTMF2016レポート4
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/02/02/221828
☆I will follow you ! ーUTMF2016レポート3
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/01/28/111932
参照する場合は、書いてあるコースを逆向きで走った時のことを想像してみてください。

試走の記録に戻ります。
鳥帽子岳からの富士山はこんな見え方をしていました。
f:id:CHIKUSENDO:20171023125428j:plain
これだけでも十分かもしれませんね。
鳥帽子岳からは、山麓にある精進湖へ向かう樹海トレイルに下ります。
ここの地面ももろいのですが、かなりしっかりと踏み固められているため、UTMF2016の雨の中でも泥々ではありませんでした。
走りやすいけれど、けっこう急な斜面だという印象があります。
道幅は広めなので、かっ飛ばそうと思えばかっ飛ばせると思います。
下りた先の鳥帽子岳登り口には、こんな看板が立っています。
f:id:CHIKUSENDO:20171023125324j:plain
UTMF2018ではこちらを精進湖へ向かいます。
そして、試走で訪れて精進湖には行かない場合には、こちらで人里に出ます。
f:id:CHIKUSENDO:20171023125234j:plain
本当は最初に通った鳥帽子岳トレイル入口、トンネルが目印です。
ここからパノラマ台には、私の足で登って37分でした。
下ったら25分前後でしょうか。

ここからは湖畔に戻って腹ごしらえをして、いよいよ竜ヶ岳に臨みます。
まずは湖畔から行く手を望みます。
f:id:CHIKUSENDO:20171025012315j:plain
左に竜ヶ岳、竜を見た男です。
この試走の4日前、さかいやスポーツで開催された鏑木さんのトークショーで、鏑木さんの一番好きな富士山絶景ポイントはどこですか?と質問をしたところ、竜ヶ岳、という答えが返ってきました。
映像化作品でもおなじみの竜ヶ岳ではあり、私もいいところだとは思っていました。
そして!鏑木さんが好きだという山ならば行ってみたい、というファン心理にも駆られ、試走という名目にもかこつけて訪れた竜ヶ岳でした
こちらも逆回しで書いていくことにします。

竜ヶ岳は山頂とその周辺が笹原です。
山頂の若干の寂寥感。
f:id:CHIKUSENDO:20171024215357j:plain
山頂標識の枯れ具合がまたなんとも言えません。
f:id:CHIKUSENDO:20171025012654j:plain
楽しみにしていた富士山は、
f:id:CHIKUSENDO:20171024213019j:plain
雲の中。
f:id:CHIKUSENDO:20171024214946j:plain
笹原の中、山頂へと延びる道。
UTMF2018ではここを下ります。
f:id:CHIKUSENDO:20171025214112j:plain
いざ本栖湖
竜ヶ岳~本栖湖間の山道は北向斜面で、この試走の数日前の雨の痕跡が残っていました。
また、疎林という表現が適当かはわかりませんが、木々が細くて登山道との区別がつけづらいところがあります。
f:id:CHIKUSENDO:20171025210259j:plain
ここは登りで私が行く手を見失った場所ですが、下りでも同様に、登山道を外しかけました。
また、こちらも足元はもろく、傾斜も急なので、少し注意深く走る必要のある区間だと思います。
登山道の出口には、まさかの色白美人が。
f:id:CHIKUSENDO:20171024205223j:plain
見事なまでの白い輝きを放っていました。
竜ヶ岳は表情が魅力的な山です。
2016大会では早い段階で迂回が決まっていたので、本番で足を踏み入れることはありませんでしたが、そういう意味でも貴重な山行となりました。
絶景富士は見えなくとも、いい山です。
とはいえ、足元のもろさにお気をつけください。

下山してきて撮った三度目の本栖湖
f:id:CHIKUSENDO:20171023125648j:plain
まるで色彩豊かな絵を観ているようでした。
UTMF2016の試走で撮った写真の中で、一番気に入っているかもしれません。
この写真の風景を見られただけでも、この日の試走には大きな収穫があったのだと思います。

