竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

舞台ー信越五岳2018応援感想記

9月15~17日に開催された信越五岳トレイルランニングレース2018の観戦・応援に行ってきました。
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発案は友人Bさんでした。
ちょうどこの3連休に一緒に長野に行く予定があったため、いい機会だからついでにこの人気レースの雰囲気だけでも感じて来ようと思いました。
前日は長野を観光し、明けて16日の朝、始めは妙高高原駅近くの応援ポイントに足を運びました。
そこは熊坂エイド出発間もなくの、川沿いのフラットなトレイルでした。
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ここは110kmの選手しか通過しない地点ですが、応援スポットになっているようで、近くに他の応援者が10人ほどいました。
小一時間ほどカウベルを鳴らしながら声援を送りましたが、一桁順位の選手から女子の三位くらいまでを見送ることができました。
40km弱経過しているはずですが皆走りが軽快で、上位選手のレベルの高さに感心しました。

その後、Bさんは用事で別行動となり、私一人飯綱高原ハイランドホールのフィニッシュ会場に移動しました。
この大会の100mileに友人Aさんが出場していたので、フィニッシュに立ち会えたらいいなと思っていました。
飯綱高原スキー場のバス停を降りると、会場はすぐ目の前です。
フィニッシュ手前のコース上には、キビキビと働く男性が。
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石川弘樹さんです。
プロデューサー自ら、選手がやって来る直前まで設営作業をこなしていました。
よりよい大会にしよう、という心意気を強く感じる姿でした。
最後の下りからフィニッシュを望みます。
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ゲレンデを下りきった先のステージがフィニッシュです。
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ステージ上にはゲートやエイドなどが設置されています。
舞台の設定が最高だなと思いました。
ゲレンデが観客席で、選手はステージ上で観客から祝福を受けます。
この日、この舞台で最初に祝福されたトレイルランナーは、100mileのチャンピオン、奥宮さん。
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喜びを噛み締めている素敵な表情です。
この会場には観客が少なかったため、UTMFのフィニッシュのような祝祭感はないのですが、選手のこうした表情を見ているだけで気持ちが盛り上がってくるから不思議です。
結局、Aさんのフィニッシュまで会場にいることはできなかったのですが、この舞台を見に来れただけでもよい刺激になりました。
私もいつかこの舞台に、フィニッシャーとして立ちたくなってきました。
来年ケガから復帰できていれば、エントリー合戦に参加したいと思います。
でも、復帰できるかな。