竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

波間に漂うー2022年頭所感

2022年も早一月が経とうとしていますが、世間は新型コロナウイルス感染症COVID-19の日本における第6波に翻弄されています。
本日1月25日には、東京都の陽性者が1万2000人を超えました。
いくら重症化率が低いオミクロン株とはいえ、都民のほぼ千人に一人が1日で感染する状況に、第5波以来の緊張感を覚えています。
私事中の私事ですが、今年も正月三ヶ日の間に誕生日を迎えた私は、43歳となりました。
なんかいつの間にか後厄が終わっていて、生き延びた感じを噛み締めています。

そんな1月でしたが、第6波前に帰省を終えて帰ってきてから、年頭の所信表明をいかにすればよいか迷っていた1月でもあり、でもここに来て、その1月も終わりそうになっていて、こうして慌てて筆を執っている次第です。
迷いの理由は、パンデミックワールドのエピデミックジャパンにおけるこの感染の波です。
今年はUTMF2022に出場予定ですが、パンデミックの収まらないこの状況ではエピデミックも当然収まらず、そうすると大会が開催されるかどうか自体、見当も付きません。
たとえこの第6波が収まったとしても、次の波がいつどのようにやってくるかはわかりません。
どうしたらいいのかわかりません。
いわゆるポジティブシンキングみたいな前向き思考、むしろあれは前向き嗜好なんだと思っていますが、私は子供の頃からそれに馴染んだことがないネガティブシンキング系のトレイルランナーなので、無理矢理明るく考えて折り合いを付けることができません。
どうしたらいいのか本当にわかりません。

とはいえ、やはりトレーニングは積んでおかなければ、UTMFが万が一開催されたときに苦労するのは私です。
ということで、昨年の12月から積み始めた山でのトレーニングを、1月もそれなりに続けています。
2022年最初の山のトレーニングは、飯能アルプスから奥武蔵方面で開催された講習会でした。
いわゆるちゃんぷ練に参加してみました。
ちゃんぷ練にもトレイルでの講習会にも人生初参加でしたが、充実したトレーニングになり、満足しています。
レーニング中の関八州見晴台からの富士山。
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その翌週には、ぐるっと高尾とかラウンド高尾とか呼ばれているコースで、ちゃんぷ練のおさらいをしてきました。
そして富士山のおさらいも。
北高尾山稜から。
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小仏城山の手前から。
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南高尾山稜から。
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4月にこの周りを100マイル走れたらいいなと思いながら、トレーニングを積んでいくしかないのだなと思っています。
まあ、たまには怠け者系トレイルランナーとしての本領を発揮してさぼりますが…。
感染の波は全く読むことができませんが、海辺で育った私は、海で波間に漂うことには子供の頃から慣れ親しんでいます。
漂い方を教えてくれたのは海鳥でしたね。
今年はしばらく、波間に漂いながら過ごすことにしますか。
所信表明も、しばらくは波間に漂わせておきましょう。