下山後は、本栖湖名物を堪能してから帰路につきました。
f:id:CHIKUSENDO:20171024220249j:plain
それにつけてもおやつは鹿カレー。
美味しゅうございました。
赤ワインソフトクリームも絶品でしたが、これからの季節は厳しいかも。

イとーの話ー語彙雑感

はてなブログにはアクセス解析の機能があり、簡単ではありますがどの記事がよくアクセスされているかを把握することができます。
コメント覧も設けないで、自分の書きたいようにしか書かない私のような執筆者でもやはり読者の反応は気になるもので、何の記事がよく読まれているかはよくチェックしています。
最近まで圧倒的にアクセスが多かったのは「摩擦考ー奥三河パワートレイル余録1」という記事でしたが、ある変更を加えたところ、アクセスがガクンと減りました。
ある変更とは、イをー(伸ばす音、音引き)に置き換えることです。
些細なことですが、イとーでは大違いなのです。

元々「摩擦考ー…」の記事は、Ospreyのトレランリュック・デューロ6の使用感がとてもよかったということを、その重心の高さと身体との摩擦面の大きさから考えたものでした。
私としては、デューロが気に入りました、以上、のものではないこの記事がなぜ読まれているか、当初はわかりませんでした。
せいぜいデューロやOspreyが好きな方が読んでいるのかなと思っていたのですが、ある日の新聞を読んでいたところその理由がわかりました。
表記の問題なのです。
私の記事では、当初はオスプレ「イ」と書いていましたが、これがかの軍用機のそれの新聞表記と同じだったのです。
しかも、アクセスが増えたのはかの軍用機が墜落した報道があった直後です。
語尾がイで、しかも「摩擦」なんて書いてあるため、かの軍用機と基地周辺住民などとの摩擦について調べる際に、検索で引っかかっていたのだろうなと思います。
リュックのOspreyは、輸入代理店のロスト・アローの表記ではオスプレ「ー」で、軍用機のそれとは異なります。
恐らく、新聞表記は「イ」に統一されているのでしょう。
私は知らずに「イ」を使用していましたが、かの軍用機は墜落などの事故を起こす可能性が高いため、これからもミスリードをしてしまうかもしれません。
それは申し訳ないので、イとーをしっかり区別しました。
すると、数日で件の「摩擦考ー…」へのアクセス比率が目に見えて低下していきました。
恐らく、イとーを変更する前の「竹仙坊日月抄」のアクセスのうち、かの軍用機を目当てにしたものが最大で20%くらいはあったのではないか、と推測しています。

検索をするとこういうミスリードに出会うことが多々あり、それは当然のことでもあるのですが、イとーの違いに注意しないだけで、まるで違う世界に迷いこんでしまいます。 
イとーが違うだけなのに、私の記事ではかの軍用機についての情報はまったく得られません。
そもそも、使われる語彙がまったく違うのです。
かの軍用機について語るには、政治的、社会問題的、軍事技術的、など様々な切り口があると思いますが、それぞれに使用される語彙があり、語られる内容もその語彙に沿ったものになります。
私が竹仙坊日月抄で使う語彙では、かの軍用機についてはせいぜい、落ちたらかわいそうだよね、くらいのことしか語れません。
語彙もそうですが、そもそも、この場でそれについて語る動機すらないのです。
そんな場所にミスリードされてきてしまった方たちには若干申し訳なく思います。
それでも、イとーの違いでたどり着いた先にあった、リュックについて若干変態的に考察する世界もなかなか悪くないのです。
そのことを知ってくれるだけで、私は幸いです。
来たくなったらいつでも来てください。

