竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

インフルエンザ2020療養余録

自宅でインフルエンザの療養をしていたときの備忘録です。
私の家は築の古い木造アパートで基本的に寒いため、溜め込んだ山用品の中からウール製品を引っ張り出して着込みました。

シャツ:アイスブレーカー・オアシス長袖二枚重ね
上着:スマートウール・プロパルション60ハイブリッドハーフジップ
タイツ:バーグハウス・メリノウールロングタイツ
下着:オクトスで買ったメリノウールのパンツ
靴下:ダーンタフ・ウールソックス

ウール製品はやはり肌触りがよく、長時間着ていても快適でした。
全身ウールに包まれて羊になったような気分でしたが、生まれ変わったら羊になってもいいかもと思うくらいです。
できればメリノ種でお願いしたいと思います。
それにしても、プロパルションはこの冬に雪山で着るつもりで購入しましたが、まさかこんなデビューになるとは思ってもみませんでした。
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薄い中綿がいい感じで効いてました。
正直なところ山以外で着ることはないだろうなと思っていましたが、今回初めて袖を通して感触を得たのはよいことでした。
次は雪山で着用したいと思いますが、街中でも工夫次第で重宝しそうな気もします。
ラグビーとかの観戦によさそうです。
これからよろしくお願いいたします。

それにしてもインフルエンザの予防接種は受けていたのですが、どこでかかってしまったのでしょうか。
最近人の多いところと言えば、ハイテクハーフマラソンの会場ぐらいしか行ってないはずです。
でも、よく考えれば毎日の通勤電車は人でぎゅうぎゅうなわけです。
人が集まるお店にだって1日に何軒かは立ち寄るわけで、そうすると可能性がありすぎて、どこでもらったかはまったく想像がつきません。
インフルエンザのようにありふれた感染症については、感染場所を特定しても仕方ないのかもしれません。
たぶん、どこでだってかかってしまうものなのでしょう。

症状は幸い、予防接種のおかげで軽くすみました。
はじめは微熱程度しかなくて、喉や関節の痛みなどの症状もなかったため、軽い風邪程度にしか感じませんでした。
最終的には38.5℃まで熱が出ましたが、それでも諸々の痛みの症状が軽く、身体の消耗をそこまで感じることはありませんでした。
12年ほど前に、予防接種を受けてなくてインフルエンザにかかったときには、これまで感じたことのないくらい全身が痛くなりました。
病院の待合室で座っている姿勢を維持することができず、見かねた看護師さんたちに簡易ベッドに横たえられるほど症状が激しかったのですが、今回はその痛みを感じることはありませんでした。
前回は自宅でほぼ寝たきりでしたが、今回は寝込むこともなく、身体は思うように動かすことができていました。
大袈裟に言えば死の恐怖を覚えた前回でしたが、座りっぱなしでお尻が痛くなったのが不愉快なくらいの今回は、まったく気楽なもんです。
ただ、予防接種を受けていなければ、こんなに気楽でいられたかどうかはわかりません。
大事ですね、予防接種。