竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主でしたが、2018年4月以降、骨折治療のためトレランは控えています。藤沢周平が好きです。

温度差20℃の耐久ーハセツネ2018ボランティアスタッフ余録

11月に入ってFTR100/FT50も来週末となりましたが、私はのんびり、ハセツネ2018のボランティアスタッフの主に着衣についての余録を書いています。
本当はFTRのボランティアの準備を始めなくてはならないのですが、してないものは記事にしようがないのです。
さて、私はハセツネという愛称よりも、日本山岳耐久レース、という正式名称の方が好きで、そして山岳で耐久するのは、選手だけでなくスタッフもまた同じなのです。
というのは昨年も同様の記事*で書きましたが、今年もスタッフとして山岳で耐久してきました。

http://chikusendobo.hatenadiary.jp/entry/2017/10/14/010307

ハセツネ2018の1日目、10月7日の東京の最高気温は32℃を記録しましたが、夜はガクンと気温が下がりました。
私の配置場所は標高が高いこともあり、2日目の深夜から朝方にかけて、手元の温度計で12℃まで下がりました。
その差なんと20℃。
スタッフの活動をしながら、この温度差に耐えなくてはなりません。
活動中の装備は以下のごとくです。

夜間活動中の服装
帽子:マムート・ワークキャップ
首:バフ
アンダーシャツ:アイスブレーカー・メリノウール混紡半袖
シャツ:アイスブレーカー・オアシス長袖
シャツもう1枚:ティートンブロス・ジップアップ長袖
タイツ:アイスブレーカー・メリノウール混紡ロングタイツ
ズボン:フェニックス・ロッククライミング風のロングパンツ
靴下:スマートウール・クルー丈
雨具ジャケット:ノースフェイス
雨具ズボン:ノースフェイス
手袋:セブンイレブン
靴:スポルティバ・ウルトララプターGTX
ベスト:ハセツネスタッフベスト

寝具
シュラフ:イスカ・ピルグリム370
マット:ノルディスク全身用

上記は全部着込んで、仮眠のときもそのままシュラフに潜り込みました。
2017年は薄手のインサレーションも着ていたのですが、さほど気温も変わらないにも関わらず、今年はその必要性を感じませんでした。
私が選手であれば、半袖にアームカバーでしのげる気温であろうことは、2017年と変わりません。
薄手のダウンジャケット、ビーニーキャップと腹巻きも持ってきてましたが、それは結局身に着けませんでした。
また、手袋は持参を忘れたため、前日ミーティングの後にセブンイレブンで購入しました。
これは本当に買っておいてよかったなと思います。
コンビニは偉大です。
来年は選挙ハセツネの年なので、大会開催が10月末になると思われます。
そうなると夜間の冷え込みは相当厳しいものがありますので、今年の装備では通用しなくなるでしょう。
できれば選手として出たいものです。

さて、問題になるのはやはり20℃の温度差です。
夜間以外は暑さに対応しなければならなかったのが、今回のハセツネだったと思います。
初日配置場所までの登山は、Tシャツ1枚で過ごしました。

シャツ:ハセツネフィニッシャーTシャツ

これはしぼれるほどの汗みどろとなったため、翌日以降に着用するのはあきらめました。
下山時には、天気予報になかった雨が降ってきていました。
活動を終えて撤収を始めようとしたときに、いわゆる本降りの雨となり、しばらく撤収を見合わせざるを得ませんでした。
このまま降り込められて動けなくなるのではないかと弱気になってしまうくらい、嫌な降り方の雨でした。
ただ、私たちの配置場所のチームは私以外はベテランぞろいで、私のような登山経験の未熟な者にとっては心強い方々でした。
私はいちいち雨にブー垂れていたのですが、他の方々は落ち着いてくつろいでいました。
こういうところに経験の差が出ると思いますし、私は大人になれていないなとつくづく思います。
今回の同僚スタッフの方々には、この場で敬意を表したいと思います。

さて、雨はやむことがないものの、一瞬、弱くなるタイミングがやってきました。
ベテラン達の行動は素早く、あっという間に撤収作業を終え、下山を開始しました。
下山時は前夜の半袖シャツをそのまま着ていましたが、雨具の上下も着こんでいたため、ご他聞に漏れず汗びっしょりになりました。

シャツ:上記アイスブレーカー半袖
雨具:上記の上下

高度を下げるにつれ高くなっていく気温と降りやまない雨にいちいち悪態をつきながらも、順調に下山することができました。
下山中、雨で時刻も午後に差し掛かっているにも関わらず、山頂を目指す登山者と何組もすれ違いました。
中には絵に描いたような軽装散歩者のような方もいて、非常に心配にはなるものの、何か介入ができるのかと言われれば、何もできないのだと思います。
それでよいとは思いませんが、とにかく無事を祈ることぐらいしかできません。
睡眠不足の妙にテンションの高い頭で、そんなどうにもならないことばかり考えながら下山してきました。
送迎車の待つ峠はやはり雨でしたが、五日市の町は曇ってるだけとのことで、ドライバーの方は予想もしていなかったそうです。
雨の下山は少々大変でしたが、最後は無事に本部に送り届けてもらうことができました。
若いドライバーの方は運転が上手でした。
ありがたかったです。

本部で解散した後に直面したのが、何を着て帰るか問題です。
帰ってきた五日市の町は、前日に引き続き暑かったのですが、持参の服で着て帰れる状態のものは、ウールの長袖シャツしか残っていません。
他はおしなべて汗臭く、他人様の前で着ていられるようなしろものではありませんでした。
と、そこで思い当たったのが本部に置いていた私物の中に入れっぱなしのスタッフTシャツです。
f:id:CHIKUSENDO:20181102225129j:plain
これには助けられました。
ちょうど暑い日で、半袖の方がよいことは明白です。
後は、前日含めて3日間はきつづけたズボンから、比較的状態のよい雨具のズボンにはきかえて、着替え完了です。
裏山ベースでシャワーを浴びて、他人様に顔向けが出きるようになってから帰路に着きました。

帰りの電車
シャツ:ハセツネスタッフTシャツ
ズボン:上記雨具のズボン

今回の反省点は手袋を忘れたことと、暑いときの着替え不足です。
手袋に関しては完全なる不注意でした。
着替え不足は暑さへの想像力不足が原因です。
10月に30℃を超えるとは思っていなかったのですが、天気予報で把握していたのに準備を怠ったのは不覚でした。
FTRのボランティアは、こういう詰めの甘さがないように準備したいと思います。
とか言いながら、またやらかすのかもな…。