オスプレ「ー」デューロの付属のハイドレーションです。

f:id:CHIKUSENDO:20171021232838j:plain

よく工夫された使い勝手のよいハイドレーションです。

かの軍用機も、初めから落ちるために作られているわけではないと思います。

本当の意味での作り手の思いを、私は知るすべを持っていません。

でも、気に入ることのできるものに会えた喜びを私は知っています。

かの軍用機がそのようなものであればよかったのになと思わなくもないのです。

でも、かの軍用機が必要な世界を私は望んでいません。

私が望む世界は、「イ」が空を飛び回る世界ではなく、「ー」が縦横無尽に山を駈けめぐる世界です。

DNSからのSNDー東京湾アクアスロン2017

10月14日に開催された、第4回東京湾アクアスロン大会のショートの部をDNSしました。
ハセツネのスタッフ疲れなのか、この週はずっと体調が思わしくなく、しかも寒さ(気温15℃、水温21℃)の中で海を500m泳ぎきる自信がありませんでした。
f:id:CHIKUSENDO:20171019100607j:plain
浜のカモメは元気ですが、トライアスリートでもスイマーでもない、ただの体調不良なトレイルランナーである私には、荷が重いというかまあ、実力的に無理なのです。
身の程をわきまえてのDNSでした。

ただ、単純にDNSするのも面白くありません。
このレースは私の故郷で開催されるため、私には、それにかこつけて帰郷することを楽しみにしている節があります。
先月開催された千葉市海浜アクアスロン大会と、この東京湾アクアスロンは、どちらも千葉市稲毛海浜公園を会場にして行われます。
稲毛海浜公園千葉市の高浜という地区にあり、高浜はまさに私の故郷です。
このアクアスロンの2大会を、私は勝手に高浜アクアスロンシリーズ2017と名付けていましたが、第2戦にして最終戦である東京湾アクアスロンを欠場したことで、シリーズが成立しなくなりました。
でも、私以外にシリーズ標榜者がいないので誰も困らないのですが、なんだかつまらないのです。
先月1度帰郷してますが、今回もせっかくなので(Sekkaku Nano De;SND)、参加賞のピックアップを兼ねて帰郷することにしました。
DNS逆から読むとSND。
SNDの1日です。

稲毛海浜公園には、ショートの部のスタート直前に到着しました。
SND、前回2016年大会と比較してみると、2016年はレース開始時に気温は22℃で水温も22℃あり、しかも容赦なく晴れていたため、ランでは暑いくらいでした。
f:id:CHIKUSENDO:20171014163558j:plain
昨年は青々とした海でしたが、今年は見事な鉛色です。
f:id:CHIKUSENDO:20171014124148j:plain
スピッツの「魚」に「鉛色に輝く この海は 僕らの海さ」という歌詞があります。
私はこの歌を聴くといつもこの海を思い出していたのですが、本日は、鉛色なれど輝かず、ただ冷たく波打っています。
11:00にショートの部がスタートしました。
f:id:CHIKUSENDO:20171014124311j:plain
稲毛の浜の沖を500m泳いだあと、稲毛海浜公園内の2.5kmコースを2周走るカテゴリーです。
本来ならば私も海の中にいるはずでした。
スタートを見送ったら帰ってもよかったのですが、ここまで来たらSND、誰の応援でもない応援をするため、砂浜に残りました。
トップの選手はスイムがダントツに速く、トランジションも手早く済ませて、ランでは最終盤に追い上げられるものの、スイムのリードを守りきって優勝しました。
圧巻でした。
スイムはもう桁違いに速いのですが、付け加えるとトランジションがお見事です。
ゼッケンを安全ピンで止めたトライスーツで泳いで、泳ぎ終わったら靴だけ履いて走り出す、全く無駄のないトランジションでした。
この無駄のなさは過剰装備上等な私にとっては難題ですが、SND、来年出場するならばぜひ取り入れたいと思います。
私は一介のトレイルランナーでしかないので、スイムの実力アップには限界があります。
こうした間合いを詰めていく技術を身につけたいと思います。

