竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

同じ青ー若狭路トレイルラン2017レポート1

若狭路トレイルラン2017のレースレポート、第1段です。
大会前日にJR小浜線三方駅近くの公民館で受付と開会式が開かれていて、大会にはそこから参加しました。
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鹿がかわいいです。
ちなみにこの大会はどの部門でもスタート会場での当日受付があり 、前泊なしでレースからの参加もできます。

開会式でコース説明などが一通り済むと、ゲストランナーで整備にも携わっている福田六花さんのトークショー&ミニライブがありました。
またサプライズゲストとして、ずーみんこと吉住友里さんの登場もありました。
吉住さんのことをずーみんと呼ぶことを私は知らなかったのですが、ヤマケンのように定着するのでしょうか。
吉住さんは言うまでもなく日本のトップランナーであり、ロング43kmの部を「ガチで走ります」とのことでした。
ロングの部から2時間遅れてスタートするショート15kmの部に参加する私ですが、特に目標がなかったため、それならば吉住さんより早くフィニッシュするという線に目標を設定しました。
ロングのトップが4時間半くらいでフィニッシュすると仮定したら、私は2時間半を少し切るくらいでフィニッシュすればよい、くらいの目標です。
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フィニッシュ「時刻」では負けません。
福田六花さんのライブはよかったです。
これまでもUTMF会場で聞いたことはありましたが、聞く私が気もそぞろになっていたため、印象が残っていませんでした。
今回は心を落ち着けて聞くことができました。
六花さんは山下達郎織田裕二の間くらいの伸びやかな歌声でした。
しみじみと楽しむことができました。
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思えばちょうど1年前に、UTMF2016のフィニッシュを握手で出迎えてくれたのは六花さんでした。
今1年経って、また同じ場所にいるのです。
また、六花さん以外のこの会場にいるUTMF2016の参加者および関係者とも、無自覚ではあるものの、1年経って再会しているのです。
場所も大会も違って、顔も名前も知らなくて、でも、また今年もその人たちと山で一緒に遊んでいるんだなと思うと、感慨深いものがあります。
この感慨に適切な言葉をあてられればよいのですが、なかなか見つけることができません。
何て言えばいいんだろう。

三方から宿とスタート会場のある食見(しきみ)海岸までの移動にはタクシーを予定していましたが、幸運なことに地元の方の車に相乗りして行くことができました。
宿泊先の清風荘は料理が豪華で、魚が充実していました。
特に美味しゅうございましたなのは、アオリイカの刺身と牛肉の鉄板焼でした。
少し前まで、前泊の宿で豪華な食事が出ても、レースへの影響を考えて楽しめなかったのですが、最近は気にすることがなくなりました。
特に今年はずっとケガの影響があるため、私の中にある競技志向(なけなしですが)が、9月も終わる今になっても目覚めていません。
でもその分、色々とこだわりなく楽しんでいるような気がします。

レース当日は7時にスタートする友人Bさんを宿から見送り、そして宿の真裏のトレイルヘッドから、スタートしてきたBさんを再度見送りました。
あと43km、行ってらっしゃい!
その後、朝食をとりながら準備して、8時のミドルのスタートを見送り、宿を出たのは8時半くらいでした。
スタート会場へは海沿いの道を行きます。
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晴れた空の青と朝の海の青が同じ青に見えます。
コースのマーキングをたどって500mほど歩いたところに、スタートゲートがありました。
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このゲートは後で海に伸びた防波堤に移され、フィニッシュゲートになります。
帰るところを確かめたところで、行ってまいります。

海に帰るー若狭路トレイルラン2017速報

若狭路トレイルラン2017のショート15kmの部に参加して、2時間27分51秒で完走しました。
暑くて辛かったですが、楽しい山でした。
今は会場で、ロングの部43kmに参加している友人のフィニッシュを待っています。
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「フィニッシュは海です!」のアナウンスが会場に響いてます。
その通り、海に帰ってきます。

初上陸ー若狭路トレイルラン2017予報

9月24日に開催される若狭路トレイルラン2017の15kmの部に参加します。

会場は三方五湖のある福井県若狭町です。

福井県はこれまで列車で通過した経験しかない私ですが、今回初上陸することとなります。

そういえば「経県値」と称して、都道府県の滞在経験をスコア化できるサイトがあります。

けっこう面白いもので、何年も前から旅行や出張の度にスコアを出して、こっそりほくそ笑んでいます。

今回は前泊するので経県値が上がることになります。

またほくそ笑むのだと思いますが、それがなくとも、初めての場所に行くワクワク感をまた享受したいと思います。


東京から参加する友人Bさんと、帰省先の京都から参加する私との同行二人です。

Bさんは43kmの部にエントリーしていて、ITRAポイント獲得を目指します。

滋賀県米原駅で待ち合わせて北陸線に乗り、福井県敦賀小浜線に乗り換えて、前日受付のある三方駅まで行きます。

受付会場では福田六花さんのライブもあるそうです。


レースは、日本海に面した食見海岸をスタート・フィニッシュとするラウンド型のコースです。

私は15kmの部にエントリーしています。

今回は短い距離なので、いつものデューロ6ではなく、4月の青梅高水の参加賞でもらった小さなリュックで参加します。

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初めての土地で初めて使う道具というのも、また趣があると思います。

でも、よく考えたらトレランなんて、そういう初めてに初めてを重ねることばかりのような気がします。

だからワクワクするのかも。