竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

僕らはフラットーハイテクハーフマラソン2019レポート

2019年1月13日に開催された第20回ハイテクハーフマラソンハーフマラソンに参加しました。
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完走賞のTシャツはフランクショーター製で、この道の達人になったような気分になります。
タイムはグロスで1時間57分2秒でした。
今回はキロ6分から5分30秒の間くらいのペースで走る計画だったため、うまい具合に達成することができました。
その功労者は、友人Bさんから借りたGPS時計でした。
初めてGPS時計を使いましたが、こんなに便利なものだとは思いませんでした。
ペース管理がこれほどまでに楽だとは。
体験してみないとわからないものです。

コースは荒川河川敷ですが、この大会の特徴として、新荒川大橋の会場から上流に向かう選手群と、下流に向かう選手群とが分けられています。
ゼッケンには「上流」「下流」とはっきり書かれていて、私は下流でした。
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事情を知らなければ、格差社会もこんなところにまで及んでいるのかという気になりますし、事情を知ってても、もっとましな書き方はないのかと思います。
下流と書かれるのはなんだかなあですが、上流も上流で恥ずかしくてどうだかなあとも思います。
せめて「上」「下」くらいでお茶を濁すわけにはいかないのでしょうか。

余談が過ぎました。
レースが始まってしばらくはキロ6分くらいで様子を見ていましたが、体調がよかったので5分40秒くらいまで上げてみました。
ペースアップの時にはGPSとにらめっこです。
体感だけで上げると私の場合は上げ過ぎとなることが多いのですが、当たり前のこととは言え、GPSをこまめに見ていればそれを回避できます。
しかも、ペース算出のためには、ストップウォッチだといちいち計算が必要ですが、GPSなら表示を眺めるだけ。
こんなに楽だとは思いませんでした。
おかげで、速くてもキロ5分20秒台、遅くても5分40秒くらいで、ペースの乱高下なしにフラットな展開で走ることができました。
コース自体も河川敷なのでほぼフラットと言ってよいのですが、フラットなペースで走れたことで余計な力がかからなかったからなのか、レース後には関節などの故障もなく、筋肉痛ですらごく軽く済みました。
GPS、やはり文明の利器ですね。
今さらながらに実感しました。
貸してくれたBさんに感謝です。
だからといって、すぐに自分でも使おうとは思いません。
めんどくさがり屋の私には、これまでのやり方を変える技術革新を取り入れることが億劫でなりません。
でも、GPSは非常に便利でした。
悩みどころです。
ここはできれば、フラットに考えることはできないものでしょうか。