竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主でしたが、2018年4月以降、骨折治療のためトレランは控えています。藤沢周平が好きです。

海が待っているー若狭路トレイルラン2018予報

若狭路トレイルラン2018は、例年通り、9月最後の日曜日である9月30日に開催されます。
昨年2017年に初めて出場しましたが、これが楽しい大会でした。
この記事の最後の方(◇以下)に2017年大会の記事のリンクをまとめてあります。
何かの参考になればよいなと思います。

今年は信州戸隠トレイルランニングレース2018と日程がかぶってしまいましたが、昨年は戸隠が9月10日頃の開催だったため、両方のレースに出ることができました。
今年の私は骨折の影響でトレランを控えているためどちらにも出場しませんが、どちらに出たいかを選べと言われたら、相当な難問だと思います。
ただ、そういう難問への答えを出さなくてよい状況にあるのは、ある意味楽ではあります。

両者を比べると、山か海かの違いというのが一番の違いである気がします。
信州戸隠は山中の門前町から山々を駈ける、純粋に山を巡るレースです。
翻って若狭路は、海から山に入ってまた海に戻る、海と山のレースです。
海沿いの街で育った私は、山には憧れを、海には懐かしさを感じます。
とはいえ、若狭路トレイルランの会場である食見海岸は青く澄んだ海で、私が懐かしさを感じる北部東京湾の味噌汁のような海とはまったく別物でした。
こんなきれいな海で育ったら違う人生があったのではないか。
育つ土地が違えば人生が違うのは当たり前なのですが、そんな感傷のような感想を抱いてしまうくらい、きれいな青色をした海でした。
人それぞれ何を思うかは違うと思いますが、私にとって若狭路は、海が印象的なレースでした。
こんな海や、
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こんな海、
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こんな海が待ってますよ。
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2017年大会予報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/22/205040

2017年大会速報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/24/132539

2017年大会レポート1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/27/125424

2017年大会レポート2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/27/201437

2017年大会余録1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/10/01/184225

2017年大会余録2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/10/06/225431

変われども変われどもー信州戸隠トレイルラン2018予報

信州戸隠トレイルランレースには過去2回、2015年と2017年にロングの部に参加しました。
今年は9月30日(日)開催予定ですが、4月に骨折した左腕が回復しておらず、参加を見合わせます。
この記事の最後の方(◇以下)に2017年大会の記事のリンクをまとめてあります。
後述のように、2017年までとはコースが大幅に変わっているのでレースの参考になるかはわかりませんが、滞在の参考になればよいなと思います。

2017年大会は終始よく晴れていましたが、2015年大会は雨混じりの曇天から始まり、午後から晴れたような記憶があります。
雨混じりの2015年は、今回と同じく9月第4週の開催でした。
9月は天候が安定せず台風も来やすいので、天気が変わりやすく、参加者としてもまた対応を迫られます。

変わりやすいと言えば、このレースのロングの部のコースもまた変わりやすく、私が最初に出た2015年は45km、2度目の2017年は50km、そして出場はしないものの2018年は60kmとなりました。

2018年大会コース
http://www.togakushi-trail.com/course/

2017年大会コース
http://www.togakushi-trail.com/2017/coursemap/

2015年大会コース
http://www.togakushi-trail.com/2015/coursemap/

しかも今年のコースは、昨年までのルートを逆回りで走る区間もあり、これまでとは大分様相が異なるレースとなりそうです。
例えば飯縄山南登山道は2017年までは下りのルートでしたが、今年は登りで使用するようです。
飯縄山南登山道では2015年の大会で大転倒した記憶がありますが*、今回は登りなので転倒の心配は少ないでしょう。

http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/01/22/213441
登りの場合は飯縄山への登山者を追い抜きながらのレースになるため、登山者への気遣いが試される局面が多々あるかと思います。
出場しない私がいうのもなんですが、トレイルランナーの矜持というか、マナーの良さを知ってもらう良い機会だと思います。
陰ながら応援したいと思います。

