竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感です。藤沢周平が好きです。

摩擦考ー奥三河パワートレイル2017余録1

先だって一線を退いた旧型ルーファスの後継者に選んだのが、オスプレイのデューロ6です。
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今回の奥三河パワートレイル2017でデビューしました。

さて、デューロ6はベスト型で、フロントハーネスにソフトフラスク等が入る大型ポケットと、ジェル等が入る小型ポケットがそれぞれ左右1つずつ、左にはジップの中型ポケットが1つあります。
本体は、左右の下部にメッシュポケット、ハイドレーションパック用荷室とメイン荷室、背面メッシュフラップポケットという構成です。
メイン荷室上部には小物が入るサブポケットも付いています。

購入してから一度も使わずに本番を迎えたのですが、結論から言うと快適なリュックでした。
初めは若干小さいかなと思っていましたが、背面のフラップポケットを活用すればさほど問題ありませんでした。
一番感心したのは重心の高さです。
今回はハイドレーションを使用しなかったので一概には言えませんが、肩甲骨の最下部より下に重さを感じず、まるで肩甲骨に吸い付いているような背負い心地でした。
現在、他にはマウンテンハードウェアのフリューイッドレースベストパックと、ウルトラスパイアのオメガを使用していますが、どちらもデューロに比べればどうしても重心が下がり気味になっていました。
デューロはその点、重心の高さを維持できやすく、今までに経験のない快適さを覚えました。
理由はフォルムにあると思われます。
上がデューロ、下の左がフリューイッドパック、右がオメガです。
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背面から見ると、フリューイッドは縦長、オメガは下ぶくれのフォルムで、上下の重心を意識せざるを得ません。
対してデューロは、下が若干すぼまった寸胴型をしていて、重さを横方向へ分散できるような構造をしているように思います。
それが重心の高さ感覚につながっているのではないか、と推測しています。
もう一つは、身体に接する面積の大きさです。
印象ですが、デューロは体を包む部分の面積がこの中では一番大きいように見えます。
特に、ショルダーハーネスの面積の大きさが目立ちます。
身体との摩擦が大きくてリュックがずれにくいため、その一環で下がりにくいのではないかと思われます。
今度はハイドレーションを使用して検証しようと思っています。

デューロの難点を強いて挙げるなら、フロントの大きい方のメッシュポケットが硬く、同じオスプレイの500mLソフトフラスクの出し入れが多少窮屈なことです。
これはボトル使用ならば問題ないと思います。
また、ソフトフラスクではサロモンの500mLの方が、形状の違いのためか、出し入れが楽でした。
サロモンの方がメッシュと摩擦する面積が小さく、ひっかかりが少ないのが原因だと思います。f:id:CHIKUSENDO:20170514211118j:plain
右端のオスプレイ500mLとその左隣のサロモン500mLを比べると、横幅の違いが一目瞭然だと思います。
一概に摩擦が大きいといっても、良し悪しは状況次第なのが面白いところです。