竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

布マスク2枚ーCOVID-19徒然2

4月1日に発する言葉としてあまりにもふさわしい、エイプリルフールの嘘みたいな発表でしたが、一夜明けても撤回されないところを見ると、これが本気のCOVID-19対策なのでしょうね。
マスク2枚。
総理大臣がドヤ顔を決めていたのが悲しいです。
私はこの新型コロナウイルスパンデミックで、ひょっとしたら世界の終わりが来てしまうのではないかと懸念をしていたのですが、まさか既に日本が終わっていたなんて。
終わったところから建て直すのは至難の技ですが、COVID-19が終息したら目にもの見せてやろうと思う今日この頃です。

花粉症がごく軽い私にとって、もともとマスクは不要でした。
つい先週、骨折の経過観察で大学病院に行った時にはさすがに着用していきましたが、そんな機会でもなければ必要はありませんでした。
なので、とくに確保に奔走することなくこの冬を過ごしたため、我が家のマスクの在庫はつい先日まで使い捨てが6枚でした。
それが一転したのは今週の初めのことです。
急に職場でマスク着用の要請が出てしまったのです。
何か明確な根拠があってというよりも、管理部門の責任者が必要以上にナーバスになって発した要請であり命令ではないので、手持ちマスクが少ないことを理由に断ることもできたと思います。
しかし、それなりに組織人の体裁を取り繕う必要があると思った私は、とりあえずその要請に応えることにしました。
そこで思いついたのが、布マスクの手作りです。
とりあえずのやってる感の演出でしたが、この点では恥ずかしながら、日本政府の先を行ってました。
初めに作ったのはこの2枚。
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やたらとかわいい図柄ですが、元はハセツネの参加賞手ぬぐいです。
作る前は「山岳耐久」などのハードな文字列が表に出てくるのかと思っていましたが、ふたを開けてみればまさかのほのぼの系でした。
さすがに会社で着けるのはどうだろうと思って、別の使い古し手ぬぐいや骨折してたときに使っていた三角巾で新しいものを作り足しました。
私の記憶が確かなら、私の学年は、男女とも家庭科が必修となった初めての学年です。
なぜか家庭科の成績が優秀だった私は、布マスクの1枚くらいなら10分もあれば作れてしまいます。
そんなこんなで我が家には、布マスクが現在9枚あります。
ここでも政府の先を行ってしまいましたね。
いいんだか悪いんだか。