竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

違えども違えどもーチャレンジ富士五湖100km2019予報

先月の2019板橋Cityマラソン以降、体調不良などで練習ができなかったのですが*、ここに来てようやく少し走ることができました。

http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2019/04/08/205725
日曜日と火曜日にそれぞれ10km強走り込み、走る感覚を取り戻してきたところでした。
しかし、特に火曜日の練習で追い風に乗りながら快調に走ってしまったのが災いし、逆に体に妙な感覚が残ってしまいました。
次の日は職場で足が非常に重たく感じられ、帰宅ランを予定していたものの、取り止めました。
ランはせずに軽いウォーキングに切り替えたところで、チャレンジ富士五湖に向けた練習は終了することにしました。
足の重さは疲れなのだと思います。
大して走っていない私がなぜ疲れているのか、と自問しても満足のいく解答ができないのですが、これを機会に、疲れを解消することに力を入れたいと思います。

ということで、完全な練習不足で挑むチャレンジ富士五湖ですが、装備の準備だけはある程度進めています。
私にとっては初のロードのウルトラディスタンスのレースですが、トレイルではある程度ウルトラの経験があります。
ウェアに関してはその経験を流用しようかと思っています。
私はウルトラのトレイルでは、上半身サイクルジャージで臨みます。
背中のポケットに物を入れて走りたいからなのですが、エイドの充実しているウルトラマラソンでも、それなりに補給食を持って走りたいと思っています。
また、約56km地点にドロップバッグがあるので、着替えも用意しました。
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右の緑のジャージを前半、左のジャージを後半に着用する予定です。
ドロップバッグのあるレースでは必ず着替えることにしています。
前半と後半は2つの違うレースという感覚で走りたいからです。
これは集中力の問題なのですが、100kmを通じて集中力を保つのは私にとっては至難の業です。
ある程度の距離でレースを気持ちの上で「終わらせ」て、新たなレースのスタートを切ることで、残りの距離の集中力を持続させようという作戦です。
FTR100ではこの作戦で毎回臨んでいましたが、ロードのウルトラでは初めてです。
違うレースとはいえ、1つのレースであることには変わりないのですが、首尾やいかに。

ところで、緑のジャージはウルトラトレイルではよく着用しているのですが、この富士山のエリアには縁がありませんでした。
UTMF2016に出場した際、ドロップバッグに着替えとして入れていたのがこの緑のジャージでした。
しかし、ご存知のようにUTMF2016は44kmの短縮レースとなり**、ドロップバッグを使うことがなくなったため、これを着て走ることはありませんでした。
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http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/01/25/003931
あれから3年近く経って、初めてこのジャージに富士山を見せることができます。
大会も競技も違いますが、富士山であることには違いがありません。
帰って来たとか、忘れものを取りに来たとか、そうしたものを感じながら臨むレースになりそうです。
練習を積めていないので自信はありません。
でも、せっかくなので、やれるだけのことをやって、走れるだけ走ってこようかと思います。
少なくともドロップバッグまではたどり着かなくてはならないでしょうね。
そこから違うレースを始めて、最後には1つのレースを完走している、そんな結果で終われるように精進したいと思っています。
果たせるかな。