竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

私なりー信州戸隠トレイルランレース2019レポート2

信州戸隠トレイルランレース2019ミドルの部の参加レポート第2段です。
飯縄山の登り下りを終えて13kmの第1エイドに2時間20分ほどで到着しました。
コーラ、バナナ、飴などをいただき、クエン酸ドリンクをソフトフラスクいっぱいに補充してから出発しました。
滞在は5分くらいでした。
ここから第2エイドまでは10kmほど、その前半は戸隠古道のトレイルを走ります。
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戸隠古道は緩いアップダウンを繰り返す、比較的走りやすいトレイルです。
私はこうした走りやすい区間が苦手*で、ついつい集中力を切らして歩いてしまう癖があります。
*坂だー信州戸隠トレイルラン2017レポート3
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/09/14/203355
また、このレースは私のなかでハセツネの練習を兼ねています。
ハセツネ序盤の浅間峠までは、選手がベルトコンベアのように連なっていて、歩きたくてもおいそれと足を止められない状況で、暗に走り続けることが求められます。
癖をなんとかするためとハセツネ序盤対策のために、今回は戸隠古道を走り通すことを目標としました。
ペースは落としてもよいので、とにかく歩かないことだけ意識して走りました。
私なりに、軽くではありますが追い込むことにしたのです。
常に意識すればどうにかなるもので、歩かずに走り続けることはできました。
そのうちに宝光社にたどり着きました。
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第1エイドから40分くらい走り続けていたようです。
鳥居の脇にはリンゴの美味しい私設エイドがあり、あまりに美味しかったので3切れもいただいてしまいました。
ここの私設エイドは2015年にも2017年にもお世話になっていて、今回も出ていてくれて本当に嬉しかったです。
毎度ごちそうさまで、ありがとうございます。
リンゴの後は宝光社の名物、石段登りです。
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この登りで、大腿四頭筋が軽く筋肉痛をおこしていることに気がつきました。
飯縄山の下りでスピードを落とした際、前腿に負担をかけすぎたのかもしれません。
筋肉痛というものは気がついてしまうと気になってしまうもので、この後フィニッシュまで気になり続けてしまいました。
気にしても仕方ないのに、そして気づかなきゃよいのに。

宝光社の石段の後も、山道を登り続けると、中社近くの街中に出ます。
ここにもいくつか私設エイドがあり、飴玉をもらったり応援してもらったりと、本当にありがたかったです。
私設エイドって、その善意に心にジンと来るものがあります。
ただ、楽しみにしていた「坂だ」の貼り紙はありませんでした。
仕方のないことですが、少し寂しかったです。

このエリアを抜けると再度山に入ります。
鏡池に向かうトレイルは信越五岳でもコースになっているそうです。
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木漏れ日の気持ちの良い道のりでした。
山に入ってから、気づくと歩いていることが多くなりました。
このエリアは傾斜が緩いので、走れるトレイルであるにもかかわらずです。
筋肉痛の影響もありますが、集中力が切れ始めています。
よくない癖が出て来ました。
タイムはそこそこまとめることができているものの、まだ20kmくらいのところで足が止まり始めるのは、修行が足りていない感じがします。
また、私なりに追い込んだつけもあるのでしょう。
そんな状態でも、硯岩を通りすぎてから少しピッチを上げました。
ここまで来れば鏡池はすぐ近く、できるだけ元気にエイドインして、次の区間で立て直したいと思っていました。
手前のトイレで用を足して、第2エイド23km地点の鏡池にはスタートから3時間50分で到着しました。
第1エイドからは10kmで1時間25分、想定範囲の遅めのタイムです。
そこのところは第1エイド到着時とあまり変わりません。
よくもなければ悪くもないといったところで、2度目の休憩です。
うーん。
私なりに走ったんだけどな。