他にも、戸隠牧場のラウンドは距離が大幅に延ばされ、今までは行かなかった古池というところまで登って大回りをするようです。
単純に距離が延びただけでなく、山岳セクションも全体的にハードになった印象を受けます。
こうやってマップを眺めた印象では、けっこうキツいコースかも知れません。
ただ、キツいとかハードとかいった言葉にワクワクとか喜びとかを感じてしまう種族のトレイルランナーである私としては、より楽しいコースに変わったんだろうなとも思います。
本当に楽しいかどうか自分の足で確かめられればよいのですが、骨折が完治しないなかトレイルランニングを再開することはできません。
今年の参加者の方々が、今まで私が見たことのない風景を見に行けるのは、純粋に羨ましく思います。
いつか治ったら、変わったコースを走ってみたいと思います。

ただ、変わった変わったとはいえ、変わらないところももちろんあるようです。
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最初の瑪瑙山への登りから振り返って見た戸隠山高妻山です。
ここは2015年も2017年も序盤で通りました。
瑪瑙山には今回も、スタート直後にガツンと登ります。
戸隠神社宝光社から小鳥ヶ池に向かう途中の町中ににある急坂。
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言われた通り、見ての通りの坂ですが、今年もコースになっているようです。
この張り紙はまたあるのでしょうか。
とても気になります。
小鳥ヶ池はこんなところです。
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第2エイドの鏡池も素敵な場所ですが、この小鳥ヶ池を見ると心が落ち着きます。
小鳥ヶ池から鏡池の間の森もまた素敵な森です。f:id:CHIKUSENDO:20180730234605j:plain
天候によりますが、柔らかい木漏れ日に癒されるかもしれません。
レース後半の戸隠牧場にも癒しの光景が。
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この子馬も今年は大きくなっているのでしょうか。
戸隠牧場から瑪瑙山に登り返して、最後の戸隠スキー場を下りきると、フィニッシュの直前に戸隠山高妻山が出迎えてくれます。
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今年はスタートとフィニッシュが同じなので、文字通り帰って来る感じです。
私の出場した2015年も2017年も、私のフィニッシュ時刻にはよく晴れていました。
今年も晴れたらいいですね。

◇2017年大会の記事

2017年大会予報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/09/111416

2017年大会速報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/10/183230

2017年大会レポート1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/11/235525

2017年大会レポート2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/12/183126

2017年大会レポート3
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/14/203355

2017年大会レポート4
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/17/221550

2017年大会余録1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/20/235148

2017年大会余録2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/22/164100

故郷の浜はー東京湾アクアスロン2018予報

私が初めて出場したアクアスロンの大会は、2016年の第3回東京湾アクアスロン大会でした。
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この大会は一般社団法人日本国際オープンウォータースイミング協会という団体が主催していて、トライアスロンというよりはオープンウォータースイミングに力点が置かれています。
会場は稲毛海浜公園内にある人工海浜・いなげの浜で、スイムはその名の通り東京湾を泳ぎます。
海は、晴れていれば青く、
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晴れていなければ鉛色。
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私の出場した2016年大会はよく晴れていました。
海の水は、北部東京湾の濁った海ではあるものの意外ときれいで、視界はけっこうあったような気がします。
スイムの後は稲毛海浜公園内を周回ランします。
大会規模は大きくないのですが、海を泳ぐ本格的なアクアスロンが東京近郊でできる貴重な大会だと思います。
興味のある方にはお勧めです。
レースや会場の詳細については、過去記事のリンクを付けておきました。
参考になれば幸いです。

2016大会レポート
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2016/12/16/224721

2017大会応援感想記
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/10/18/234824

この大会も私の故郷である千葉市美浜区高浜で開催されるレースです。
このレースと千葉市海浜アクアスロンとを合わせて、勝手に、高浜アクアスロンシリーズと名付けています。
しかし、昨年は千葉市海浜アクアスロンは完走したものの、体調不良で東京湾アクアスロンDNSしたため、シリーズが成立しませんでした。
今年は骨折の影響でどちらも参加を見合わせたため、シリーズ未開催のままシーズンが終わることになります。
まあ、勝手に始めたシリーズ戦なのでどうでもいいことなのですが、楽しみが一つなくなるのはやはり物悲しい気持ちになります。