SND、ショートの競技終了後のロング(泳1.5km、走10km)および1.5kmスイムのカテゴリーのスタートも見ていくことにしました。
f:id:CHIKUSENDO:20171014124408j:plain
これから海を1.5kmも泳ぐ猛者たちです。
なんと、ショートのチャンピオンも再度スタートラインについていました。
レース後にもう1回海を泳ぐなんて、ちょっと想像がつきません。
すごすぎる。
でも、私たちトレイルランナーも、山を100km走るなんて想像がつかない、といわれがちな種族です。
恐らくは似た者同士です。
海のものとも山のものともつかない、なんて言いますが、たとえそれがわかったところで、海に遊ぶのものも山に遊ぶものも、根っこにあるものは同じなのかもしれません。
私にとってもそれは然りです。
海のある街で育ち、大人になって山で遊ぶようになりましたが、それでもまた海で遊ぶものでもあります。
海のものでも山のものでもなく、そして、海のものでも山のものでもある、それは、何ものでもなくて何ものでもある。
なんだそりゃ。
まあ、そんな感傷を覚えたのですが、自分で自分の言ってることがよくわかりません。
あとでゆっくり考えよ。

さて、稲毛海浜公園を後にした私はSND、稲毛駅西口(海側)にあるカレーの有名店で昼食をとることにしました。
f:id:CHIKUSENDO:20171014164714j:plain
SHIBAというこのカレー屋さんは、千葉市では老舗の有名店で、私が知ってる限りで30年くらいは評判の高いお店なのですが、私は1度も食べたことがありませんでした。
いつか行けるだろうと思って行かないまま何十年も経ってしまう故郷あるある、その轍を完全にふんでいたのです。
でも今回はDNSなのにノスタルジーに駆られて帰郷してしまったこともあり、SND、食べて帰ることにしました。
寒さでお腹が減ってしまったのと、初めてなんだからSND、チキンカレーとタンドリーチキンのセットで大盤振る舞いです。
f:id:CHIKUSENDO:20171014131754j:plain
いやあ、美味しゅうございました。
美味しいものを表現する語彙に乏しい私にとって、美味しゅうございました以上の美味しい表現はありません。
つまりは、おすすめなのです。
関連してはいるものの話はそれて、最近、言いたいこと、もしくは今まさに言わなければならないことについての語彙が足りないということが、結構な悲劇だと実感したのですが、それはいつかまた別の話で考えたいと思います。
大したことではないのですけど。
SHIBA、おすすめです。

一通りのノスタルジーと初めてを通り過ぎた帰り道は、これまたSND、京成千葉線から京成本線を乗り継いで帰京することにしました。
f:id:CHIKUSENDO:20171014164822j:plain
高校生の頃の私は、京成電車で上野に出てブラブラするのが好きでした。
なぜ京成かと一言で言うと、運賃が安いのです。
京成がJRよりも安いのは今でも変わりませんが、高校生の頃にはより大きな差を感じていました。
私と東京を結んだのは京成電車でした。
DNSだけどSNDだって、無理矢理のように帰郷してみたら、思いの外濃い1日になりました。
初めてのSHIBAを堪能できたのも、DNSしてからのSNDさまさまなのでしょう。
ちなみに、せっかくなので=SND的な略語芸人であるところのDAIGO(メンタリストじゃないほう)は、私と同学年です。
まあ、DAIGOと私の人生が交差したことは無いし、これからすることも無い、これはけっこう自信を持って言えますが、何だかんだで、場所は違えども同じことをやってます。
つまりは世代なのか、これ。

今回最大に残念なのは、デビューを逃したトライスーツです。
f:id:CHIKUSENDO:20171018235124j:plain
でも、これこそSND、次の機会に活躍を期待しています。
マイナスから始まるけれど、実はプラスのベクトルを持つ魔法の言葉、それはSND。
何もうまくいかなくても、せっかくなので=SNDにつながる言葉は、次だとかとりあえずだとか、心身が自然と前に出る言葉が多いようです。
いつも心にSND、そうすれば前を見て生きることができる。
なんてな。
安い自己啓発本みたい…。