美ヶ原トレイルラン2017の装備雑感です。
今回が初レースとなったものと、引退レースとなったもの達です。
上が初使用のHALOの汗止めバンド、下は最後となったサロモンの手袋です。
HALOは「ハロー」ではなく「ヘイロ」と呼ぶそうですが、汗止めバンドとしてはド定番だと思います。
バンドと黄色のシリコンで、汗が目に入らないように完全にブロックします。
今回は汗もさることながら、雨対策としても使用しました。
上にキャップをかぶってのダブルブロックですので、結果は上々、なんの液体も目には流れ込んできませんでした。
このヘイロはもともと、キャップの異臭軽減目的で友人Dさんの友人から譲り受けたものです。
キャップが吸収する汗の量を減らせれば、異臭も和らぐのではないか、という仮説の検証を目的として拝領しました。
レース翌日の洗濯の際、キャップの異臭がいつもの1割くらいしかなく、所期の目論見も当たったように思えます。
しかし、今回は汗よりも雨にさらされた時間が長いので、検証の条件としては不十分です。
別の機会に再検証してみます。
引退はサロモンの手袋。
6月の菅平でこけて、両手ともに穴だらけになりました。
2015年の夏から使い出していますが、手のひらの滑り止めもほとんど失われています。
今回がレースで使うのは最後と決めていて、会場の佐藤スポーツで後任も購入していました。
このレースが終われば、予備としておとなしく余生を送らせようと思っていましたが、なんとフィニッシュ会場で右手を失くしまいました。
ここで順序が大切なのですが、最後と決めたレースで紛失したのであって、紛失したから最後のレースになったのではありません。
翌朝、僕の右手を知りませんか、とばかりに、宿やフィニッシュ会場をくまなく探して歩きましたが、僕の右手は見当たりませんでした。
かわりに他の人の右手や左手、右足や左足はあちこちに落ちていました。
レース翌朝は晴れていたのですが、青空と山の緑と泥々の手袋や靴下の配置が、妙にシュールでした。
皆よく忘れるなあ、と思いましたが、それを言えば私もです。
しかも、引退するサロモンの手袋の先代はやはりサロモンでしたが、2015年の美ヶ原でフィニッシュ後にペンション付近で紛失していたことを、今になって思い出しました。
なんとまあ、同じ場所で同じことをやらかしていました。
犯人は現場に戻るとはよくいったものですが、再犯かよ…。
残った左手の使い途は、少しだけ考えてみます。
ないだろうな…。