会場のいなげの浜は埋め立て地の人工海浜です。
ここが日本初の人工海浜であることを、今回調べて初めて知りました。
この浜には子供の頃から海水浴に潮干狩り、花火に夜遊びと、色々な思い出があります。
特に甘酸っぱい思い出があるわけでもないのに、なぜか切なくなるノスタルジックマジックにとらわれる場所です。
それでも、特定の思い出に結びつかない風景として心から離れないのは、やはり夕景です。
この浜は西海岸なので、海と夕陽というベタな絶景に出会うことができます。
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2016年大会の後、ひとしきり故郷を徘徊してから戻ったいなげの浜の夕暮れは、じっと見入ってしまうほど美しく感じました。
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波打ち際で遊ぶ子供たちを見守る母親と夕焼け。
自分で書くのもなんですが、フォトジェニックなこと半端ないって、素直に思います。
しかし本人たちに聞いたところ、大人と子供は赤の他人とのことでした。
こんなに親子感が半端ないのに…。
私の故郷の浜は、妙なマジックにかけられてしまうところのようです。

夏の名残のー千葉市海浜アクアスロン2018予報

2018年の千葉市海浜アクアスロン大会は、9月9日(日)に開催されるそうです。

http://www.tokio-world.com/chibactiy-aquathlon/index.html

私は、私の故郷である千葉市美浜区高浜で行われるこの大会の存在を昨年初めて知りましたが、大会自体は今年で21回目となります。
歴史を積み重ねてきた大会です。
7月5日現在、まだエントリー期間は終わっていないようです。
私自身は骨折の影響でスイムの練習ができなかったため、今年の参加は見合わせます。
この大会のスイムは、稲毛海浜公園プールの「流れるプール」を使用します。
ただし、大会はプールのシーズン営業終了後に開催されるので、水は流れてはいません。
1周300mのプールを周回した後、海浜公園内をランで周回するレースです。
スイムとランのデュアスロンには興味があるけれど、いきなり海は泳ぎたくない、という方にはお勧めの大会です。
また、この大会にはトライアスロンのトップ選手がゲストとして登場します。
昨年はリオデジャネイロオリンピックパラリンピックの代表選手が来て、軽くではあるもののそのパフォーマンスを見せてくれました。
とてもよい刺激になりました。
そういう意味でもお勧めの大会です。

故郷であるので、大会会場の稲毛海浜公園プールには、少年時代、夏になると何度となく遊びに行きました。
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夏休みが終わると同時に屋外のプールの営業が終わるため、夏休みの象徴のような場所でもありました。
この大会はシーズン営業終了後の開催ですが、まだ夏の名残のある時期です。
少年時代の夏休みを振り返ると、甘酸っぱいような過ごし方をしたわけでもないのに、思い出すたびに切なさがつのります。
でも、そんな感傷はレースには関係ありません。
昨年初出場した私は、スイムで失敗してしまい、故郷の水の冷たさを肌身に感じました。
その体験記事を下にまとめました。
参考になれば幸いです。

予報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/02/181750

レポート
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/06/125421

余録
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/06/213223

思い出はいつの日も雨ー美ヶ原トレイルラン2018予報

今年は6月30日(土)に開催される美ヶ原トレイルランですが、2015,2016,2017年と3年連続で80kmのカテゴリーに出場していました。
しかし今回は、4月に左腕を骨折した影響でエントリーを見合わせました。
美ヶ原の80kmは、私の好きな大会の中でもFTR100(2018年大会開催決定!出られないけど嬉しいです)と1,2位を僅差で争うくらい、大好きなレースの一つです。
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写真は2016年大会の最序盤、ゲレンデトップに登って少し走った先からの風景です。
霧ヶ峰の、草原地帯独特の柔らかい緑が印象に残っています。
出場できないのは非常に残念です。
友人が出場するため、せめて応援だけでもと思いましたが、日程の都合でそれもできません。
せめて外野からの賑やかしということで、昨年の大会のレポートを、この記事の最後の方にまとめておきたいと思います。

