竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

僕が僕であるためにーUTMF2022前日

今週の金曜日(2022年4月22日)から開催されるUTMF2022の100マイルレース、UTMF165kに出場します。
私にとってはUTMF2016以来、2回目の100マイルレースへのエントリーです。
ただしUTMF2016は、悪天候によってスタート時から短縮レースとして行われました。
なので、UTMF2022が予定通りスタートするならば、私にとっては初の100マイルレース出走となります。
そんな4月21日現在、受付会場の新富士駅に向かう新幹線の車中にいます。

丹沢付近を通過しました。
前夜にコース変更の発表があり、天子山地の迂回に伴い距離が157kmに短縮されました。
少しだけ100マイルには届かないレースとなりましたが、無事に100マイル級のレースとしてスタートが切れることを祈っています。

今回は補給食の一端として、小さなおせんべいを用意しました。

「江戸あられ竹仙」というお店の、松の緑(左)と清元(右)です。
竹仙坊という私の名乗りは、このお店の屋号から拝借しています。
あられは一つひとつが小さいので少量ずつ食べるのに適していて、またかさばらずに携行できることからトレランに限らず、山に行くときには必ずと言っていいほど持参します。
補給食は大体甘いものばかりなので、塩味がほしいときに役立ちます。
実際、レースや山行中に食べ切ることは少ないのですが、残したとしても帰路のおやつやおつまみになります。
種類も豊富で色々な味と形が楽しめます。
今回の松の緑(松葉形、醤油)と清元(ひょうたん形、白醤油)は、手袋をしててもつかみやすい形状をしているので、動きながら食べるのに適しています。
山以外でも、日常のおやつやおつまみ、実家やその他関係各所への手土産として、非常に重宝しています。
この竹仙のあられに出会わなければ、私が竹仙坊を名乗ることはなかったでしょう。
竹仙坊が竹仙坊である所以です。
今回はスタートからドロップバッグまでの前半を清元、そこからフィニッシュまでは松の緑をポケットに入れて進む予定です。
所々でぽりぽりとかじりながら、100マイル(級)レースを楽しめればいいなと思っています。
レースで食べるかどうかはともかく、竹仙は本当にお勧めです。
お近くにお寄りの際はぜひ!

とか言っているうちに三島駅を過ぎて新富士駅が近づいてきました。

富士山は雲に隠れています。
天子山地は雲の下にうっすらと。

今回はここに登ることはありませんね。
新富士駅には東京駅から1時間ちょっとで到着です。
小雨のちらつき始めた新富士駅からは、富士山はほとんど見えません。

明日からの3日間、どうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。