2023年4月2日に開催された第15回ハセツネ30Kのレポート第1段です。
ハセツネ30Kには2016年大会以来の出場で、大分ごぶさたしていました。
しかし、当時とは大きくコースが変わって、トレイル率が高く、獲得標高も2529mと、27.8kmという距離にしては厳しいコースになりました。
なお、上記の獲得標高と距離は今回私のYAMAPで記録された数値で、公式発表などとは異なると思いますのでご承知おきください。
コースはおおざっぱに言うと、20km手前くらいまでは激登り→激下り→激登り、市道山分岐あたりからは下り基調だけどアップダウン豊富な稜線を25km過ぎの今熊山まで辿り、今熊山からは急な下りといった感じで、とにかく山がきついです。
合間合間にロードや平坦な林道がはさまりますが、全部足しても5kmはないんじゃないかという印象があります。
昔は半分以上ロードだったので、全く別のレースになったと言ってよいと思います。
ごぶさたであり初めましてでもある面白さがありました。
とはいえ、感想としては「きつい」の一言に尽きます。
このハセツネ30K2023では、秋の日本山岳耐久レース「ハセツネCUP」の優先エントリー権が、完走者の女子50位以内・男子500位以内に与えられます。
私も優先エントリー圏内を目標にしていて、ということは、順位を意識した気の抜けないレースになることを意味しています。
しかも、途中からタイムも意識しないといけないことに気がついてしまい、心情的にかなり追われた展開となりました。
結論を先に述べてしまうと、まだ確定値ではないものの、なんとか優先権獲得圏内に入ることができましたが、圏外とは、順位差で30番ちょっと、タイム差で5分30秒くらいしかありません。
走っている最中は知るよしもなかったのですが、薄氷を踏んでいましたね。
今回は受付会場が武蔵五日市駅近くの五日市広場でしたが、スタート会場はハセツネ30Kおなじみのリバーティオでした。
五日市広場でゼッケンを受け取って、リバーティオで着替えと荷物預けという流れにしました。
五日市広場にも更衣室はあったので、着替えてから移動でもよいのかもしれませんね。
なお、装備チェックは事前に池袋西武のひだまり山荘で済ませていたので、当日チェックの行列には並ばないで済みました。
スタート会場到着からほどなくして、第1ウェーブのスタート時刻8:30となります。
とんでもなく速い選手の集まりである第1ウェーブを見送り、その5分後の8:35に第2ウェーブの私達も出発しました。
ちなみに第3ウェーブのスタートは8:45だったそうです。
ウェーブ分けは、憶測ですが、エントリー時に記入したITRAのパフォーマンスインデックスに基づいていたのかもしれません。
そうだった場合の参考までに、現在の私のパフォーマンスインデックスは448です。
なんでそんなものを唐突に公表したのかというと、第3ウェーブの選手から渋滞で不利だったという証言が各種レポートサイトに多々寄せられているのを見るにつけ、今後の参加希望者のある程度の目安になればよいなと思っています。
今年はそれくらいのインデックスで第2ウェーブに入ったということです。
ご参考になれば幸いです。
さて、レース中は上記のように追われた心境だったので、写真を撮る心の余裕がありませんでした。次段から写真少なめでレースを振り返ります。
けっこうな絶景もあったので、非常に残念…。