このレースは梅雨の真っ只中に開催されるため、いつも雨の思い出が付きまといます。
初出場した2015年は、序盤の三峰山付近でザーッと降りだしました。
その辺り高原地帯で遮るものがないので、冷たい風雨に直接さらされました。
その雨のせいか、中盤から終盤にかけては泥んこトレイルに悩んだ記憶があります。
2016年はレース当日は降らなかったものの、前夜の雨の影響か、前半は冷涼な濃霧に、後半は一転、高温多湿となり、軽い熱中症のような症状に苦しみました。
この時は、エイドのある長門牧場のアイスクリームに救われました。
後泊したレース翌日は土砂降りで、帰りが一苦労だったような記憶があります。
昨年の2017年大会は、大雨の影響で当日に大幅なコース変更となりました。
45kmカテゴリーのコースに、長門牧場~和田宿の往復約30kmを加えた変則コースの75kmのレースに変わりました。
殿城山(でんじょうさん)の急登から北の耳、南の耳に登って、ゲレンデトップに至る最終盤のトレイルもカットされました。
2016年大会では、この南の耳を回るトレイルが夕日で柔らかいオレンジ色に照らされて、えもいわれぬ美しさでした。
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上の写真では、そのオレンジ色がきれいに出ていないのが残念です。
今年は、できれば天候がよくて、コース変更もなくて、きれいな風景を見ることができるといいですね。

以下は80kmカテゴリーでコース変更があった2017年大会のレポートです。
先に軽く触れたように、通常であれば45kmカテゴリーのレースとほぼかぶります。
80/90kmカテゴリーの場合は、レポート4からが、和田宿エイドから大門峠のエイドを経てフィニッシュに至るまでの記事になっています。
参考になれば幸いです。
また、ご無事を祈っています。

2017年大会予報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/06/30/104829

2017年大会速報
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/01/221146

2017年大会レポート1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/03/084959

2017年大会レポート2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/03/221729

2017年大会レポート3
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/07/084911

2017年大会レポート4
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/08/230541

2017年大会レポート5
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/12/192234

2017年大会レポート6
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/14/193211

2017年大会余録1
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/15/002753

2017年大会余録2
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/15/012715

2017年大会余録3
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/07/21/085717

誰がために鐘は鳴るースカイライントレイル菅平2018応援感想記2

6月10日のスカイライントレイル菅平では、応援者としてコース上に出没しながら、鐘ではなく小さなカウベルを鳴らしていました。
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BUFFのノベルティカウベル、大活躍でした。
左腕に骨折の手術による痛みがあり、拍手で応援するのは辛いのですが、カウベルなら片手を振るだけでカラカラと元気に鳴り続けてくれます。

菅平牧場で山ツツジに囲まれてカウベルをカラカラ鳴らしているとき、ずいぶんと妙な気分になりました。
自分がその手の妖怪(水木しげる的なそれ)になってしまったような気がするのです。
山道でトレイルランナーを待ち伏せしてカウベルを鳴らす、妖怪「カウベル鳴らし」。
もしくは妖怪「カウベル」にとりつかれてしまったような感じ。
手が勝手に自分の意思を離れてカウベルを鳴らしている、もしくは自分の意思と無関係にカウベルが鳴っているような感覚といえばいいのでしょうか。
そんな気分になりました。
まあ、たとえ妖怪だとしてもうるさいとかうざいとか、それ以上の害はなさそうなのが救いですが。

そんな妖怪カウベル鳴らしである私ですが、カウベルを鳴らして選手を応援するのは本当に楽しいものでした。
自分が参加していなくても、周辺でウロチョロ遊んでいるだけで十分楽しいのです。
今回は応援に徹したことで、私がいかにトレイルランニングというスポーツが好きで、トレイルランナーが好きなのか、ということがよくわかりました。
このスポーツに触れていることが、私の楽しみであることは間違いありません。
私の手で鳴っていたカウベルは、第一に私の楽しみのために鳴っていたのでしょう。
そのカラカラという音が、結果的に私のためだけではなく、選手の力になるのであればそれは幸せです。
鏑木さんの著書『プロトレイルランナーに学ぶ やり遂げる技術』には、誰かのためにと自分のためにを使い分けるというテーマがありました。
そこで鏑木さんは以下のように語っています。

