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竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感です。藤沢周平が好きです。

充足感と喪失感ー出版健保ロードレース2016

原点

私が本格的にランニングを始めたのは、2011年の夏でした。
仲の良い友人が本格的にランニングを始めて、フルマラソントレイルランニングのレースに出てる姿を見て、楽しそうだから自分もやってみたい、そんな気持ちから走り始めました。
ちょうど私の働く業界健保のロードレースが皇居で例年行われてることもあり、入賞目指してトレーニングを始めたのが、その夏でした。
今ではトレイルランニングにどっぷり浸かり、ロードのレースには年に1,2回しか出なくなってしまいましたが、最初の目標が達成できなかったこともあり、そのレースには毎年参加してきました。

レース

出版健保ロードレース大会、今年は10月30日の開催でした。
9月にUTMF(短縮でしたが)、10月にハセツネと東京湾アクアスロンにフットサル大会もあり、ろくに練習もできず、身体も疲れていました。
でもとにかくやれるだけのことをやる、それだけでした。
男子年代別の5kmクラスなので、皇居一周をとにかく全力で走るだけです。
19分台ギリギリくらいかな、18分台目指してくださいよ、なんてことをスタート前に同僚と話してました。
いずれにせよ、全力が必要です。
レースは実力者2人が1km手前あたりから抜け出して、あっという間に姿が見えなくなってしまいました。
そのすぐ後ろに付けていた私は、その後の4kmを全くの一人旅で走ることになりました。
一人旅と言えど、そこは日曜日の皇居、レース以外のランナーもいれば観光客も大勢います。
この日はとくにツアー客が多く、途中で減速や停止などを、何回か余儀なくされました。
それは皇居ならば皆同じ条件なのでとくに不利とも思いませんでしたが、今まで参加したなかで一番の人出でした。
途中で10kmクラスのトップのランナーに抜かれるものの、同じカテゴリーの選手は近くに見当たらず、一人旅はそのまま、3位でフィニッシュしました。
6度目の挑戦で、やっとのことの入賞です。
ただ、実は去年の上位が軒並み出場していない状況だったため、組み合わせに恵まれたにすぎないのです。
実際、フィニッシュタイムは19分31秒、7位だった昨年もそのぐらいのタイムでした。
そして、去年の入賞者が4人出場していないことはレース前から知ってました。
単純な引き算でしたが、計算通りに走ることができたのは幸運でした。

ただ、色々割り引いても、自分の原点であるレースで、所期の目標を達成したことの充足感は大きいものです。
そして同時に、目標を失った喪失感もまた大きかったのです。
次はなに目指せばいいんだろう。
充たされると失われる、そんなことを図らずも覚えた大会でした。
なんか大袈裟な話になっちゃいました。

装備

シューズ:アシックスターサージール
ソックス:インジンジ
カーフスリーブ:R×L
スパッツ:スキンズ
パンツ:プーマ
アンダーウェア:オンヨネブレステックPPメッシュ
シャツ:プーマ半袖
帽子:イノベイト