今年の山の日は、山の日が出来てから初めて山で過ごしました。
ハセツネでおなじみの金比羅尾根から日の出山に登り、御岳山の長尾平まで行き、そこからピストンで帰ってきました。
また、先日軽く家捜しをしたところ、新しいスマホに合うサイズのポーチが見つかりました。
少し前の雑誌のおまけですが、これでまた写真を撮りまくることができます。
8:48着のホリデーあきがわ3号で武蔵五日市に乗り込み、裏山ベースに荷物を預け、近くの五日市公園で準備体操を済ませます。
昨年はケガでほとんど山行していないこともあり、また単独山行となると前回を覚えていないくらい久しぶりだったため、多少の不安はありました。
それでもここの百日紅は相変わらず勢いがよく、見るたびに元気づけられるような気がします。
あまり焦らずに、そろりと参りましょう。
金比羅尾根には、2017年のハセツネでボランティアスタッフをしたとき以来の来訪です。
登りしな、金比羅山の琴平神社に道中の無事をお祈りしました。
ご利益なのか、この日はなぜか調子よく登れました。
登り終盤の皆伐地からの遠景。
この景色を見ると、ああ、金比羅尾根にいるんだなという感覚になります。
そこから日の出山は目と鼻の先、山頂から来し方を眺めます。
けっこう長い道のりです。
この日は最高気温が33℃ほどでしたが、金比羅尾根はほぼ日陰のため、登りの時間帯ではさほど暑さを感じませんでした。
日の出山から御岳山の間はハイカーも多いため、ゆっくりペースで走ったり歩いたりを繰り返します。
30分ほどで長尾平の長谷川恒男記念碑に到着。
今年のハセツネには3年ぶりに出走するため、表敬訪問しました。
この日は長尾平で休憩して折り返しました。
長尾平にはもう何回も訪れていますが、茶屋よりも奥に入ったことがありませんでした。
トイレがあることも知りませんでしたし、ヘリポートも初訪問。
視界の良いきれいな場所でした。
帰り道の途中、武蔵御嶽神社にお参りしてきました。
今回の一番の目的でもありました。
まずは山頂にある大口真神神社からお参りします。
私はここの狛犬が大好きです。
この迫力がなんともたまりません。
満を持して武蔵御嶽神社へ。
山行の安全をはじめ、色々と欲張りに祈願してきました。
振り向けば日の出山。
お参りを済ませて、その日の出山にハセツネコースをたどりながら向かいます。
帰り道の日の出山は、よく晴れて蒸し暑くなってしまっていました。
その暑さを突いていざ下ります。
金比羅尾根を下って麻生山を巻いてから少し行ったところに、私の好きな鞍部があります。
わかる人にしかわからないかもしれませんが、私はこの鞍部がたまらなく好きです。
上から見たところ。
下から見るとこんな感じ。
この鞍部は風がよく抜けて、夏でも涼しく過ごすことができます。
ここを通るときには必ずといってよいほど立ち止まり、風を浴びながら小休止するのが至福の時です。
この鞍部にいるとなぜか気持ちが落ち着きます。
何度も通った金比羅尾根ですが、こんなお気に入りの場所があると、何度でも行きたくなってしまいます。
この日は登りの調子よさとは裏腹に、下りのペースが上がりませんでした。
下りは慎重にというのが最近のテーマですが、それにしても遅すぎました。
登りの疲れと午後の暑さが原因かなと思っています。
標高が下がると木漏れ日すら暑くなります。
見た目は美しいのですが、暑い。
調子が上がらないながらもなんとか山を抜けると、私の大好きなあの花が出迎えてくれました。
民家の百日紅。
もっさりとした花の集まりの過剰感がたまりません。
私が清少納言ならば、夏は百日紅もさもさふっさり、とか枕草子に絶対に書くくらい、大好きな花です。
そうこうしているうちに、フィニッシュの五日市会館に到着。
ハセツネのフィニッシュ会場としておなじみです。
今年は3年ぶりのハセツネ出走ですが、無事にここに帰ってこれるよう、準備して臨みたいと思います。
それにつけてもこの日の五日市はとんでもなく暑く、駅前の裏山ベースに戻る途中でペットボトルのコーラを飲み干してしまいました。
身体がカラカラになっていたようで、裏山ベースでもプロテインをほぼイッキ飲み。
帰りは居酒屋ホリデーあきがわでハイネケン。
ラグビーワールドカップデザイン缶でした。
今年の秋はいつもより楽しみなことが多くて何よりです。
良いシーズンになると良いなと思います。