「自分のために」走ったことが、回り回って「誰かのために」なるのです。この順番を間違えてはいけません。

この、まずは自分のために、という心がけは大切なものだと私も思います。
私は私の楽しみのために、トレイルランナーとトレイルランニングを応援する、という基本を忘れないようにしたいと思います。

BUFFのカウベルの片面には、FLAT IS BORING!!
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私はこのスローガンが大好きです。
そうだよね、起伏がないとつまらないよね。
山に行かないと面白くないよね。
なんて、身を乗り出して同意してしまいます。
骨折の影響で、しばらくは「トレイルランニングをすること」からは離れざるを得ない状態の私ですが、だからといって起伏のない所ばかりで生きていては面白くありません。
そして、トレイルランニングはなにも、走るだけがトレイルランニングではないのだと思いたいのです。
退屈になったら、またどこかの山の何かのレースで、妖怪カウベル鳴らしと化してトレイルランナーを待ち受けていたいと思います。
そして、うちにはカウベルがもう一つ。
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UTMFのPERTEXブースでもらった一回り大きなカウベルには、いつ出番が来るでしょうか。
まずは自分のために、鳴らしたいと思います。

出ないけど出るースカイライントレイル菅平2018応援感想記1

出ないけど出るといっても、幽霊やら山村貞子やらのお話ではなく、あるトレイルランナーが出ていないレースのコース上に出たというお話です。
6月10日に開催された第11回スカイライントレイル菅平に、賑やかしの応援に行って来ました。
友人Bさんが50kmのスカイマラソンに出場したので、私もくっついて行ったのです。
私も50kmのスカイマラソンにエントリーを予定していたのですが、4月に骨折した影響で参加を見合わせていました。
それでも、私自身はトレランができなくても、トレランの周辺でウロチョロしていたかったのです。
また、昔ラグビーをしていた私にとって、菅平は思い出深い土地でもあります。
この土地の思い出はラグビーとトレランのそれなので、汗臭いことこの上ないのですが、好きなスポーツにドップリとつかっていた時間は楽しいものでしかありませんでした。
好きな土地に再訪して、好きなトレランの雰囲気だけでも楽しんできました。

今回はダボスの丘と、その後余裕があれば菅平牧場まで行く計画を立てて行動しました。
ダボスの丘まではバスで行きました。
菅平高原内は100円で移動できるみたいなので、時間さえ合えばバス移動はお得です。
8時にダボスのバス停に着いてから、スキー場のゲレンデに付けられた階段を登り切ると、ダボスの丘のシュナイダー記念碑に到着します。
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菅平高原を一望。
この時、時刻は8:10でした。
既にスカイマラソンのトップ選手は通過していましたが、一桁順位の選手には数人間に合いました。
この日の相棒は、UTMFのBUFFブースでもらったノベルティカウベルです。
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使う機会が滅多にないので、ここぞとばかりに鳴らしました。
出場した友人Bさんを見送るまでの1時間ちょっとの間、この丘で鳴らし続けていました。

ダボスの丘からはこの先のコースを見渡すことができます。
四阿山(右)と根子岳(左)、その裾野に広がる菅平牧場。
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四阿山は中腹くらいまでしか見えていません。
選手はこの先菅平牧場を通り抜けた後、四阿山の中腹まで登ります。
そこからいったん牧場に戻ってきてから、根子岳の山頂まで登り切ります。
この日は写真のような曇天で、比較的風が強く吹いていました。
当日のアメダススクリーンショットです。
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予報では午後から雨ということでしたが、なんとか持ちこたえて、ずっと曇りのままレースが終わりました。
最初のうちは、雨が降るのなら菅平牧場まで行くのはやめようと思っていましたが、1時間予報でどんどん降り出し予想時刻が遅くなっていったので、とりあえず向かうことにしました。

