竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

SSKによりDNSー東京・赤羽ハーフマラソン2019

祖母の三十三回忌(sanjuusankaiki:SSK)により、1月20日開催の第10回東京・赤羽ハーフマラソンDNSしました。
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参加賞TシャツとRSタグが事前に送られてきていました。
タグのデザインは私好みですが、返送しなくては。

今回のような、法事の予定が決まるよりも大会のエントリーの方が早いためのDNSとは、ランナーあるあるといってもよいくらいによくあることだと思います。
ただ、SSKの日時が決定したのは9日前になってからでした。
12月に執り行われる予定のものが、ずるずるとこの日まで延びてしまいました。
さすがに急だよなとは思いつつ、DNS以外に選択肢はありませんでした。
加えて、このSSKを逃せば今後もう祖母の追善供養に参列することはないかもしれない、という思いもありました。

でも、これがSSKかUTMFかという選択だったら、ためらいなくUTMFなのでしょうが。
まあ、「ためらいなく」だと罰当たりかもしれませんので、「断腸の思いで」とか、最低でも「後ろ髪引かれながら」くらいの態度が必要かもしれません。
こんな検討している時点で、罰当たりとは言えないまでも、だいぶ不謹慎ですが…。

祖母は1986年の12月に74歳で他界、祖父はその年の2月に79歳ですでに他界していましたが、私は当時7歳でした。
その時から、昭和が終わって、20世紀が終わって、平成も終わろうとしています。
時代を経て、7歳の子どもは不惑となりました。
祖父母にはその過程を見てもらうことができなかったのだなと思うと、やはり寂しさを感じます。
まあ、こんな不謹慎な大人になった姿を見た日には、なんて思われるかわかりませんが…。

腹に一物ーハイテクハーフマラソン2019余録

1月13日に開催された第20回ハイテクハーフマラソンの装備等の記録です。

帽子:アディダスワークキャップ
シャツ:アシックスジップネック長袖
インナーシャツ:オンヨネブレステックPP長袖
腹巻き:モンベルジオライン薄手
ズボン:ノースフェイス腹巻き風パンツ
タイツ:ゼビオオリジナル防風
インナーパンツ:ファイントラックスキンメッシュ
靴下:Xソックス
靴:アシックスヌーサFF
エストポーチ:Oxsitis
防寒具(ポーチ内・未使用):モンベルウインドジャケット&レイドライトのバフ

この日のアメダスによると、私が出場したハーフマラソンのレースの時間帯は大体、6℃から9℃くらいの気温だったようです。
上記の装備だと少し暑く感じるくらいでした。
上半身は半袖にアームカバーでもよかったかもしれません。
ただ、腹巻きは快適でした。
私だけかもしれませんが、走っているときにお腹周りが温かいと少し幸せな気分になります。
冬のランニングにはできるだけ欠かさないようにしています。
腹に一物抱えるとは言いますが、腹に一枚巻くのもいかがでしょうか。
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一物を抱える方で言えば、左のノースフェイスの腹巻き風のランニングパンツは発売以来気に入っていて、これまでに4枚着用しています。
お腹回り・腰回りをポケットが取り囲んでいて、その収納力の高さが魅力のランパンです。
私は特にレースの際は、お腹のポケットに必ずなにか入れて走っています。
今回はジェルでしたが、サプリ類などの食品系をはじめ、ソフトフラスク、バフ、ウインドジャケット、スマホ、携帯カップやコースマップを入れて走ることもありました。
腹に一物抱えて、まるでドラえもん気分。

僕らはフラットーハイテクハーフマラソン2019レポート

2019年1月13日に開催された第20回ハイテクハーフマラソンハーフマラソンに参加しました。
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完走賞のTシャツはフランクショーター製で、この道の達人になったような気分になります。
タイムはグロスで1時間57分2秒でした。
今回はキロ6分から5分30秒の間くらいのペースで走る計画だったため、うまい具合に達成することができました。
その功労者は、友人Bさんから借りたGPS時計でした。
初めてGPS時計を使いましたが、こんなに便利なものだとは思いませんでした。
ペース管理がこれほどまでに楽だとは。
体験してみないとわからないものです。

コースは荒川河川敷ですが、この大会の特徴として、新荒川大橋の会場から上流に向かう選手群と、下流に向かう選手群とが分けられています。
ゼッケンには「上流」「下流」とはっきり書かれていて、私は下流でした。
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事情を知らなければ、格差社会もこんなところにまで及んでいるのかという気になりますし、事情を知ってても、もっとましな書き方はないのかと思います。
下流と書かれるのはなんだかなあですが、上流も上流で恥ずかしくてどうだかなあとも思います。
せめて「上」「下」くらいでお茶を濁すわけにはいかないのでしょうか。

余談が過ぎました。
レースが始まってしばらくはキロ6分くらいで様子を見ていましたが、体調がよかったので5分40秒くらいまで上げてみました。
ペースアップの時にはGPSとにらめっこです。
体感だけで上げると私の場合は上げ過ぎとなることが多いのですが、当たり前のこととは言え、GPSをこまめに見ていればそれを回避できます。
しかも、ペース算出のためには、ストップウォッチだといちいち計算が必要ですが、GPSなら表示を眺めるだけ。
こんなに楽だとは思いませんでした。
おかげで、速くてもキロ5分20秒台、遅くても5分40秒くらいで、ペースの乱高下なしにフラットな展開で走ることができました。
コース自体も河川敷なのでほぼフラットと言ってよいのですが、フラットなペースで走れたことで余計な力がかからなかったからなのか、レース後には関節などの故障もなく、筋肉痛ですらごく軽く済みました。
GPS、やはり文明の利器ですね。
今さらながらに実感しました。
貸してくれたBさんに感謝です。
だからといって、すぐに自分でも使おうとは思いません。
めんどくさがり屋の私には、これまでのやり方を変える技術革新を取り入れることが億劫でなりません。
でも、GPSは非常に便利でした。
悩みどころです。
ここはできれば、フラットに考えることはできないものでしょうか。