竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

梅雨寒に徒然

スカイライントレイル菅平2019以来、レースもなければ山にも入らない日々が続いています。
次は野沢トレイルフェスに出場予定なのですが、少し先の話のため、記事として書くネタがありません。
菅平が終わってからはあまり走っておらず、というのもこの雨続きの天候のせい、と言いたいのですが、それは誰にとっても同じ条件であるため、言い出したところでどうしようもないことはなんとなくわかっていますが、さてどうしたものでしょうか。
上の一文のうっとうしさと梅雨のうっとうしさと、どちらもうっとうしいことはなはだしいのですが、うっとうしさを受け止めながら生活しなくてはならないのがこの季節なのだと、なかば諦めています。

特に今年の梅雨に感じているのは梅雨寒です。
ここ数年に比べて気温が低いように感じます。
7月で最高気温が20℃前後というのを、しばらく体験していなかったように思います。
とはいえ私が小学生のころ、30年くらい前にはこのくらいの寒さは当たり前で、梅雨時に始まるプールの授業では寒さに震える日の方が多かったような記憶があります。
私はスイミングスクールに通っていたのでひととおりは泳げたのですが、寒がりなので学校のプールは嫌いでした。
スイミングスクールは習い事自体が面倒くさくてそんなに好きではなかったものの、プールは屋内の温水プールなので快適な環境で泳ぐことができました。
学校のプールは野ざらしなので、寒いうえにゴミも浮いていて、環境は段違いに悪かったと言えます。
あんなプールで唇を真っ青にしながらよく泳いでいたもんだと、我がことながら感心します。

話がそれましたが、この梅雨寒にはどこか身体を休ませてもらっているような感覚があります。
寒いとはいえ、20℃前後の気温というのは快適な温度帯でもあります。
ここ数年の夏が暑すぎるせいか、7月に入ると暑さに身構えるような感覚があり、若干の緊張を強いられていましたが、今年はまだ本格的な暑さを経験せずに済んでいます。
暑熱順化という点からはよくないことなのかもしれませんが、緊張が解けている身体というものはなかなかに心地のよいものです。
うっとうしいことにはうっとうしいのですが、梅雨寒のおかげでリラックスした季節を送ることができているのだと思うと、悪くもない気がします。
かといって、梅雨が明けないのも困り者で、あの夏の太陽もそろそろ恋しくなってきます。
そして、夏と言えばやはり百日紅サルスベリ)。
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私はこの花に特別な思い入れを持っています*。
すでに咲き始めてはいますが、夏空の下の百日紅に今年も早く出会いたいと思います。

百日紅
http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/08/08/125132