丘を菅平プリンスホテル方面に下り、道なりに登って行くと菅平牧場にたどり着きます。
下る途中でアヤメだか花菖蒲だかカキツバタだか、よくわからないけれどきれいな花が咲いていました。
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菅平牧場には30分くらいで到着し、ゲートで200円の入場料を支払って中に入ります。
はじめは直接エイドまで行こうかと思っていましたが、ゲートの近くにコースが見えていたので、コースを遡りながら応援することにしました。
菅平牧場は山ツツジが満開でした。
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牛は山ツツジを食べない、そんな話を前回か前々回大会の前夜祭で聞いた記憶がありますが、それゆえツツジの木が立派に育つそうです。
ツツジに囲まれてカウベルを鳴らしながら、坂を下ってくるBさんを無事に見送った後、エイドまで登って行きました。

エイドでは選手が次々と到着しては出発していきましたが、私は邪魔にならないように、エイドの近くにあった牧場の施設で休憩していました。
ソフトクリームとカフェオレをいただきながらくつろいでいました。
この日はアメダスの数値以上に風が強く、外で待つのは少し辛かったのです。
その後、中四阿山からの下山口に移動して、またカラカラとカウベルを鳴らしながらBさんを待っていました。
ここでは応援仲間が数人いて心強くなりました。
選手と同じで、応援も一人では心細いのです。特にお一人の方とはダボスの丘でも一緒でした。
自然と仲間意識が湧いてきます。
私にとって肝心のBさんは、12時10分過ぎに中四阿山から下山してきました。
エイドまで一緒に歩きながら、今後の天気予報や根子岳までの標高差の情報を伝えるなど、サポーター風味の会話をしたはずなのですが、疲れていたBさんにどれだけ伝わったかはわかりません。
せめてエイドインして、一息ついてから話すべきだったのかもしれません。
反省事項です。

根子岳に登るBさんを見送ったあとは、フィニッシュ会場近くにある宿に戻り、一風呂浴びて昼食を取りました。
屋台村のタンドリーチキン、菅清園のお焼き、美味しゅうございました。
四度、カウベルを手にコースに出たのは14時30分過ぎでしょうか。
最後のゲレンデでカラカラとカウベルをひとしきり鳴らして、15時頃にフィニッシュ会場に移動しました。

この頃になると、もうランナーの顔を覚えていました。
もともと私は人の顔を覚えるのが得意なのですが、既に何度も顔を合わせている選手とは、古くからの知り合いのような感覚になります。
選手にしても、色々なところでカウベルを鳴らしているおじさんを見て、さすがに顔を覚えてしまっていたようです。
御礼とかは求めてないので、せめて、おっさんまた出たなくらいに思ってくれていれば、私にとっては幸いです。
出場してなくてもコース上には出る、この日はそんな日でした。

一方の私は、選手が次々と帰ってくる姿を見ては、順位が上がってるなとか、転んじゃったのかなとか、色々な思いが湧いてきますが、基本的には嬉しくなりました。
ちょっとしか知らない、トレラン姿しか知らないほとんど他人な人でも、無事に帰ってくるだけで嬉しいのです。
この気持ちはトレイルランナーに対する仲間意識に由来するものなんだと思います。
フィニッシュ会場でもカラカラとカウベルを鳴らし続けました。
今でなければいつ鳴らすのだと、カウベルに言われているような気分になったとかなっていないとか。
それでも仲間を労う気持ちで鳴らしました。
本来ならば私も参加していたはずなのですが、骨折のために出場を見合わせざるを得なかったのは本当に残念です。
その私の残念感を、帰ってくる選手達がいたわってくれているような気にもなっていました。
力をもらうというのとは違うのかもしれませんが、少し自分が癒されるのを感じていました。
そしてBさんが帰ってきます。
無事に帰ってくるだけで何よりですが、好記録でのフィニッシュでした。
Bさんは距離が短かった昨年のスカイマラソンに引き続きの完走でした。
昨年は宿に戻ってから帰りのバスまで35分しかなかったのですが*、今年は1時間以上の余裕をもってフィニッシュしました。

http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/06/21/001801
この大幅な上積みは純粋に素晴らしいと思います。
できれば来年は私も、出ないけど出るとか言ってないで、ケガから快復して出場できるようになっていれば良いのですが。