竹仙坊日月抄

トレイルランニング中心の山行記やレース記、その他雑感が主です。藤沢周平が好きです。

取り急ぎネガティブー青梅高水山トレイルラン2017速報

本日開催の青梅高水トレイルラン30kmの部に出走し、とりあえず完走できました。
心配していた雪や泥などのグチャグャトレイルはほとんどなく、快適な山道でした。
フィニッシュタイムは、4時間3分くらいだったと思います。
制限時間が4時間50分なので、余裕のあるレースができませんでした。
当初はギリギリ4時間切りくらいを想定していたので、誤差の範囲といえばそういえなくもないのですが、コンディションの悪さを言い訳に練習しなさ過ぎたなと思います。
反省です。

でも、一点だけよかったのは、ネガティブスプリットでレースを終えることができたこと。
高水山常福院の折り返しまでを前半として、帰路の後半のタイムは3分短かったのです。
これも誤差の範囲ではありますが、レース中に立て直した目標を達成できたという点で、単純に嬉しく思います。
○○ディラン(ノーベル賞をもらってない方)の歌ではありませんが、ネガティブだけど、できるだけポジティブに♪

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常福院の狛犬(吽)。
ただの犬にしか見えないかわいらしさでした。
阿の写真を撮りそびれたので、いつか撮りに行かなくては。

はからずも雪山前夜ー青梅高水山トレイルラン2017

明日4/2は青梅高水トレイルランです。
選手兼運営委員の宮地藤雄さんのブログによると、コース折り返し点の高水山常福院の境内に積雪があるということです。
足周りの装備に悩みましたが、靴はアシックスゲルフジアタック、靴下はドライマックスにすることにしました。
靴はスポルティバミュータントとどちらかで迷いました。
が、高尾山天狗トレイルでこけて左膝の負傷時に履いていたのがゲルフジアタックだったため、トラウマの克服のためにもゲルフジアタックで行こうと思います。
雪融けでぐちゃぐちゃでしょうが、ミュータントには及ばないもののグリップ力は高いので、まず問題ないと思います。

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頼りにしてます。

問題は左膝の痛みと、それに伴う練習不足です。
私の出走する30kmの制限時間は4時間50分と、けっこう厳しいです。
青梅高水には15kmにしか出たことがないので30kmの勝手がわからない上に、故障を抱えての制限時間の厳しさということで、正直不安です。
でも、今回はDNFを宣言していない以上、走るからには
折り返し点の常福院でもらえる鈴を楽しみに、また、参加賞のリュックにも興味があります。
ショートレース用のフリューイッドレースベストパックがヘタり出したので、代わりになるようなものだと嬉しいのですが、果たして。
それでは明日早いので、靴にチップ付けて寝ます。

また最近、心痛める雪崩事故がありましたが、亡くなった若者たちへの祈りとともに山に入りたいと思います。
また、自分の分もさることながら、青梅高水の参加者全員が無事に帰れるようにも祈りながら、走りたいと思います。
ハセツネ30Kの皆さんも、短縮レースではありますが無事を祈っております。

Wintermission2017‐2ー先生と山2017冬2

Intermissionとなってしまった板橋Cityマラソンをはさんで春分の日を過ぎてしまいましたが、今年のwintermissionの報告がまだ終わってませんでした。

2月12日に北八ヶ岳縞枯山茶臼山に雪山ハイキングに行って来ました。
前日飯盛山ハイキングをした後に、山仲間である先生の山荘に一泊させてもらいました。
この日は快晴、朝の甲斐駒ヶ岳
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甲斐駒ヶ岳を見ていつも思うのは、甲斐駒△という使い古された表現です。
本当にかっこいい山です。

先生の山荘から車でピラタス蓼科リゾートまで移動して、北八ヶ岳ロープウェイを使って坪庭に登り、いざ出発です。
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この高さまで自力で登らなくてよいのは楽チンですが、修行にはならないので、いつか麓から登ってみてみたいと密かに思っています。
最初の目標は縞枯山
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見ての通りの晴天で、かつ気温が低めで雪が融けていなくて、非常に歩きやすい1日でした。
縞枯山山頂から展望台に向かう稜線から。
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ちょうど縞枯現象が起きている場所なので、視界が開けています。
縞枯山の展望台からは、次の目標・茶臼山
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南八ヶ岳南アルプスもよく見えています。
信国境方面はこんな感じ。
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雲がありますが、浅間山四阿山などが見えているのだと思います。
移動した先の茶臼山展望台からは、迫力のある南八ヶ岳が。
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海老の尻尾が壮絶な形をしています。
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北方面はおだやかに見えます。
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この日はさほど風が強くなく、この場所で昼食を含めてゆっくり過ごしました。

帰路は雪原。
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森の中へ。
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振り向けば天狗岳
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2016年の7月に、やはり先生と一緒に登った山なのですが、まるで違う山のように見えます。
再び雪原へ。
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終盤、坪庭に近い展望台からの一コマ。
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霧ヶ峰、美ヶ原方面がよく見えています。
今年もあそこに走りに行ければいいのですが。

坪庭に帰りついたのは14時55分頃、10時少し前に行動を開始したので、5時間ほどの雪山ハイキングでした。
来し方を振り向けば、縞枯山が白く浮かび上がっています。
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逆に正面の北横岳は、青く沈んでいました。
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雲の輝きが映えます。
白と青だけの世界もまた様々であるようです。

2017-2018シーズンもまた、wintermissionとして白と青だけの世界に行ければよいなと思います。