竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

あのときめきよりもースカイライントレイル菅平2019余録

スカイライントレイル菅平2019のスカイハーフ22kmの装備等の記録です。

頭:バフ・ビーニーキャップ(赤)、モントレイル・サンバイザー
首:手ぬぐい(赤)
シャツ:バイロ・半袖Tシャツ(赤)
アンダーシャツ:マーモット・ノースリーブ
手袋:サロモン
ズボン:アシックス・アートスポーツオリジナル
アンダーパンツ:ゼロフィット
靴下:オンヨネ(ハイソックス)
靴:スポルティバ・アカシャ
テーピング:ニューハレ・Vテープ(赤)、Xテープ(一重)
リュック:オスプレー・デューロ6
雨具:ノースフェイス(上下)
水分:500mLソフトフラスク×2、予備200mL
補給食:ジェル×6(2本だけ食べました)

スカイライントレイル菅平では、戦国時代真田家の武装にちなんだ「赤備えコンテスト」が特色のひとつとなっています。
https://sugadaira-trail.jp/akazonae/
私もこの企画に乗っかって、菅平では毎回赤いシャツを着ています。
着るのは毎回このバイロ(BAILO)のTシャツで、2016,2017のスカイマラソンに続いて、今年で3回目になります。
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背中と体側に大きめのメッシュパネルがあり、通気性がよいのが一番の特徴です。
しかし、このバイロというメーカー自体がなくなってしまったため、同じものや後継モデルを手に入れることはもうできません。
このシャツ自体、輸入代理店の在庫一掃セールで購入したものです。
入手経緯には寂しいものがありますが、フルマラソンのベストタイムを出したときに着ていたこともあり、私にとっては思い入れの深いシャツです。
もう5年くらいは着ていることもあり、そろそろお役御免の時期がきてもおかしくはないのですが、踏み切ることがなかなかできません。
断捨離やらこんまりやらのブームもあり、物を捨てることへのハードルが低くなった世の中ではありますが、長い間一緒に戦ってきた仲間を処分することは大変な困難です。
ときめかなければ捨てればいい、確かにそうなのかもしれません。
それでも、「ときめかないから捨ててしまうなんて意味わからない。そもそもときめいたから買ったんだ」と、私の知り合いが先日酒の勢いで声高に主張していましたが、私もほとんど同意します。
買ったときのときめき、頻用していたときのときめき、そうしたものを全て否定することはできないはずです。
私の赤いバイロに対するときめきは、時間を越えてあせることがないのです。
でも、こんなことしていつまでも物を捨てないと、生涯荷物の多い人生を送ることにはなるのですが。
それでも、仕方ないかな。